11月2日
●コラージュの素材探し
今回は、カウンセラーがさっそくコラージュの準備をしてきてくれた。
前のカウンセラーの時と同じ大きさの画用紙にしてくれた。
素材は、急遽かき集めてきたと、女性のファッション雑誌や生活雑貨の雑誌、旅行のパンフレット等・・大学にあるのを持ってきてくれたっぽい+通り道にあるパンフレットを集めてきてくれた感じだった。
今回のセッションは、始めからコラージュ。でも、テーマがない。だから、ボンっと雑誌と画用紙を机に置かれても、何からして良いのか、何をして良いのか分からず、戸惑った。そしたら
CP「前のカウンセラーとは、どうやってやってたの?」
と聞かれた。だから、ある程度テーマを決めてもらって、カウンセラーも一緒に素材を選んだり切り抜いたり貼り付けたりした様子を話した。それから、前のカウンセラーと今まで作ったコラージュや箱庭、塗り絵などの写真(携帯に保存してあった画像)を見せた。そしたら
CP「良いね。楽しかった?これ見ると落ち着いたりしないの?」
と聞かれた。確かに・・確かに、この写真、何気なくよく見てる。その何気なく見てるのって、もしかしたらこれらを見ると、何だか落ち着くからなのかもしれない・・
この写真を見て、カウンセラーがテーマを提案してくれた。
CP「泣いた顔を作ってあった箱庭がとても気になったから、「涙」というテーマはどう?」
と。
それで、そのテーマに関して気になる素材を探した。でも・・見つからない・・ひたすら沈黙の時間、それとカウンセラーも雑誌などを見て、私と同じように一緒に素材を探して、切り抜いたりしてるけど、何か「一緒にやってる感じ」が全然しなかった。シーンと静まった空間で、同じ部屋にはいるけど、別の場所にいるような、何か不思議な感じ。近くにいるのに、近くにいない感じ。テーマは提案してもらったけど、ピンとくる素材が見つからなかった。それから、せっかく気になった素材があったけど、切り抜くことができなかった。
その素材は、何か鹿のような動物が2匹描かれているもの。親子なのかペアなのか分からないけど、大きさが違う2匹だった。でもこの絵が、手書き風で枠というか境目がハッキリしない素材で、切り抜くことができなかった。絵の周囲が額縁のように四角い形になってたけど、そのフチが直線ではなく、くねくねした線になってた。だからこれに沿って切り抜くのは、かなりの至難の技という感じだった。失敗してこの蛇行した線に沿って切れず、間違って切ってしまいそうな感じ。だからと言って、この動物の絵に沿って着る抜くのもまたかなりの至難の技。だから困ってしまった。そこでカウンセラーが
CP「この絵が気になるの?切って良いよ」
私「切れない」
CP「何で?」
私「ここ(周りの線)がうねうねしてて、切れない」
CP「この線に合わせて切らなくても良いよ。好きなように切って良いんだから」
私「・・・どうやって・・・?」
CP「こうって決まりはないんだから、自分が思うように気になるように切ったらいいんだよ」
私「・・・」
CP「大丈夫だって。失敗しても。それに失敗なんてないんだから。」
私「・・・」
CP「難しいかぁ・・代わりに切ろうか?」
私「・・・」
カウンセラーに「代わりに切ろうか?」と言われて、それをお願いしようかかなり迷った。でも本当はお願いしたい気持ちが強かったと思う。でも、何故か「うん」といえなかった。前のカウンセラーにだったら、「これ切って」って言えたのにな・・そんなふうに、遊んでる時に何かお願いしたこと、あったな・・・懐かしい・・
結局、今回は、コラージュは素材がなかなか切り抜けず、時間も半分の45分が過ぎてしまったため、今回のセッションでのコラージュは一旦終了した。次回、また出来そうならするということで。また、物は置いておくから、コラージュがやりたくなったらいつでも言って下さいという事で、後半の話しをするセッションへ。
●自分の拘りやパニックについて聞いてもらえること
コラージュの片付けは後回しにして、話をすることになった。それで何となく、今のカウンセラーに言いたかったことを話した。
CP「何か今日気になってることとか話したいこととかありますか?」
私「自分が拘ったり、予定が急に変わって混乱したり、落ち着かなくなったりすることについて、その話を聞いてくれる人もいるんだなぁ・・って思った。」
CP「今までは、そういうこと聞いてくれる人いなかったの?」
私「ちょっとは聞いてくれても、それを問題として取り扱ってくれる人はいなかった。話しても、そうなんだって終わっちゃう感じ。でもここでは、それが何故困るかとか、具体的にどんなふうに困ってるかとか、そういう事聞いてもらえるから不思議・・今までは、病気の事も、「診断名は分からない」ってはぐらかされたり、BPDって診断されてからは、もう始めから「BPD」っていうふうに見られるから、自傷とか見捨てられ不安とか、そういうことばっかりだから・・」
CP「そうなんだ。僕は、前にも話したけど、BPDという診断があるからと言って、それだけでキャメルさんの問題を片付けてしまうのは危険というか、もっと別の問題があるからBPDのような症状が出たり、その別の問題が軽減や解決したら、BPDのような症状も軽減いていくんじゃないかなと思ってるけど。」
私「切る時(リスカ)も、単に切りたいから切るというんじゃなくて、切る時も自分には決まりがある。ただ適当に切ったりぐちゃぐちゃに切るんじゃなくて、同じ間隔で切ったり、同じ長さとか、太さとか・・そうやって決まりがある。そうやって規則正しくなってたら、満足できるというか、ちょっと落ち着くというか・・」
CP「そうなんだ。ぐちゃぐちゃに切るわけじゃないんだ。」
私「高校の時からリスカとか色々自傷し始めたけど、その時、同じような自傷をしてる友達が同じクラスにいた。いつもその子と比べたり競争してる気分だった。どっちが貧血がひどいかとか、どっちが切ってるとか・・」
CP「その子は、ぐちゃぐちゃに切ってたの?」
私「う~ん、色々かなぁ。でも傷がぐちゃぐちゃになってる事が多かったかも・・」
CP「へぇ。リスカにも色々あるんだね。その友達は、クラスでは大人しい子だった?それとも積極的だったり活発だったりする方だった?」
私「う~ん・・普通かなぁ・・寮生と自宅生(自宅から通学してる人)とでまずグループが違って、その中で活発派とおとなしい派とあった感じかなぁ。私は寮生だったし、友達は自宅生だったし・・うちらは、別にギャーギャー騒いだりするとかの活発ではないけど、すごい大人しいって感じでもないというか・・普通かな」
CP「へぇ、リスカには余り関係ないのかなぁ。」
●積極的だった過去の自分
上記の話から、今度は話題が変わった。
CP「キャメルさんは、昔からずっと普通とか大人しい方のタイプだったの?」
私「いや、そんなこともない。小学校は積極的だった方だと思う」
CP「へぇ、いつぐらいにどんなふうに?」
私「小学校4年までいた愛知県は、周りに小学校受験とか中学受験する子がいるような学区だったのもあって、結構周りが積極的で、それに負けないようにというか、色々してた。学級委員とか代表議員とか。小学校4年で転校してからも、学級委員とか代表議員とか児童会長とかやってたし、中学も学級委員とか代表議員とか、委員会の会長とかしてた」
CP「そうなんだ。すごい積極的じゃん。中学まではそうだったんだ。高校では違ったの?」
私「う~ん、そういう委員とかそういうのはしなかった。けど勉強は必死にやってた。でもよく保健室に行ったりしてたかな。あっ、でも中学の時も保健室とか養護教室とかによく行ってたけど」
CP「そうなんだ。そういう元から持ってたというか、昔は持ってた積極的な力を、仕事場では発揮できてたから、リーダーとかできてたのかなぁ?」
私「そういうの、嫌いではないから・・」
CP「例えば、そういう本来の自分というか、以前持っていた力を取りもどしたり、そういう積極的だった頃の自分の力を発揮するっていう事を目標にしていくっていうのも良いと思うんだけど」
私「う~ん・・・」
●時計が壊れた
と、上記のような話しで問題なく進んでた時、カウンセリングルームの入り口に、誰かが来た様子で、カウンセラーが気にした。そして
CP「ん?時計・・時計持ってる?僕の時計が今、携帯が、あれ?どこだ?」
私「15時15分(自分の携帯の時間を確認して言った)」
CP「15時15分?あれ、ここの時計おかしいな。この部屋は14時55分だし、隣の部屋はもっと狂ってるし、でも僕の机の上の時計は確かに15時15分だ。時間が来てしあまったね」
という感じ。カウンセリングルームにある時計、全部で3つ。私の座ってる位置から見える時計は1つもない。でも、秒針のカチカチっていう音はいつも聞こえてくる。でも、実際には時計を見てないから、あとどのくらいセッションの残り時間があるかは分からないから、カウンセラーに時間の采配は委ねてる感じ。でも今回、時計の故障というトラブルで、カウンセラーの時間の采配が上手くいってなかった。来客があって気づいた時には、もうセッション終了時間になってしまってた。だから、とっても中途半端なセッションの終わり方になってしまった。
何だか・・
う~ん・・
落ち着かない感じの終わり方・・
でも仕方ないし・・
という今日は何だか不思議な、まとまりのないセッションになってしまった。
●コラージュの素材探し
今回は、カウンセラーがさっそくコラージュの準備をしてきてくれた。
前のカウンセラーの時と同じ大きさの画用紙にしてくれた。
素材は、急遽かき集めてきたと、女性のファッション雑誌や生活雑貨の雑誌、旅行のパンフレット等・・大学にあるのを持ってきてくれたっぽい+通り道にあるパンフレットを集めてきてくれた感じだった。
今回のセッションは、始めからコラージュ。でも、テーマがない。だから、ボンっと雑誌と画用紙を机に置かれても、何からして良いのか、何をして良いのか分からず、戸惑った。そしたら
CP「前のカウンセラーとは、どうやってやってたの?」
と聞かれた。だから、ある程度テーマを決めてもらって、カウンセラーも一緒に素材を選んだり切り抜いたり貼り付けたりした様子を話した。それから、前のカウンセラーと今まで作ったコラージュや箱庭、塗り絵などの写真(携帯に保存してあった画像)を見せた。そしたら
CP「良いね。楽しかった?これ見ると落ち着いたりしないの?」
と聞かれた。確かに・・確かに、この写真、何気なくよく見てる。その何気なく見てるのって、もしかしたらこれらを見ると、何だか落ち着くからなのかもしれない・・
この写真を見て、カウンセラーがテーマを提案してくれた。
CP「泣いた顔を作ってあった箱庭がとても気になったから、「涙」というテーマはどう?」
と。
それで、そのテーマに関して気になる素材を探した。でも・・見つからない・・ひたすら沈黙の時間、それとカウンセラーも雑誌などを見て、私と同じように一緒に素材を探して、切り抜いたりしてるけど、何か「一緒にやってる感じ」が全然しなかった。シーンと静まった空間で、同じ部屋にはいるけど、別の場所にいるような、何か不思議な感じ。近くにいるのに、近くにいない感じ。テーマは提案してもらったけど、ピンとくる素材が見つからなかった。それから、せっかく気になった素材があったけど、切り抜くことができなかった。
その素材は、何か鹿のような動物が2匹描かれているもの。親子なのかペアなのか分からないけど、大きさが違う2匹だった。でもこの絵が、手書き風で枠というか境目がハッキリしない素材で、切り抜くことができなかった。絵の周囲が額縁のように四角い形になってたけど、そのフチが直線ではなく、くねくねした線になってた。だからこれに沿って切り抜くのは、かなりの至難の技という感じだった。失敗してこの蛇行した線に沿って切れず、間違って切ってしまいそうな感じ。だからと言って、この動物の絵に沿って着る抜くのもまたかなりの至難の技。だから困ってしまった。そこでカウンセラーが
CP「この絵が気になるの?切って良いよ」
私「切れない」
CP「何で?」
私「ここ(周りの線)がうねうねしてて、切れない」
CP「この線に合わせて切らなくても良いよ。好きなように切って良いんだから」
私「・・・どうやって・・・?」
CP「こうって決まりはないんだから、自分が思うように気になるように切ったらいいんだよ」
私「・・・」
CP「大丈夫だって。失敗しても。それに失敗なんてないんだから。」
私「・・・」
CP「難しいかぁ・・代わりに切ろうか?」
私「・・・」
カウンセラーに「代わりに切ろうか?」と言われて、それをお願いしようかかなり迷った。でも本当はお願いしたい気持ちが強かったと思う。でも、何故か「うん」といえなかった。前のカウンセラーにだったら、「これ切って」って言えたのにな・・そんなふうに、遊んでる時に何かお願いしたこと、あったな・・・懐かしい・・
結局、今回は、コラージュは素材がなかなか切り抜けず、時間も半分の45分が過ぎてしまったため、今回のセッションでのコラージュは一旦終了した。次回、また出来そうならするということで。また、物は置いておくから、コラージュがやりたくなったらいつでも言って下さいという事で、後半の話しをするセッションへ。
●自分の拘りやパニックについて聞いてもらえること
コラージュの片付けは後回しにして、話をすることになった。それで何となく、今のカウンセラーに言いたかったことを話した。
CP「何か今日気になってることとか話したいこととかありますか?」
私「自分が拘ったり、予定が急に変わって混乱したり、落ち着かなくなったりすることについて、その話を聞いてくれる人もいるんだなぁ・・って思った。」
CP「今までは、そういうこと聞いてくれる人いなかったの?」
私「ちょっとは聞いてくれても、それを問題として取り扱ってくれる人はいなかった。話しても、そうなんだって終わっちゃう感じ。でもここでは、それが何故困るかとか、具体的にどんなふうに困ってるかとか、そういう事聞いてもらえるから不思議・・今までは、病気の事も、「診断名は分からない」ってはぐらかされたり、BPDって診断されてからは、もう始めから「BPD」っていうふうに見られるから、自傷とか見捨てられ不安とか、そういうことばっかりだから・・」
CP「そうなんだ。僕は、前にも話したけど、BPDという診断があるからと言って、それだけでキャメルさんの問題を片付けてしまうのは危険というか、もっと別の問題があるからBPDのような症状が出たり、その別の問題が軽減や解決したら、BPDのような症状も軽減いていくんじゃないかなと思ってるけど。」
私「切る時(リスカ)も、単に切りたいから切るというんじゃなくて、切る時も自分には決まりがある。ただ適当に切ったりぐちゃぐちゃに切るんじゃなくて、同じ間隔で切ったり、同じ長さとか、太さとか・・そうやって決まりがある。そうやって規則正しくなってたら、満足できるというか、ちょっと落ち着くというか・・」
CP「そうなんだ。ぐちゃぐちゃに切るわけじゃないんだ。」
私「高校の時からリスカとか色々自傷し始めたけど、その時、同じような自傷をしてる友達が同じクラスにいた。いつもその子と比べたり競争してる気分だった。どっちが貧血がひどいかとか、どっちが切ってるとか・・」
CP「その子は、ぐちゃぐちゃに切ってたの?」
私「う~ん、色々かなぁ。でも傷がぐちゃぐちゃになってる事が多かったかも・・」
CP「へぇ。リスカにも色々あるんだね。その友達は、クラスでは大人しい子だった?それとも積極的だったり活発だったりする方だった?」
私「う~ん・・普通かなぁ・・寮生と自宅生(自宅から通学してる人)とでまずグループが違って、その中で活発派とおとなしい派とあった感じかなぁ。私は寮生だったし、友達は自宅生だったし・・うちらは、別にギャーギャー騒いだりするとかの活発ではないけど、すごい大人しいって感じでもないというか・・普通かな」
CP「へぇ、リスカには余り関係ないのかなぁ。」
●積極的だった過去の自分
上記の話から、今度は話題が変わった。
CP「キャメルさんは、昔からずっと普通とか大人しい方のタイプだったの?」
私「いや、そんなこともない。小学校は積極的だった方だと思う」
CP「へぇ、いつぐらいにどんなふうに?」
私「小学校4年までいた愛知県は、周りに小学校受験とか中学受験する子がいるような学区だったのもあって、結構周りが積極的で、それに負けないようにというか、色々してた。学級委員とか代表議員とか。小学校4年で転校してからも、学級委員とか代表議員とか児童会長とかやってたし、中学も学級委員とか代表議員とか、委員会の会長とかしてた」
CP「そうなんだ。すごい積極的じゃん。中学まではそうだったんだ。高校では違ったの?」
私「う~ん、そういう委員とかそういうのはしなかった。けど勉強は必死にやってた。でもよく保健室に行ったりしてたかな。あっ、でも中学の時も保健室とか養護教室とかによく行ってたけど」
CP「そうなんだ。そういう元から持ってたというか、昔は持ってた積極的な力を、仕事場では発揮できてたから、リーダーとかできてたのかなぁ?」
私「そういうの、嫌いではないから・・」
CP「例えば、そういう本来の自分というか、以前持っていた力を取りもどしたり、そういう積極的だった頃の自分の力を発揮するっていう事を目標にしていくっていうのも良いと思うんだけど」
私「う~ん・・・」
●時計が壊れた
と、上記のような話しで問題なく進んでた時、カウンセリングルームの入り口に、誰かが来た様子で、カウンセラーが気にした。そして
CP「ん?時計・・時計持ってる?僕の時計が今、携帯が、あれ?どこだ?」
私「15時15分(自分の携帯の時間を確認して言った)」
CP「15時15分?あれ、ここの時計おかしいな。この部屋は14時55分だし、隣の部屋はもっと狂ってるし、でも僕の机の上の時計は確かに15時15分だ。時間が来てしあまったね」
という感じ。カウンセリングルームにある時計、全部で3つ。私の座ってる位置から見える時計は1つもない。でも、秒針のカチカチっていう音はいつも聞こえてくる。でも、実際には時計を見てないから、あとどのくらいセッションの残り時間があるかは分からないから、カウンセラーに時間の采配は委ねてる感じ。でも今回、時計の故障というトラブルで、カウンセラーの時間の采配が上手くいってなかった。来客があって気づいた時には、もうセッション終了時間になってしまってた。だから、とっても中途半端なセッションの終わり方になってしまった。
何だか・・
う~ん・・
落ち着かない感じの終わり方・・
でも仕方ないし・・
という今日は何だか不思議な、まとまりのないセッションになってしまった。
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