備蓄米か無くなる頃に参院選が、始まる
こんな記事があった。
備蓄米とはどういう制度なのですか。
山下備蓄米は毎年20万トンを積み上げて100万トンにしています。5年間備蓄して5年経過した米は飼料用として処分する。高い価格で購入して安い価格で放出しているので、毎年500億円の損失が発生しています。
昔は100万トンのうち3分の1ほどは3年保管後市場に売り、同量の新米を買うという操作をしていました。あくまでも主食で売るという前提です。33万トンを売って33万トンを買い戻すのだから市場の供給量はプラスマイナスゼロ。備蓄して3年の米だったら品質にそこまで低下はありませんから、さほど問題はなかった。
ところが2010年ころから、5年間は固定で保管することにしました。そして5年経過したら飼料用に処分すると。表向きは非常時のための備蓄と言っていますが、実はそうではない。減反をして米価を上げると同時に、20万トン分を市場介入によって買い上げ隔離することで米価を高くしているわけです。要するに、国民は農水省にずっと騙されている。誰も本当のことを解説してくれる人がいないから、やりたい放題の状態。ここまで私が発言できるのは、長く農水省で働いてきて彼らの考えることが分かるからです。
――そうした事情は、多くの人に理解されていませんよね。
山下まったくその通りで、「20万トンをコツコツと非常時のために備蓄しています」と言われたら、大抵の人は信じるでしょう。「これは絶対に手をつけてはならない、米価が上がっただけで放出などしてはいけない」と思い込まされてきた。でも100万トンの備蓄なんて、日本の人口と消費量を考えれば2カ月分にも満たない。本当の危機対応としては意味がないんです。
例えば中国は米や小麦などの主要作物を1億トン備蓄しています。日本の人口が中国の10分の1だとしても、比率的にまったく足りません。米だけではなく、少なくとも小麦や大豆も1000万トンは備蓄しておく必要があります。
農業関係の議員たちは「食料安全保障」と言いながら減反政策を進めています。世界の米生産は1960年から3.5倍に増えているのに、日本は補助金を出して生産を4割も減らしている。食料安全保障を掲げながら、主食である米を減らすなど矛盾の極みです。
ギャルvs外国人観光客という異種格闘技戦に出くわしたわけだ。無法者たちを成敗してくれたギャルに感謝をのべたかったところだが、怒られると嫌なので心のなかでありがとうと伝えたそうだ。
「向かいの優先席に座っていたおばあちゃんが、ギャルたちに『あなた達、しっかりしていて偉いわねえ』と褒めたら、2人は照れくさそうに喜んでいました。これからさらに、こういったルール違反の外国人が今後もどんどん増えるのかと思うと憂鬱です。実際、出くわすと、どうやって対処したらいいのか思考が停止してしまいますからね。国も、どんどん観光客を呼ぶのなら、何かしらの対策を教えてほしいですよ」