ひとり語り 劇車銀河鐵道 いちかわあつき

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慌ただしくこの1月が……。

2016-01-28 16:40:43 | 日記
慌ただしくこの1月が、もう過ぎようとしています。
年明け早々に母の容態が急変し、その看取りやら、亡
くなってからの葬儀、その後にぎっくり腰になったりと
何とも落ち着かない年の始まりでした。

3日の朝まで、自分で食事のできた母でしたが、あれ
よあれよという間に寝込み、荒い息となってしまいまし
た。それでも、その寝込んだ夜は強い力で酸素マスクを
外してしまい、宥めても諭してもダメで、一晩格闘を繰
り返しました。
その後だんだん力もなくなって行きましたが、大よそ
親戚の人たち、会っておいてもらいたい人にも会っても
らえ、寝付いてから3日後の夕方帰らぬ人になりました。

享年90歳。老衰での最後でした。
若い時から病弱で、長生きはできないというのが口癖
の人でしたが、親戚の誰よりも長生きしてくれました。
面倒を見られるのが嫌で、思い通りにならない体を持
て余し嘆いていた日々からやっと解放されたのですから、
今はきっと遺影の写真のように、明るい笑顔をしている
ことと思います。

去年の秋には、6人目の孫をその手に抱きました。
何も最後の言葉は残してくれませんでしたが、思い残す
ことはなかったろうと、不肖な息子は都合のいい解釈をし
ておる次第です。