ひとり語り 劇車銀河鐵道 いちかわあつき

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

書くために、読むという作業。

2013-06-30 15:03:56 | 日記
 秋に向けて2本の戯曲を書き上げようと、今準備をしています。
 まったく内容の違うものになるので、そのテキストとして読むものもまったく違うのですが・・・・・・。

 まずその1冊が、鎌倉時代の仏教説話集「沙石集」。巻一を読み終えて、今巻二の途中です。
 が、最初は原文を読み、その上で現代語訳を読んでいこうとはじめましたが、あまりに進み具合が遅いので、現代語訳を先行させ、気になった部分だけを拾うことに切り替えました。

 私の師が最後に書き上げた遺作が、この「沙石集」をもとにして書かれたものだったので、いつかは読まなければと思いながらついつい怠っていたものを、向こうからやってきてくれた感があります。

 今1冊はアントン・チェーホフの戯曲「桜の園・三人姉妹」。神西清訳の新潮文庫版です。
 20代から何度も読んできた作品なんですが、今回なんとも一つ一つのセリフが、生きたセリフとして入ってくることに驚いています。
 これが歳を取るということであり、芝居ということに置いても、年輪を積み重ねるということなのかと、あらためて感じ入っていますが、それでも普通の演劇人の方々に比べれば、この歳でようやくこの閾かというところかもしれず、この先どのくらいの時を費やせば、まともなレベルに到達できるかと、思ってしまいます。
 それでも、チェーホフに立ち向かうしかない、というのが私の現状で、まあだから何? という程度のことなのでしょうが、読むしかないのです。出来れば他訳のものも読みたいですが、手に入るか・・・・・・。

 そのほか、橋本治さんの著作を読み齧ったり、また法律関係の書物にも手を伸ばそうかと考えています。

 そう言いつつも、まったく関係のないものにも手を伸ばし、小川洋子著「猫を抱いて象と泳ぐ」を読んだり、前に「ワタシのほんだな」で紹介した三枝和子さんの小説「その日の夏」を本棚に見つけてしまったので、いっきに読んでしまったり、また谷川俊太郎さんの詩集「夜のミッキー・マウス」を読んでしまったりしているのですが、まったく関係ないかといえば、そうでもないのが面白いところで、やはり世界はそこそこに繋がっていて、いろんなことを教えてくれ、必要な情報を与えてくれます。

 読書は、めぐりまわる宇宙の端緒に繋がる窓であるようです。
 さあしかし、なかなか、いまだ書き出すに至れない私です。

草刈機。

2013-06-29 22:30:36 | 日記
 空梅雨といわれながらも、ここ何日かは多少雨が降って、畑や庭の草もかなり伸びていて、もうそろそろ草を刈らねばと、ホームセンターで草刈機用の混合ガソリンを買って来て補給し、さあ草を刈ろうとしたのですが、ぜんぜんエンジンが掛かりません。
 引っ張りに引っ張るが掛からなくて、とうとうあきらめてしまいました。

 草刈機を買って何年になるのか、確かにそんなに掛かりのいい高級なマシンではないのですが、まったく掛からないということはありませんでした。
 点検も整備もしないままに使い続けてきたわけで、やはり修理とかが必要なのか?
 明日もう一度チャレンジしてダメだったら考えてみようと思いますが、細かなメンテナンスとか、購入時に何もなかったので、よくわかりません。

 結局今日は草刈鎌で刈り始めましたが、そんなに進まないうちに日が暮れてしまいました。まあ、日の陰った午後遅くからはじめたので無理もありませんでしたが・・・・・・。

ゴーヤと朝顔。

2013-06-26 10:34:46 | 日記
 今年も居間の窓の外の軒に、日よけのためのゴーヤと朝顔を植えました。
 が、去年は、どうしても網目いっぱいには葉が繁らず、ダメでした。
 今年も今のところは日よけの役に立てそうな、勢いがありません。

 去年は種から植えたゴーヤでしたが、今年は怠けて苗を買ってきて植えました。
 朝顔は去年種をとったのですが、結局はこぼれ種から自生したものが主で、種類もまちまち。畑に出てきたものを移植してプランターに寄せました。

 さてさて、ゴーヤはなかなか真っ直ぐに蔓を伸ばさず、くねくねと曲がりながら、黄色い花をちらほら咲かせ始めています。
 朝顔も、だんだん伸びてはきていますが、花目を付けるまでにはまだ時間が掛かりそうです。

 今年は少しでも日よけの役に立ってもらいたいのですが、一日のトータルとしての日照時間が少ない場所だけに、成長も芳しくはないのでしょう。隙間だらけの大まかな木漏れ日状態になる気配です。
 しかし、夏の午後の陽射しは強いので、それをなんとか凌げるような、グリーン・カーテンが欲しいのですけれど・・・・・・。

雨の朝の梅採り。

2013-06-21 13:50:01 | 日記
 今朝起き掛けに畑のほうが気になって、パジャマ姿のまま畑の方へ行きまして、小雨だったので傘もろくにささないで、キャベツ・トマト・キュウリ・オクラ・カボチャと見てまわり、最後に梅の木のそばへ行くと、もう熟しはじめた梅の実が地面に落ち始めているではありませんか。

 これはもう打ち捨てておくわけには行きませんで、さっそくバケツを持参し、落ちた梅から収集にかかり、手に取れる範囲の梅の実をもいで行きました。

 今年は実も大きく、あまり虫にも食われていなくて、とても良い実がたくさん採れました。
 しかし、そのうちに雨もだんだんしっかり降ってきたので、朝っぱらから濡れました。

 まだ枝の高いところにも梅の実はありますが、脚立を置いての梅採りは、雨の止むのを待つことにしました。

ようやっと、まとまった雨が・・・・・・。

2013-06-19 13:50:32 | 日記
 昨日から待っていた雨が、未明から少しずつ降って、ようやっと、まとまった雨が今降り出してきたというところでしょうか?
 局地的には激しい雨になるかもしれないと、天気予報では言っていましたが、その局地的なる地に、この地がなるのかならないのかは予報されないので、予想的感覚で空を見上げていましたが、いまだ土砂降りの雨の中というほどには、降って来ていません。

 うれしいのは畑の野菜たちなのでありましょうが、それ以上に「うれしいのはお前だけじゃない」とばかりに、それを取り巻く数多の草草がそれ以上にうれしがって背丈を伸ばします。
 そういえば、ついこの間まで雨が降るとうれしがって鳴いていたカエルの声がしません。カエルはもううれしくはないのでしょうか?

 昨日仕事で訪れたところでは、しきりにホトトギスが鳴いていて、それを聞く人たちはめいめい好き勝手なオノマトペをあてて、鳴き声を真似ていましたが「ホッチョカケタカ」「ホウチョウカケタカ」「トッキョキョカキョク」etc・・・ではなく、ホトトギスは一生懸命鳴いていて、やっぱりこの季節を喜んで鳴いているのかと思うのも、われわれ人間の勝手な解釈で、そこにはその鳥のイトナミの妙なるもの故かなで、やっぱり鳴いているわけでありましょうか?

 そうそう、その時の話題で、キュウリ泥棒はやっぱりハクビシンが公算大ということになりまして、しかし今年は猫にキュウリを盗られたという人もいて、キュウリの需要の拡大に驚いた次第でありました。

 はてさて、まとまった雨が・・・・・・という話をしようとはじめた記事は、まとまりもなく拡大していく一方なので、このあたりで切にしようと思うのですが、なにしろ6月もまだ10日あまり残していまして、それでこのごろの暑さでは先が思いやられます。

 どうぞ皆様、お身体健悟にお過ごしくださいますように。