(仮題)ロースクールウォーズ

九州大学法科大学院(ロースクール)1期未修卒業生のブログ(^_-)

ロー卒業後のこと

2005年12月29日 22時25分39秒 | 日々の戦記
さて今年も残り後2日…来年は、1期既修者組は卒業して新司法試験受験ということになります。

俺たち1期未修、1期一部既修は、後1年半時間があるのですが、よく考えたら、新司法試験が、「卒業後」に実施されるっていうのは、システムとしては効率が悪いですよね。
なぜなら卒業してしまうということは、奨学金もそこでストップするわけですよ。
じゃあ、新司法試験までの経済的事情はどうなるんでしょうね?試験後の合格発表までの経済的問題もあります。

というのは、ロースクールに入学してきた人たちって相当多くの社会人がいるわけですよ。彼らは、会社を退職してロースクールに来てるんです。
だというのに、新司法試験が卒業後に実施されるっていうのは、何かおかしくないですか?基本的に経済的に自立していることを念頭においている社会人に仕事を辞めさせておいて、卒業後は奨学金等のフォローもないというのは、酷じゃありませんか?

まさか俺たちイイ歳した元社会人組にその間アルバイト探してくださいとか言うんじゃないでしょうね?(笑)もしそうなら人をバカにするのもいい加減にしろと言いたいですよ。直前期の4月5月こそ勉強に集中してスパートかけなくてはならないというのに、法科大学院は3月でピストン式に追い出してしまうんでしょうかね?

在学中の3年次末に実施されて、間を置かずに春から司法修習というのなら効率いいと思うのですが…つくづく経済的弱者に対して配慮のない改革ですよね?今回の司法制度改革というのは…。

しかも1回で合格出来るのなら、まだ経済的負担もギリギリ受忍限度かもしれませんが、5年以内3回の受験回数の枠で合格しろ?ってことが前提じゃないですか?つまり最悪の場合、3~5年間の長きに渡り、何の経済的援助もないわけですよ。もう法科大学院生じゃないわけですから奨学金はもちろんないですしね。

俺はこれまで散々苦労して生きてきた人間ですから、仕事がないときの生活の苦しさも知っています。
正直、「お金の苦労」だけは絶対したくないと強烈に思いましたね。

だから考えてしまうんですよ…卒業後の経済的事情ってやつをね…。

こういうシステムってつくづく世間知らずのエリート官僚たちが考えたシステムだと思いません?
だってヤツらは、どこぞの大学を出て、そのまま当然のように官僚になり、ほとんど「仕事がない」とか「食べていくにはどうしたらいいか?」とか悩んだことないような連中なんですから…。
ヤツらにとって金っていうのは半自動的に銀行に振り込まれてくるものという意識しかないんじゃないでしょうか?

今回の第1回新司法試験を機会に、我々ロー生の身の丈に合った視点から、システムの改善を検討してもらいたいものですね。






古畑任三郎・ファイナル

2005年12月29日 03時45分24秒 | 日々の戦記

年末年始のTV番組は、普通つまらないバラエティばかりと相場が決まっていますが、2006年新春は、やはり「古畑任三郎・ファイナル」で決まりでしょう(^^)
俺は「古畑任三郎」はシリーズ最初から大ファンなのです!

http://www.fujitv.co.jp/furuhata/index2.html

何と!イチローがゲストで出る!ってのがスゴイですよね(^^)
「古畑」でゲストってことは、イチローが犯人役なのですよ!!
現実の世界では、もちろん犯罪犯して逮捕なんてシャレになりませんが、この「古畑」でゲスト(犯人)というのは楽しみです。

3夜連続の最終回では、松嶋菜々子さんがゲスト!
「古畑任三郎」のファイナルを飾るにふさわしい「犯人」ですね(^_-)

あ~今から待ち遠しい~!!

さて、今回は古畑さんはどう犯人を追い詰めていくのでしょうか?
刑事コロンボを越えるか?古畑!!