テニス仲間と奈良町を散策しました。まずは興福寺と猿沢池、久し振りに訪れました。遙か昔の中学生の修学旅行で訪れたことを思い出しました。
次いで目指すは、世界遺産の元興寺(がんごうじ)です。国宝・極楽堂ー曼荼羅堂、国宝・禅室-僧坊、国宝・五重小塔や重要文化財が多くあります。
国宝・極楽堂
極楽堂、禅室の屋根には、日本最古の瓦があります。
元興寺は、その前身が飛鳥寺であり、元明天皇の和銅3年(710)、奈良に都が移されると、飛鳥寺も養老2年(718)に新京に移されて、寺名を法興寺(飛鳥寺)から元興寺に改められました。
昼食は、クラフトブルワリー・ビヤバー(なら麦酒ならまち醸造所)で摂ることに。クラフトビールはこの店の定番の「ならまちエール」と「玄(kuro)」の2種類を飲み比べてみました。定番といわれるだけに「ならまちエール」が大変美味でした。
食後は、御魂神社、法徳寺、十輪院などを訪ねながら町並みを散策し、「ならまち格子の家」に入りました。ならまちの商家で奥に長い建物で、一番奥には蔵がありました。
「ならまち」は奈良の旧市街地、特に元興寺の旧境内を中心とした一帯を指します。その歴史は元興寺や興福寺の門前町だった奈良時代に始まり、その後も発展を続け、近世以降は奈良を代表する商業地になりました。
今回の散策は、その面影、雰囲気を堪能することができました。
散策の後は渇いた喉を潤しながら、談笑して、奈良町を後にしました。
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