ひとり語り 劇車銀河鐵道 いちかわあつき

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梅雨が明けましたね。

2014-07-22 16:24:18 | 日記
梅雨が明けた途端に、あちこちから虻の羽音を
聞くように、遠く近く草刈り機のエンジン音が
聞こえて、自分も負けじと草刈りに乗り出した
のですが、草刈り機のエンジンが掛からず、仕
方なしに鎌で刈る羽目となったのでした。
やはり時間的にも体力的にも、全部終わらせる
ことが出来ず、半分ほどを残して終了しました。
続きは来週かな?

しかしです。鎌による草刈りは確かに大変です
が、面白いなあというところもあり、結構無心
に我を忘れてもっともっとと、やってしまうと
ころがありました。
自然体で地面に這って、土にまみれることは、
決して辛いだけのことではないようです。

昔のお百姓さんは、年に4度の草刈り作業を行
い、また合間にも田の草取りをして、腰を屈め
てその作業に没頭したわけで、それが仕事であ
り、生活そのものだったわけです。

今の私のような、不格好さや気ままさで作業し
たわけではないでしょうが、ただ辛いだけでは
なくて、そこには無意識かもしれないけれど、
労働の喜びはあったのだと思います。

手間暇かけてこその喜びから、かけ離れて暮ら
すことの多い現代ですが、たまには面倒なこと
をやってみるのも新鮮ですね。

利便性、合理性から遠ざかるポジションで、私
はやはり、日々を暮しているようです。
すべてがそうではないですが……。