春の緑のブツ

義母から届いた荷物の中に、フキが入っていた。実家ではさんざん食卓に並んでいたし、母上がせっせと皮を剥いてる姿も覚えているので『これはフキだ』という認識はあるのだが、食わず嫌いで実は一度も食べたことがない。お恥ずかしい限りだ。とりあえずおねーたまにこの画像を添付して『これって下茹でした状態?それとも味付け済み?』とメールを送ったところ、『長いまんま味付けする人はいないっちゅーの』と笑いつつ怒りつつコールバックをくれた。そりゃそうだわねー。おねーたまがあきれつつ懇切丁寧にレシピを教えてくれたので、これから勇気を出して煮てみようと思う。このフキを育てた方、義母、おねーたま、母上、そして食べ役の家人、すみません。先に謝っときます。きっとまたもの凄いものが出来上がってしまう悪寒に打ち震えているマスターなのでした。
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