昨年6月に、テニス仲間と「大仏鉄道遺構めぐり」のハイキング(このブログで紹介)に行きましたが、今年も行こうと相談して、「山辺の道(北コース:天理から奈良市)」に行くことにしました。
6月中旬、好天に恵まれて天理駅を10時半に出発、天理本通りを東へまっしぐら、天理教教会本部の前を通り、天理教関連宿舎を見ながら石上神宮(いそのかみじんぐう)へ到着しました。
石上神宮は、日本最古の神社の一つで、武門の棟梁たる物部氏の総氏神として古代信仰の中でも特に異彩を放ち、健康長寿・病気平癒・除災招福・百事成就の守護神として信仰されてきました。
拝殿は国宝で楼門は重要文化財に指定されています。
境内には鶏が多く放たれており、早朝ではないのに盛んに鳴いていました。
石上神宮を後にして、山道を進んでいきます。そして一般道路をだらだらと上ります。行けども行けども地図にある「豊日神社」にたどり着きません。どうも道を間違えたようです。通りかかったバイクの女性に道を尋ねましたところ、大変親切に調べてくれ元へ戻ることになりました。30分~40分のロスです。ひたすら戻って、「豊日神社」にたどり着きました。道を間違えたところで、先ほど道を尋ねたバイクの女性が待ってくれてました。本当にありがとうございました。
これでどっと疲れて、空腹を感じて、「豊日神社」の入口の石段で昼食を取りました。
後は、山道と、一般道路をひたすら歩いて、名阪国道の下をくぐって、白川ダムに到着しました。
途中、雌竹のタケノコを見つけて、2本戴きました。そんなもの食べられないよとの意見もありましたが、帰宅してわかめと煮物にしたところ美味でビールの当てになりました。
白川ダムは広がる水面と山系の景色が美しく、釣り人がたくさん糸を垂れていました。
小休止の後、一般道路をだらだらと登り、天理大学のラグビーグランドの側を通って、弘仁寺に到着しました。弘仁寺は創建された年号を寺名にした名刹です。鄙びた静かなたたずまいの寺院でした。
このまま「山辺の道」を進むと、奈良クラブのテニスコートの近くにある円照寺を通って奈良市に向かいます。暑い上に、上り下りが激しいため疲れたのとなんとか早く泡にありつきたい気持ちから、ショートカットしてバス通りに向かうことにしました。道を尋ねながら、一般道路をひたすら歩いてやっとバス停にたどり着きました。
写真を掲載してしまいましたが、バス停に着いて安堵しているところです。
バスで、近鉄奈良駅に向かいやっと泡にありつきました。
昨年飲んだ店は無くなっており、別の店に入ったのですが、料理を頼んで2,3杯飲んだところで、店は終了するとのこと。結構戴いたのですが、どうも満たされず、もう一軒はしごしました。
暑くて大変疲れましたが、冷えたビールが美味しく元気になることができ、一日楽しむことができました。
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