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備忘録【4/19】 VS 日本ハム ≪9勝6敗≫

2023年04月20日 06時54分12秒 | マリーンズ2023
≪2023/4/19≫

【 日本ハム3―4ロッテ ( 2023年4月19日    エスコンフィールド北海道 )】

≪対F:5勝0敗≫

 1点差の9回。ロッテ・沢村が1死一、三塁のピンチをしのぐと、祈るように見つめていた森の表情が一気に緩んだ。5回1/3を5安打2失点でプロ6年目の初勝利。「ハラハラしましたけど、みんながつないで勝ちを持ってきてくれたのでうれしい」と笑った。

 立ち上がりは緊張から走者を背負う投球となったが、2回1死一、二塁を最少失点で切り抜けると、3回以降は3イニング連続3者凡退。昨季の1軍で最速149キロだった直球は151キロまで伸び、スライダー、フォークなどの変化球を交えた打たせて取る投球がさえた。

 育成2位での入団。プロ生活はリハビリから始まった。そんな右腕には2つの転機がある。21年春季キャンプでベテランの美馬に師事。フォークを教わり改良したことで、同年は2軍で10勝を挙げて支配下を勝ち取った。

 プロの厳しさを改めて知ったのは、2度目の登板となった昨年8月7日の西武戦。プロ初先発したが、4回7失点に沈んだ。「このままではいけない。どれだけ野球にのめり込めるか」。美馬や石川の動画やデータなどを見て、抑えるために何が必要かを自ら研究するようになった。

 ウイニングボールは感謝の気持ちを込めて宮崎の両親に送る。森は「やっとスタートできた。今日をきっかけに飛躍のシーズンにしたい」と誓った。(大内 辰祐)

 ◇森 遼大朗(もり・りょうたろう)1999年(平11)4月22日生まれ、宮崎県都城市出身の23歳。1メートル80、87キロ。血液型A。父とのキャッチボールをきっかけに小4から本格的に野球を始め、五十市中3年時には宮崎県選抜に選出された。都城商では2年秋からエース。3年夏は県大会4強。17年育成ドラフト2位でロッテに入団し、21年にイースタン・リーグで最多勝を獲得して支配下契約を結び、背番号62に変更。

 ☆初記録 1軍初登板は22年7月30日のオリックス戦で1回無失点。杉本裕太郎から初三振を奪った。初先発は同年8月7日の西武戦で4回7失点で初黒星。

 ☆好き マイブームは実家から送られてくるリンゴ酢の炭酸割り。好きなブランドはユニクロ。お気に入りのアーティストはWANIMA、RADWIMPS、ポルノグラフィティなどで入場曲はWANIMAの「眩光」。


 ロッテ森遼太郎投手(23)が今季初登板で5回1/3を5安打2失点でプロ初勝利を挙げた。

 森は「テンポよく投げられたと思う」と相好を崩した。

 初回から1死一、二塁のピンチを招いたが、野村を右飛。なお2死一、三塁で万波も右飛に仕留めた。

 2回は水野に右前適時打を浴びて1点を失ったが、打線の援護もあり、リードを保ったままマウンドをブルペン陣に託した。

 森は17年育成ドラフト4位で入団。21年シーズンから支配下選手登録されていた。

 チームは開幕から日本ハム戦5戦全勝となった。


 ロッテの井上晴哉内野手(33)が2回に先制2ランを放った。

 「7番・DH」で先発出場。2回2死一塁の第1打席で、伊藤の149キロ直球を逆方向へ運んだ。打球は膨らみのないエスコンフィールド特有の右中間席前部に飛び込んだ。

 侍ジャパンの一員としてWBC優勝に貢献した日本ハム・伊藤とは昨季8打数3安打。今季初対戦で貴重な先制点を叩き出した。

 幕張のアジャコングこと井上は、開幕4番でスタートしたが、ここまで打率1割台と不振で、前日16日の同戦は出場機会がなかった。

 ロッテの先発は今季初登板の森。井上は「森が今季初先発なのでまずは援護点をと思っていました。結果的にホームランという最高の形になりました。次の打席も頑張ります。ごっちゃし!」とコメントした。


 ロッテの佐々木朗の次回登板が21日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に決まった。

 この日、遠征先のエスコンフィールド北海道でブルペン入り。タブレットで投球を確認しながら、直球12、フォーク6、スライダー5の計23球を投じた。見守った吉井監督は「思ったよりも元気だったので大丈夫。予定通りです」と語り、7回1安打無失点だった前回14日のオリックス戦から中6日での起用を決断。指揮官は当初、中6日の方針を示しつつも、球数が想定より多い105球だったため「次のブルペンを見て」と慎重な姿勢を見せていた。


 ロッテ・佐々木朗希投手(21)の次回登板が21日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に決まった。19日の試合前にエスコンフィールドでブルペン入り。投球を見守った吉井理人監督(57)が「予定通りです」とゴーサインを出した。

 この日のブルペンでは直球12、フォーク6、スライダー5の計23球。タブレットを確認しながら吉井監督とを話をする場面もあった。指揮官は北海道入りした17日に「次のブルペンの状態を見て大丈夫だったら中6日でいきます」と方針示していたが、前回14日のオリックス戦で予定よりも多い7回105球を投げたため、ブルペンでの状態次第では変更の可能性もあったが、この日のブルペン投球後「思ったよりも元気だったので大丈夫です」と自信を持ってマウンドに送り出す。


 ロッテの公式ツイッターが「平安藤原時代到来。」を告げた。

 平=平沢大河、安=安田尚憲、藤原=藤原恭大と今季ここまで好調の若手の名前から命名した。

 平沢はこの日の日本ハム戦で2安打。安田は先制2ランを呼び込むチーム初安打。藤原は2安打1打点で、3人全員が得点に絡む活躍を見せた。

 チームは日本ハムに5連勝で貯金3。リーグ3位の好位置に付けた。

 以前からファンの間でもささやかれており、ネットでは「球団が認めた!」「平安藤原時代ってセンス抜群やん」「平安藤原時代が公式化したぞ。」「これが平安藤原時代です。テストに出ます」と歓喜に沸いた。


 ヤクルトはロッテ戦(戸田)に3―2でサヨナラ勝ち。9回1死で育成選手の橋本がサヨナラの中前打を放った。橋本は2安打。先発・原が3回1安打無失点。ロッテは和田が2安打。先発・本前は5回1/3を4安打2失点だった。


 ロッテは19日、女子プロゴルファーの金田久美子(33)が25日の西武戦(ZOZOマリンスタジアム、午後6時試合開始)で始球式を行うと発表した。同戦は球団のオフィシャルスポンサーである株式会社ビーアイテックの冠協賛試合「B.I.TECH スペシャルナイター」として開催され、同社初のCMにも出演している金田は午後5時35分ごろから予定されているファーストピッチセレモニーに登場する。

 金田は球団を通じて「大好きな千葉で始球式ができてとても光栄です。全力投球でストライクを目指して頑張ります。また、4月27日から始まるパナソニックレディースでも優勝を目指して頑張ります。そちらの方もよろしくお願い致します」とコメントした。

 金田は3歳でゴルフを始め、8歳で世界ジュニア選手権を制し、タイガー・ウッズに並ぶ記録を作るなど数々のアマチュア大会で優勝。2011年フジサンケイクラシックでLPGAツアー初優勝。2022年三菱電機レディースで2011年以来の11年ぶりのツアー2勝目。2023年シーズンはツアー3勝目を目指して活躍中。
(以上 スポニチ)



ロッテの森遼大朗投手(23)が、育成入団からプロ6年目で初勝利を挙げた。
今季初先発で5回1/3を5安打2失点。1点差で迎えた9点裏、沢村が右直でピンチを脱した瞬間に安堵(あんど)の表情を浮かべ、「皆さんが必死につないで勝ちを持ってくれたので、すごくうれしいです」。右手に持った両親に届ける勝利球を高々と掲げた。

育成時代から美馬学に師事し、一番近くで学んだ。フォークが大きく成長。右打者の内角をえぐるシュートも武器に加わった。くしくも、今回は開幕先発ローテだった美馬が再調整で2軍行きとなったことで出番が回ってきた。今遠征前には「しっかり楽しんで来いよ」と重圧を和らげてくれる言葉で背中を押された。1失点後はコーチ陣からも「どんどん攻めていけ」と助言ももらい、11人連続で打者を封じる見事な投球も見せた。

高3で左膝をケガし、入団はリハビリスタート。21年12月にようやく支配下登録されての1勝に「支えていただいた人に感謝したいですし、楽しめたと思います」と目尻を下げた。今季チームスローガン「今日をチャンスに変える。」を体現。仲間からもみくちゃにされて祝福を受け、「飛躍のシーズンにしたい」とジャニーズ風の優しげな笑顔があふれた。【鎌田直秀】

▽ロッテ吉井監督(森の初勝利に)「5回で代えても良かったんですけれども、1軍のローテーションに入ってほしいので、6回のマウンドを経験させたかった。戦力になるのは分かったので、またすぐにチャンスはあると思います」


ロッテ江村直也捕手(30)が、「8番捕手」で約2年ぶりに先発出場し、今季初先発でプロ初勝利を挙げた森遼大朗投手(23)を支えた。

21年5月18日のオリックス戦(京セラドーム大阪)以来となる701日ぶりのスタメンマスク。150キロ前後の直球に、フォークや内角のシュートなどをバランス良く織り交ぜたリードだけでなく、ワンバウンドした低めの変化球もしっかりと止めた。打撃でも、4回1死一、二塁の第2打席ではしっかりと送りバントを決めた。

試合前のアップ時には沢村拓一投手(35)から「緊張しているよ~」と、仲間の前で声をかけられ、金沢岳バッテリーコーチ(38)とはベンチ裏で入念に攻撃時のサインの確認も行った。吉井理人監督(57)は「江村も久々のスタメンだったんですけれど、よく頑張ってくれました」とたたえた。【鎌田直秀】


ロッテ井上晴哉内野手(33)が、「7番DH」で先発出場し、2回2死一塁から右中間に1号2ランを放った。

WBCの侍ジャパンでも活躍した日本ハム伊藤の外角高めの149キロ直球を捉え、「森が今季初先発なので、まずは援護点をと思っていました。結果的にホームランという最高の形になりました。ごっちゃし!」。ベンチに戻ると、相撲のそんきょの姿勢で喜びを表現した。

昨年9月28日の札幌ドーム最終戦では全球団ラスト弾となる3ランを吉田から打っているが、新球場のエスコンフィールドではチーム初本塁打。貴重な先制点を含む3打数2安打1四球で森のプロ初勝利とチームの連勝を導いた。今季の日本ハム戦は負けなしの5連勝となった。【鎌田直秀】


ロッテの井上晴哉内野手(33)が「7番DH」で先発出場し、2回2死一塁から右中間に今季1号2ランを放った。

「森が今季初先発なので、まずは援護点をと思っていました。結果的にホームランという最高の形になりました。ごっちゃし!」と笑顔を見せた。

新球場エスコンフィールドでのチーム初本塁打で貴重な先制点を挙げ、今季初先発の森遼大朗投手(23)を援護した。


ロッテ江村直也捕手(30)が、「8番捕手」で約2年ぶりに先発出場すると発表された。

21年5月18日のオリックス戦(京セラドーム大阪)以来となる701日ぶりのスタメンマスク。試合前のアップ時には沢村拓一投手から「緊張しているよ~」と、仲間の前で声をかけられていた。チームのムードメーカーが、今季初先発でプロ初勝利を狙う森遼大朗投手(23)を盛り上げる。


ロッテのメルセデスは今季2試合に先発して防御率0・77だが、まだ白星がない。

同投手が登板時のロッテ打線は5日日本ハム戦が6回攻撃して0点、13日西武戦も6回で0点。巨人時代の昨年も最後の先発2試合は援護点がなく、メルセデスは昨年から4試合連続で援護点0の不運。そろそろ打線の援護が欲しい。


ロッテ佐々木朗希投手(21)の次回登板が、21日のソフトバンク戦(午後6時開始、ZOZOマリン)に正式決定した。

19日、日本ハム-ロッテ戦が行われるエスコンフィールドで試合前にブルペン入りし、スライダーとフォークも交えて23球。投げる姿を確認した吉井理人監督(57)が「中6日で。思ったより元気だったので、大丈夫です」とゴーサインを出した。

佐々木朗と一緒にタブレットで投球内容を確認しながらのブルペンだった。「どんな感じで投げたらどんな数字が出るかというのを分かっていたら調子悪い時も調子良い時もチェックになる」。2人で画面を見ながら会話する場面もあり、「特にスライダーを練習中なので、どういうふうに投げたらどんな変化するとか、どんな回転するとかをチェックしながら、練習しています。回転の向きと横と縦の変化量ですね」と説明した。

佐々木朗は調整などが順調ならば、今後も中6日のローテーションを守っていく予定だ。14日のオリックス戦では1安打11奪三振無失点で山本に投げ勝ち、次はソフトバンク3連戦の初戦となる。その後も、28日オリックス戦(京セラドーム)、5月5日ソフトバンク戦(ZOZOマリン)と続く予定。昨季の1位、2位チームと、4週連続で3連戦初戦を任せ、上位斬りをもくろむ。【鎌田直秀】


「キンクミ」がナイスショットだけでなく、ナイスボールに挑む! ロッテは19日、ZOZOマリンスタジアムでの25日西武戦(午後6時開始)でオフィシャルスポンサー「アイテック」の冠協賛試合「B.I.TECH スペシャルナイター」を開催し、同社初CMに出演している女子プロゴルファー金田久美子(33)が始球式を行うことを発表した。ファーストピッチセレモニーとして午後5時35分ごろから行われる予定だ。

金田は「大好きな千葉で始球式が出来て、とても光栄です。全力投球でストライクを目指して頑張ります。また、4月27日から始まるパナソニックレディースでも優勝を目指して頑張ります。そちらの方もよろしくお願い致します」と意気込んだ。

金田は3歳でゴルフを始め、8歳で世界ジュニア選手権を制してタイガー・ウッズに並ぶ記録を作るなど、数々のアマチュアの大会で優勝。11年フジサンケイクラシックでLPGAツアー初優勝。22年三菱電機レディースで2011年以来の11年ぶりのツアー2勝目。23年シーズンはツアー3勝目を目指して活躍中だ。
(以上 日刊)



 6年目のロッテ・森遼大朗投手(23)に待望の瞬間が訪れた。日本ハム・万波が右飛に倒れると満面の笑みでナインとハイタッチを交わした。5回1/35安打2失点、プロ4試合目の登板で念願の初勝利。「とにかくホッとした。ハラハラしたけど、うれしいです」とウィニングボールを大事に握りしめた。

 粘りの投球が光った。初回から2死一、三塁のピンチを背負ったが無失点。2点リードの2回には1死一、二塁から水野の適時打で1失点したが、その後のピンチをどうにかこらえた。吉井監督が「武器になる」と評価する右打者へのシュートで3回からは3イニング連続で3者凡退。6回に1死三塁とされたところで降板となったが、先発の仕事を果たした。

 苦労を重ねつかんだ白星だ。17年育成2位で入団したが3年間結果を残せず支配下登録のお呼びはかからなかった。迎えた21年。春季キャンプで同じく2軍調整していた美馬にすがるような思いでフォークを教わると一気に視界が開けファームで10勝。最多勝を獲得し、同年12月に念願の支配下登録となった。ところが1軍初先発の昨年8月7日の西武戦(ベルーナD)では4回7失点KO。「このままじゃいけない」と自宅でも美馬や石川をはじめとした投手の動画を研究。一歩一歩、階段を上ってきた。

 吉井監督も「またすぐチャンスが来ると思う」と評価したが、目標はまだまだ先にある。1学年上のオリックス・山本と投げ合い、勝つことだ。都城商時代に都城高の剛腕と対戦経験はあるが、すでに相手は球界を代表する投手。遠くなった背中を追いかけていく。「この6年は長いようで短かった。これからも必死こいて頑張りたい」。23歳の物語はまだまだ始まったばかりだ。(小田原 実穂)

 ◆森 遼大朗(もり・りょうたろう)1999年4月22日、宮崎・都城市生まれ、23歳。都城商では2年からエースも甲子園出場はなし。17年育成ドラフト2位でロッテに入団し21年12月に支配下登録。球種は直球、カーブ、スライダー、フォーク、シュート。好きなアーティストはWANIMAとRADWIMPS。180センチ87キロ。右投左打。


 北の国から今季1発目の“ごっちゃし”だ。ロッテの井上晴哉内野手が今季1号となる先制2ランをマーク。プロ初勝利を狙う先発・森を援護した。

 両軍無得点の2回2死一塁、日本ハム・伊藤の直球を振り抜くとゆっくり弧を描きながら打球は右翼スタンドへと吸い込まれた。「森が今季初先発なのでまずは援護点をと思った。結果的にホームランという最高の形になりました」とベンチではお決まりのホームランパフォーマンス“ごっちゃしポーズ”を披露。ロッテファンからは大きな歓声が送られた。


 ロッテの佐々木朗希投手が21日のソフトバンク戦(ZOZO)で中6日で登板することが正式決定した。19日の日本ハムとの試合前にエスコンでブルペン入りし、タブレットで回転軸や変化量を確認しながら23球。ブルペンを見守った吉井監督は「思ったより元気だったので大丈夫。朗希は予定通り行きます」と明言した。前回の14日・オリックス戦では7回1安打無失点11奪三振で2勝目をマーク。次回は上位のソフトバンク斬りで自身3連勝を狙う。
(以上 報知)



ロッテは6年目の森が六回途中まで2失点でしのぎ、プロ初勝利を挙げた。打線は二回に井上の2ランで先制。2―1の三回は藤原の適時二塁打などで2点を加え、継投で逃げ切った。日本ハムは今季ロッテに5戦全敗。


ロッテは6年目の森が六回途中まで2失点でしのぎ、プロ初勝利を挙げた。森のヒーローインタビューは以下のとおり。

--初勝利を収めた感想を
「とにかくほっとしてます」

--どんな思いでマウンドに上がったか
「チームスローガンである『今日をチャンスに変える。』ということで、今日をチャンスに変えようと思って投げました」

--3イニング連続3者凡退というシーンもあった
「とにかく投げることに必死だったので、結果的に抑えられたので良かったです」

--どこが良かったか
「点を取られたイニングで最少失点で切り抜けることができたのでそこが良かったです」

--6年目どういうシーズンしたいか
「今日をきっかけに飛躍していけるシーズンにしていきたいです」

--(ウイニングボールを)持った感触は
「皆さんが必死に繋いで勝ちを持って来てくれたのですごくうれしいです」

--(ウイニングボールは)どうするか
「実家に送って両親に届けたいです」

--両親へメッセージ
「これからも応援よろしくお願いします」

--吉井監督からは何か言葉は
「良かったなと声をかけてもらいました」

--ファンの皆様へ最後一言
「明日からも熱い声援よろしくお願いします」
(以上 サンスポ)



 緊張でこわばっていた顔が一気に緩んだ。育成出身6年目のロッテ・森遼大朗投手(23)が5回1/3を5安打2失点で待望のプロ初勝利。沢村が九回のピンチをしのぎ、最後のアウトを取った瞬間、白い歯をのぞかせ、ベンチを飛び出した。

 心拍数が上がっても落ち着きは失わなかった。初回は無失点。だが、2-0の二回1死一、二塁から水野に右前適時打を浴びた。僅差の緊迫した展開となったが、強心臓を発揮。冷静さを欠くことなく最少失点に抑えた。

 その後は「コーチ陣からどんどん攻めていけと声をかけてもらった」と、テンポよく3イニング連続で3者凡退。「緊張したけど、途中からは普段通り投げられた」。初勝利の喜びがにじみ出た。

 昨季の8月7日・西武戦(ベルーナ)が転機となった。プロ初先発の機会を得たが、4回8安打7失点。プロ2度目の登板で厳しさに直面し、「このままではいけないと思い知らされた」。先輩の美馬や石川の投球を徹底的に研究。忘れられない悔しさが己を奮い立たせた。

 育成2位での入団かからようやくここまでたどり着いた。だが、右腕にとってはまだ始まったばかり。「やっとスタートできた。また必死こいて頑張りたい」。23歳の苦労人が新たな扉を開いた。

 ◆森 遼大朗(もり・りょうたろう)1999年4月22日生まれ、23歳。宮崎県出身。180センチ、87キロ。右投げ左打ち。投手。背番号62。今季推定年俸460万円。都城商から2017年度育成ドラフト2位でロッテ入団。21年オフに支配下登録。22年7月30日・オリックス戦(ZOZO)で初登板。


 ロッテの森遼太朗投手が、5回1/3を5安打2失点と好投。プロ6年目にして待望の初勝利を挙げ「緊張したけど、途中からは普段通り投げられた」と振り返った。

 2-0の二回には安打と四球などで、1失点を喫したが、その後は3イニング連続で三者凡退。六回にマウンドを降りた後は、ベンチから祈るような表情で試合を見つめた。

 抑えの沢村が最後の打者・万波を右飛に仕留めた瞬間には、笑顔でベンチを飛び出した。ウイニングボールを受け取り「ハラハラしたけどすごくうれしいです」。喜びの表情を浮かべた
 ともに自主トレに励んだ美馬からは「しっかり楽しんでこいよ」と声をかけてもらっていた。師匠の言葉を胸に、今季初マウンドでプロ初星を手にし「楽しんでできたと思います」と頰が緩んだ。


 ロッテが1点差を逃げ切り。日本ハムに5連勝とした。

 両軍無得点の二回、2死一塁から井上が、伊藤の149キロの直球を捉えた。打球は悠々と右中間スタンドに到達し、今季1号でエスコン初の先制の2ランに。チームに勢いを付けた。

 1点リードの三回では、先頭・平沢が遊撃内野安打を放つと、遊撃・谷内が一塁へ悪送球。その間に、平沢が二塁へ進み好機を拡大した。続く藤原は左翼線へ適時二塁打を放ち、リードを拡大した。

 投げては、森が先発し、プロ初勝利を挙げた。5回1/3を5安打2失点。2-0の二回には、1死一、二塁から水野に右前適時打を許したが、その後は五回まで3者凡退。だが六回、先頭・清宮に右翼線二塁打を浴びるなど、1死二塁とピンチを背負ったところで交代が告げられ、この日の役割を終えた。

 九回は沢村が1死一、三塁のピンチを招いたが、何とか守り切った。


 ロッテ・井上晴哉内野手が、「7番・DH」でスタメン出場。1号先制2ランを放ち、チームに勢いを付けた。

 両軍無得点の二回だ。1死から安田が中前打を放ち、2死一塁から井上が打席へ。伊藤が投じた149キロ直球を捉え、右翼席最前列にたたき込んだ。先制の2ランとし、お決まりのパフォーマンスの“ごっちゃし”も披露した。プロ初勝利を狙う先発・森を大きく援護する一発となった。
(以上 デイリー)



 ロッテの森遼大朗投手(23)が19日、敵地での日本ハム戦で5回1/3(81球)を投げ、5安打2失点、1四球2三振と好投し、プロ初勝利を掴んだ。

 2回に7番・井上晴哉の1号2ランで先制した直後に1点を返されたものの、3回にも1番・藤原恭大の適時打などで2得点。味方の援護にも恵まれた今季初登板の右腕は、3回から5回まで3イニング連続3者凡退とリズムに乗った。 

森は6回先頭の清宮幸太郎に右二塁打を打たれ、一死三塁となったところで降板。2番手の坂本光士郎が谷内亮太に適時打、8回に4番手・小野郁が1点差とされ、さらに9回は澤村拓一が一死一・三塁のピンチを招いたが、あと1本は許さずゲームセット。リリーフ陣がなんとか踏ん張り、育成出身の高卒6年目右腕に白星をプレゼントした。

 昨季の一軍デビューから通算4試合目で嬉しいプロ初勝利を掴んだ森は、「とにかくホッとしています」と安堵の笑顔。「皆さんが必死に繋いで勝ちを持ってきてくれたのですごく嬉しいです」と、ウィニングボールを手に喜びを噛み締め、「今日をきっかけに飛躍していくシーズンにしたいと思います」とさらなる活躍を誓った。
(ベースボールキング)

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