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京都東山の平安神宮の近くにある「細見美術館」(写真)に「細見コレクション 江戸時代の絵画」展を観に行ってきました。
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最近、江戸絵画が人気です。近年、江戸時代は非常に個性的な絵師がひしめいていた時代であったことが明らかになっています。伊藤若冲の大人気から、狩野派の再評価も行われ、鈴木其一、中村芳中らも注目されました。
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細見美術館は、細見亮市(古香庵)、實、良行の三代にわたる収集品を蔵しています。細見古香庵は、明治34年、兵庫県但馬で生まれ、13歳で大阪へ出て毛織物業に従事し、大正13年に24歳で独立して事業を興した人です。初代古香庵が収集したのは仏教絵画や仏具、銅鏡などでありました。二代の細見實が江戸絵画に着目し、数多くの貴重な江戸絵画を収集しています。今回の展示はこの江戸の絵画が中心でした。
小澤華獄「ちょうちょう踊り図屏風」、鈴木其一「水辺家鴨図屏風」、椿椿山「花卉虫魚図画帖」、伊藤若冲「雪中雄鶏図」、葛飾北斎「五美人図」、酒井抱一「雪中檜小禽図」森狙仙「猿図」、中村芳中「立葵図扇面」、土佐光吉『源氏物語図色紙「初音」』などなど、多くの江戸絵画を堪能しました。
その後、時間が合ったので、疎水沿いに鴨川に向かいました。途中、夷川発電所があります。煉瓦造りの夷川発電所は大正3年(1914年)に建設されて以来、長期にわたって、京都市内に電力を送電しています。
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鴨川沿いを歩いて北上し、下鴨神社を訪ねました。
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下鴨神社では、節分祭が行われておりました。コロナの影響で、豆撒きが今年も中止になったとのことで、「厄除け豆」「福豆」が置かれており、「ご自由に持参下さい」と書かれています。少しの賽銭を納めて、1個ずつを持ち帰りました。ここでは自分の干支ごとの社があり、亥の社に参拝しました。
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