原節子ファンにとって、とうとうこの日が来たのか
という思いに駆られています。
もちろん、年齢的にはリアルタイムに銀幕の中に彼
女の作品を観ていた世代のファンではありませんが、
小津作品を観はじめてそのファンになったところか
ら、自ずと原節子ファンになったわけですが、これ
がファン心理というものでしょうね、きっと。
訃報(9月5日に亡くなられていました)を伝える昨
夜のニュースに、自然と涙があふれてきました。
前々から、原さんの消息は何も分からなくとも、ただ
この日本に生きておられて、同じ空気の中に存在せら
れているだけでいいのだ、と思っておりました。
まさしく、原節子ファンにとってこれは本当にひとつ
の時代の終幕です。
いや、もうとっくに終わっているといわれる向きもお
られるかもしれませんが……。本当の終わりというも
のはその人の肉体的消滅を持って終わるもののように
思います。
永遠の処女とか、日本のグレタ・ガルボとか云われた
原節子さんですが、そんな形容などどうでもいい程に
彼女は素晴らしい女優でした。唯一無二の存在でした。
どうぞ、まだ原節子を観たことがないという,若い世
代の映画ファンに見て頂きたいと思います。
おじさん何を言っているのかわからない、思う向きも
あるかもしれませんが、それはあくまで個人の感覚の
問題でもありますから仕方ありません。
それがファン心理というものだと、お許しください。
という思いに駆られています。
もちろん、年齢的にはリアルタイムに銀幕の中に彼
女の作品を観ていた世代のファンではありませんが、
小津作品を観はじめてそのファンになったところか
ら、自ずと原節子ファンになったわけですが、これ
がファン心理というものでしょうね、きっと。
訃報(9月5日に亡くなられていました)を伝える昨
夜のニュースに、自然と涙があふれてきました。
前々から、原さんの消息は何も分からなくとも、ただ
この日本に生きておられて、同じ空気の中に存在せら
れているだけでいいのだ、と思っておりました。
まさしく、原節子ファンにとってこれは本当にひとつ
の時代の終幕です。
いや、もうとっくに終わっているといわれる向きもお
られるかもしれませんが……。本当の終わりというも
のはその人の肉体的消滅を持って終わるもののように
思います。
永遠の処女とか、日本のグレタ・ガルボとか云われた
原節子さんですが、そんな形容などどうでもいい程に
彼女は素晴らしい女優でした。唯一無二の存在でした。
どうぞ、まだ原節子を観たことがないという,若い世
代の映画ファンに見て頂きたいと思います。
おじさん何を言っているのかわからない、思う向きも
あるかもしれませんが、それはあくまで個人の感覚の
問題でもありますから仕方ありません。
それがファン心理というものだと、お許しください。