先月に発覚した、内閣府職員が韓国で変死した事件についての新たに公表された情報です。
6日の夜、韓国人の友人男性に「ソウルに来ている。会おう」というメールを送り、翌日の7日午前10時ごろから午後9時ごろまで、一緒にソウル市内を観光、その際、職員は「留学中は日本には帰ることができない。アメリカでの留学や生活のことで悩んでいる」などと話していたということです。更に、「アメリカへの帰りの便は1月16日を押さえた」と話した。
荷物を預かったソウル市内のホテルによると、職員は先月６日か７日、ホテルに予約もなく一人で訪れた。ホテルには一回しか使えない公用旅券とみられる緑色のパスポートを示しており、名前も日本名だったという。ホテル側は日本語で話しかけても英語で話し続けたといい、「変な客だと思った」と話している。
報道映像から、男性職員がソウルで宿泊したホテルは、「K-Pop Guesthouse Seoul Station」および「Hotel Irenecity」であると読み取れる。K-Pop Guesthouseの監視カメラに男性職員と見られる人物の映像が写っていた。
ソウル市内の宿泊施設で、1月10日に撮影された映像には、死亡した職員とみられる男性が映っている。職員は、この宿泊施設を1月4日から11日まで、インターネットで事前に予約し、料金は前払いしていた。
男性職員が、韓国の警察署に落とし物をしたと届け出ていたことが新たに分かりました。申告した落し物は「パスポートカバー」。（政府関係者の声として、韓国に滞在していたことをアピールしようとしていたようだ、というコメントも報道されている。）
職員が離婚問題を含んだ家庭問題、金銭問題等を抱えていた可能性があり、国費で留学している間は、勉学への専念のため原則として帰国できないため（日本以外の国への出張は可能）、出張を名目に韓国に入り、ゴムボートで日本へ密入国しようとしていた可能性や、武器麻薬等の密輸に関与し、何らかのトラブルに巻き込まれた可能性等が捜査を進める中で検討されている。
公安関係に詳しい専門家は「当初は事件に巻き込まれゴムボートに乗せられたのか、などとみていたが、防寒着を２枚着用し、小型エンジンを自ら購入していた可能性もあるとの話もある。ただ、真夏でも荒れかねない海に、真冬、それも簡易なゴムボートで出るのは無謀な行為。日韓関係が難しい中、真相が解明されるかも含めて注目している」と話している。
青山繁晴氏の考えでは、おそらくこの件は推理小説にでてくるような類の事件ではなく、別の意味で非常に異常な、偏差値エリートが追い込まれた末に起こした「奇行」なのではないかとのこと。ただ、真相はおそらく明らかにならないだろうという意見も述べられた。
公用旅行の緑のパスポートなんて初めて知りました
こうして見るとこの職員はわざと足跡を残して、存在を印象付けようとしている感じですね。
国費で留学している間は原則として帰国できないとありますが、絶対に帰ってはいけないって事ではないんでしょ？基本、帰るのは禁止だけど、ちゃんと申請したり、正当な理由があれば帰る事はできるはず、わざわざゴムボートで密入国なんて危険でややこしい事をするのはあり得ないけど、どうなんだろう？正当に帰国の許可をもらうのが密入国するより難しいのかな？
そうなると、正当に帰国の許可がもらえず、密入国をしないといけない理由があったって事ですよね？
本当に謎の多い不思議で気味の悪い事件ですが、ちゃんとした真相解明を望みたいと思います。