冥土 in Japan -メイドインジャパン-

闘病記録を後悔ブログとし、
更なる病人の参考に供せむとてすなり

2020年8月1日 新コロナはタダの風邪❓

2020年08月01日 23時26分44秒 | コロナ
以前からありましたが、また「新コロナは、ただの風邪」、「新コロナで死んだ人はいない」などという無責任なデマが最近増えています。中には「大学教授」を名乗る各種のアカウントもあります。

新コロナには、ただの風邪や、インフルエンザとは全く違う特徴があります。

●高熱を伴うだけでなく、沢山の症状が激しい症状が出て、命を落とす可能性も高いこと。
 私の場合、高熱と共に、下痢・嘔吐などの胃腸症状も出ました。
 行政から「自宅で様子見」を命じられて、高熱を出して自宅待機中に亡くなった方、救急搬送された時は手遅れですぐ亡くなった方のニュースが初期に流れました。
 普通のインフルエンザでは、高熱は出ますが、若い人や健康な人が、そうそう死亡することはありません。
 高齢者や、耐力の落ちてる人、病気の人など、いわゆるハイリスクグループの人が亡くなるケースがほとんどです。
 新コロナでは、健康な人、若い人でも急激に症状が悪化して亡くなるケースが多発してます。

●新コロナウィルスが直接肺炎を起こす。
 インフルエンザウィルスは、肺炎を起こしません。
 インフルエンザで起こる肺炎は、インフルエンザで身体が弱ったことにより、他の細菌などが肺で暴れだす二次性肺炎というものです。殆どは細菌によるものなので、抗生物質で治療ができます。
 しかし、新コロナウィルスは、直接、ウィルスが肺炎を起こし、これには抗生物質は効きません。
 治療方法が全く異なる別の病気です。
 また、肺炎の種類も「間質性肺炎」という全く違う病気で、肺線維症という後遺症を残す事が多い、厄介な肺炎です。

●新コロナでは、重症患者のインフルエンザや風邪をこじらせたのより入院期間がはるかに長く、人工呼吸器や、膜型人口肺(エクモ)などを長期間占有するので、重症者が増えると治療が難しくなるという危険な特徴があります。

●新コロナウィルスによる間質性肺炎で沢山の方が亡くなっています。
 現在では、このウィルスがどのように身体に侵入し、病気を起こしていくかが、かなり明らかになっています。
 「このウィルスで死んだ人はいない」というのは、明らかなデマです。

★こういうデマを流す、各種SNSや、YouTube のアカウントの中には「大学教授」「医師」「医学博士」などと自称してる物がいくつもありますが、これらのアカウントが本当にそうであるかの保証はありません。
 また、厄介なのは、本物の大学教授がこういうデマを流してるケースもあることです。
 その場合の特徴は、根拠となる論文を一切上げておらず、自分の説だけを強調してる事です。
 どういうわけか、そういう教授の説には、自説を主張してるだけで、根拠がないにもかかわらず信者みたいな崇拝する人たちがいます。

 「大学教授」「医師」「医学博士」などのアカウントで発信してる時は、必ず根拠となる論文を提示しているかどうか見て、本物の医師や教授などに、その論文を確認してください。
 論文を出すだけなら、何でも書いて出せますが、その論文が「査読」という作業を経て、確定しているのであれば、医師や教授であれば、すぐに判ります。

2020年8月1日 感染したペットの犬安楽死のニュース

2020年08月01日 22時48分06秒 | コロナ
米国で初めてコロナ陽性の犬を安楽死させる 血尿が出て歩けなくなる #ldnews https://news.livedoor.com/article/detail/18661028/…

ワンちゃんや猫ちゃんを飼ってる人には仰天のニュースですが、それほど恐ろしい話ではないようです。
この子はリンパ腫という病気に元々罹っていて、その上に感染して悪化した珍しい例です。
犬も猫も、新コロナには、感染するが不顕性感染も多く、悪化することはめったにないというのは、変わっていないようです。
また、犬や猫から人間へ感染した例も、まだ報告されていません。
新コロナは、大流行してますが、ペットを取り巻く状況は、変わってはいないようです。