東宮家と秋篠宮家

皇太子御一家と秋篠宮御一家は、ご兄弟のせいか何かと比較される傾向にあります。

その中で、皇太子御一家を素晴らしい御一家だと思っている人達は、何故か秋篠宮御一家を批判する傾向にあります。

皇太子御一家の現状を問題視して、このままでは皇室が、ひいては日本が危険にさらされると思い、現状を伝えている方々（春宮擁護派にはアンチ東宮と呼ばれている）の記事を読み、それならばこっちは秋篠宮家を批判してやる！！と対抗意識を燃やしているように秋篠宮家には批判的な感情を東宮擁護派は持っていらっしゃいます。

もちろん、秋篠宮家に落ち度があれば批判はあってもいいと思います。でも、その批判を読んでいると、上記に書きましたようにそっちが皇太子御一家を批判するなら、こっちだって秋篠宮家に何らかの批判をしてやると息巻いて、強引に批判していたり、その内容って別の皇族の方の事を秋篠宮家にスライドしているんじゃ・・・と思うような内容のモノが多いです。

週刊誌でも何度か紀子妃殿下を批判する記事が載りましたね？だいぶ前の記事にはなりますが、秋篠宮家は忙しすぎて職員が嫌がる、紀子妃もピリピリムードで厳しくお叱りになったり朝礼は氷のミーティングだと書かれた事があります。

冷静に考えてみて、宮邸の敷地も狭く、家族が５人（その中で成人皇族が３人）、東宮家の機能が麻痺している為に回ってくる公務も増える、予算も宮家なので皇族費として一定しかもらえないと言う環境の中、公務への移動や宿泊等、自費なので出費が多い、派遣される職員と自費で雇う職員含めて２０人もいない状況で生活しないといけないのに比べて東宮家は広い敷地に３人家族、公務もほとんどない状態で職員は５０人以上、費用も内廷費として秋篠宮家の数倍の額をもらい、公務の移動や宿泊も自費じゃないと言う環境。この状況を見れば、秋篠宮家の生活のやり繰りが本当に大変で紀子妃がピリピリするのもわかります。

そう言えば、海外公務の際に通訳を担当した女性の通訳がグダグダで、紀子妃が公務の合間に別室にお呼びになり、厳しいお声でお叱りになった、公務ではゆったりしたイメージだが、本性はチャキチャキとしてキツイ性格とも書かれた事がありましたね。

紀子妃が公務ではお話もゆったりとされ、優しい雰囲気を出されていますが、プライベートはチャキチャキしているのは有名はお話ですよね？まだ眞子内親王が１歳か２歳の頃、ご静養先で元気に走り回る内親王をワンピースにヒールで紀子妃が追いかけられ、ちょっとした柵か段差をピョンと飛ばれたお姿を地元の方がご覧になって『紀子妃もあんな一面があるのねと思いました』と微笑ましいエピソードとして語れた事がありました。

後は、眞子内親王や佳子内親王、悠仁親王の噂として色々と書かれていますが、書かれている噂も週刊誌やテレビで報道されているモノじゃなく、憶測が多いし、まぁ、今どきの女の子ならそれ位の事は普通かな？と思うものばかりです。

そして何よりも、一番言いたいのが、例え秋篠宮家のプライベートがやんちゃな部分があったり、本当の性格がどんな性格であってもいいんです。ちゃんと公務も行い、表に出る時は所作や作法、身だしなみも皇族としてこれっぽちも恥ずかしくないお姿を見せてくださっているんですから。

公務や会見で見せているお姿は演技で、本性は腹黒だと言う人もいますが、演技上等、あそこまで完璧に演じられていたのなら文句はありません。例え頭では何を考えていても、やるべき事をやり、義務を果たしていればいいんです。

税金で生活をしていて、国の顔であり、その振る舞いこそが日本と言う国のイメージと判断される立場の方が義務も果たさず、やる事もやらず、表へ出れば皇族としての行動を演技でも取る事が出来ない、そんなお姿をバッチリと映像で映される御一家を批判するのは、ある意味当然だと思いませんか？