冥土 in Japan -メイドインジャパン-

闘病記録を後悔ブログとし、
更なる病人の参考に供せむとてすなり

2020年8月21日 コロナ向け常備薬候補

2020年08月21日 13時42分42秒 | コロナ
コロナで自宅待機をよく言われますが、多くの医師が、待機中に売薬を使うことを嫌うみたいです。
比較的、安全と言われてるのは、高熱に対しての、アセトアミノフェン系の解熱鎮痛剤くらい。
特に、総合感冒薬は、いろんな物が入ってるので、嫌う先生が多いようです。
でも症状は、高熱だけではありません。私も、高熱と同時に味覚消失、吐き気、腹痛、下痢、嘔吐、頭痛、筋肉痛、関節痛、ひどい不整脈、咳が少し、肋間神経痛も出ました。
他に、もともと患っている上大静脈症候群由来と思われる症状もあります。

病状の中間まとめ https://is.gd/yfrGCL

そこで、私は漢方に頼りましたので、ご参考までにお勧めできる常備薬を上げておきます。
大抵の薬局で売っている物だけを上げました。

●葛根湯(かっこんとう)
私が使った薬です。風邪の大抵の症状に使えて、初期に使うものです。
症状がひどい時は倍量を一度に使います。

●麻黄湯(まおうとう)
高熱時の定番です。症状がひどい時は倍量を一度に使います。

●柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
腹痛、吐き気、下痢などに有効。

●麦門冬湯(ばくもんどうとう)
はげしい咳

●小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
くしゃみ・鼻水、咳等

ちなみに、いくつもの症状がある場合、混用してはいけません。
一番ツライ症状に向けた薬を使います。
医師なら組み合わせて使用できますが、素人にそこまで手ほどきするのは不可能です。

私の場合は、深夜に、高熱で39度1分まで上がって、嘔吐がちょっと治まった時に、葛根湯を2回分を一度に飲みました。
その後、朝までには、大汗をかいてほぼ全ての症状が治まり、熱だけが38度ちょっとで係留してる状態になりました。消えた味覚も戻りました。
葛根湯が良かったのか、熱を下げたのが良かったのかは判りませんが、高熱が下がるのに伴って治まってるので、解熱がポイントな面があるかもしれません。

漢方は、絶対安全という事はないですが、間違って一度、二度使っても、問題ない、というか、そもそも症状や体質の変化に合わせて薬も変えるので、緊急時にちょっと使うには、とても使いやすいです。

でも、基本は、漢方医や漢方薬局で相談することです。
「漢方で治そう」というつもりなら、これが絶対です。