日和山めぐり ~郷土「室積」を見つめる~

兵庫・赤穂市(坂越浦・赤穂市内)

本日は坂越と赤穂市歴史博物館を中心に過ごすことになりそうです。

その後は瀬戸内市(牛窓)に向かことになりそうです。

まず坂越を一望できる山頂に登りました。

沖合いに生島が浮かぶ坂越浦  
生島は神様の島で人は入れないそうです。
海に向かって美しい町並みが続いています。
右側には赤穗の町並みと千種川が見えます。

好天気に恵まれ絶景を楽しむことができました。


この場所が坂越浦の日和山にあたる場所だったようです。


大避(おおさけ)神社
秋に行われる祭礼(坂越の船祭)は、瀬戸内三大船祭りの一つに数えられ、提灯に明かりを灯した十一隻の和船が生島から還幸する様子は幻想的な美しさだそうです。







大避神社の船絵馬
弁財船を横向きに描くパターンの初期の絵馬
絵馬堂




早朝に神社関係者の方とお話しを交わすことができました。

話題をかいつまんで列挙します。

・もともと観光客はあまりこない所だったが、コロナ禍で「ここなら大丈夫だろう」ということでここ数年観光客も増えてきた
・漁はカキ養殖が中心で坂越のカキはとても美味しいということで値段も2割増しでも食べにくる人が多い、関東方面にもたくさん出荷しているとのこと


交通安全ステッカーも入手できました。

家並みや石畳の大道がとても美しいです。

途中にある軽食店でカキを味わってみました。
カキは冬が本場なのでステーキにされたものを食しました。
赤穗のお土産として、赤穗の塩、地酒も購入しました。


銀行として活躍した建物を活用した資料館兼観光案内所
「坂越まち並み館」






赤穗藩の茶屋としての役割もある
「旧坂越浦会所」










日本遺産に認定されるためには著名な所・文化財が7つ必要だそうです。

七つのうちの一つ、数多くの船乗りが眠る坂越の黒崎墓所にも行ってみました。

なんと高層マンションの麓にありました。



赤穂市立歴史博物館

塩廻船「赤穂丸」の模型、壁面には塩田で使用された道具が展示されています。

赤穗の塩・赤穗の城と城下町・赤穗義士・旧赤穗上下水道の4つのコーナーのみの展示です。
とてもコンパクトにまとめられており、忠臣蔵のビデオもわかりやすく、興味深く学べました。
塩造りは赤穗から全国に広まったことがわかりました。
山口では三田尻から平生へと製法が広まったのですね。

赤穗の差塩と真塩を坂越で購入したばかりです。
以前に牛島に塩造りに行きましたが、あれは焼き塩だから真塩でしょう。

赤穂城跡を歩いてみました。





塩田が広大でした。

秋田蘭画の残る尻海
3時に赤穂市を出て次の北前船寄港地の牛窓に向かうことしました。
途中邑久町尻海の若宮八幡宮八幡宮に立ち寄りました。
尻海には昔50艇も千石船があったそうです。
中には、秋田藩の米廻船を請け負っていた商人もいました。



薩摩屋義太夫が奉納した燈籠

秋田藩士で秋田蘭画の画家、田代忠国が描いたという絵馬が残されているということです。
18世紀後半の一時期、秋田蘭画といった洋画の技法を取り入れた、北国秋田に西洋文化の花が開きました。



若宮八幡宮は、本日の車中泊先の道の駅「一本松展望台」の近くにありました。
一本松展望台からの眺望




道の駅「一本松展望台」は4時過ぎに到着

ここから牛窓まで車で10分の距離です。
夕方まで本日のブログ作成と明日の訪問先である牛窓港、児島港方面の活動内容を検討しました。
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