今日は色々雑用をこなしていたら(掃除とか洗濯とか;)こんな時間になってしまいました。寝ないとだから手短に。
一つ↓に「サンデーモーニング」の「風」(最近「風を読むに」なったらしい)で稲尾さんやってくれるって書きましたが……ご覧になってくださった方、すみません。
当ブログの影響力などビビたるモノと存じますが、本当に申し訳ない気持ちです。
なぜなら、
ほとんどやらんかった……。
しかもあの取り上げ方、
私から見ると、
稲尾さんと稲尾さんの業績に対して、甚だ失礼。
orz
というわけで、以下、「サンデーモーニング」の悪口延々なので、番組ファンの方は見なかったことでお願いします。
最初の入りは確かに稲尾さんでした。
しかし、「投手の分業制」の話になり……。
んんん?
話が怪しい方向に。あの年間の「勝ち数」は現代野球では無理、てなことで話が進む。
路上でおじいたちにインタブーし、「なんだか今の野球はつまんなくなったよね」とか言わせてる。
そして案の定、日本シリーズの落合氏の采配を持ち出すし。
あのね、50年以上の悲願である日本一が掛かってたんですが……。真剣勝負だからこそ成立してる「エンタテイメント」に、ギャンブル持ち込めっての?
ていうか、都合のいいインタブーのVだけ持ってきて、しかもそれ編集してるだろ絶対。それから、「つまんない」っていうおぢい達に「どこのファンか」はちゃんと聞いた??
「勝ちに拘るあまり、過程をおろそかにしてないか? 野球本来の醍醐味を損なってないか」みたいなナレーションがあるし。
さらに脱力するのは続くその後の流れだ。
なぜか「サンデーモーニング」様は「携帯メール」を持ち出す。
年賀状が減っている話も出る。
「実用性や能率を重視するあまり、分業化、特化、専門化がどこでも進んでいる。その結果、現代では味気ないものがあふれていないか?」
……意味ワカラン。(笑)
年賀状が減っているてのは、「ゆうちょ」さんが心配すりゃいい話じゃないのか?
何でもシステマティックで味気ない、あるいは非人間的という主張はわからないではない。例えば、派遣労働の問題点とか、アルバイトの人が否応なく増えているとか。早い安いが優先されてるから日本人のものづくりの技術が衰えてきてるとか、携帯ばっかいじくてないでもっと会って話そうよとか手紙書こうよとか。そのあたりのことなら主張はもっともだと思える部分がある。
だけど、その糸口として、なぜ「昔の野球」のことを出す? しかも「さらっと流す」ために稲尾さんを出しやがって#
まったくの素人ながら、言わせていただきたい。
昔の野球を賛美して、今の野球貶してるのって何がしたいの?
昔はよほど「自分を守る」という意識がなければ、大投手は酷使されてたんじゃなかろうか? その結果稲尾さんは「300勝には背番号の数だけ勝ち数が足りない」投手になった。
「なのかの運命なのか」という稲尾さんの言葉は美しいと思うけど、悲しいと思う。
もちろん、稲尾さんがチームのために投げておられたこと(杉浦さんなどもそうだけれど)はすごく尊いことだ。だけど、私は投手達を守るために考え出された現代の分業制が決して悪いともツマランとも全然、思わん。絶対に思わん。
それぞれのチームでいいセットアッパーやクローザーがいて、切迫した場面で彼らが出てくると「彼なら抑えてくれる」と、ファンは沸く。投手達は、先発とはまったくことなるプレッシャーの中、期待に応えて投げきる。あるいは打たれる。ファンはいずれにせよ、声を挙げる。それのどこがつまらん? 面白いじゃないか。特に今年の鷹ファンは(いい意味でじゃないけど/笑)たんまりこの感覚を味わったぞ。
稲尾さんのほうがダルビッチュや(あるいは球児)より全然凄い。
と、チョーさんが「カツ!」のコーナーでおじいの世迷言の一つとしていっていたが(笑)この場面では私はむしろ、微笑ましく見ていた。大投手だった稲尾さんへの餞の言葉と思えたから。
だけど、「昔はなんでもよかったのに、今はツマンナイよね」という陳腐な、しかも的外れなVTRで、この主張をやられると、「なんかその言い方おかしくない?」と引っかかってくる。
そしてもう一つ、強く思ったこと。sherryさんにも、サンデーモーニング氏が嫌いな(笑)携帯メールで話していたのですが、
アンタ達、パリーグ見とらんやろ?
最近の野球がつまらない、というおっさん達は、在京セのどっかの球団のファンなんだろうと思う。
特に鷹ファンとして言いたいのが(痛いのを承知で言うけど)2006年の和巳さんを見てないだろ?ってコト。
あの姿を見てるなら「完投型」投手がいないだとか、野球に迫力がないなんて絶対に思わないはずだ。
そして、福岡の、札幌の、千葉の、東北の熱気をしらんだろう?(埼玉と大阪も来年は、ね……)誰かが打っては騒ぎ、打たれては騒ぎで大変なんだぞ。その日勝ったかどうかで、特に週明けは仕事や学校でのテンションが決まってくるんだぞ?
だから聞きたいんですがね、
「野球がつまらないとおっしゃるのは、横浜が優勝してないからですか、それとも巨○CSで3タテくらったからなんですか、TBSさん?」
補強しまくり、パ・リーグオールスター打線を見て「お疲れさん」とは思うし、そんなチームに興味は湧かない。
だけど、プロ野球がつまらなくなったなんて全然思わない。私が小さい頃から、ずっと野球は面白い。それは私の世界がパだからなのか。だったら幸せだ。
むしろそれを伝え切れていない人たちがテレビの世界にいることに、もどかしさと腹立たしさを覚えるだけだ。
とにかく、今日の取り上げ方は九州の現代のプロ野球に力を尽くしてくださった稲尾さんにも、パのファンにも失敬極まりない。つーか失笑もんだ。
あと、sherryさまからうかがったのですが、マスターズリーグの試合前に稲尾さんに黙祷を捧げる場面があったそうです。ドンタクズの監督さんでしたからね。そのあたりもぜひ流して触れて欲しかった。
それを流さず(まったく読めてない)「風を読む」をたらたら流すあたりにも、センスを感じません。
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一つ↓に「サンデーモーニング」の「風」(最近「風を読むに」なったらしい)で稲尾さんやってくれるって書きましたが……ご覧になってくださった方、すみません。
当ブログの影響力などビビたるモノと存じますが、本当に申し訳ない気持ちです。
なぜなら、
ほとんどやらんかった……。
しかもあの取り上げ方、
私から見ると、
稲尾さんと稲尾さんの業績に対して、甚だ失礼。
orz
というわけで、以下、「サンデーモーニング」の悪口延々なので、番組ファンの方は見なかったことでお願いします。
最初の入りは確かに稲尾さんでした。
しかし、「投手の分業制」の話になり……。
んんん?
話が怪しい方向に。あの年間の「勝ち数」は現代野球では無理、てなことで話が進む。
路上でおじいたちにインタブーし、「なんだか今の野球はつまんなくなったよね」とか言わせてる。
そして案の定、日本シリーズの落合氏の采配を持ち出すし。
あのね、50年以上の悲願である日本一が掛かってたんですが……。真剣勝負だからこそ成立してる「エンタテイメント」に、ギャンブル持ち込めっての?
ていうか、都合のいいインタブーのVだけ持ってきて、しかもそれ編集してるだろ絶対。それから、「つまんない」っていうおぢい達に「どこのファンか」はちゃんと聞いた??
「勝ちに拘るあまり、過程をおろそかにしてないか? 野球本来の醍醐味を損なってないか」みたいなナレーションがあるし。
さらに脱力するのは続くその後の流れだ。
なぜか「サンデーモーニング」様は「携帯メール」を持ち出す。
年賀状が減っている話も出る。
「実用性や能率を重視するあまり、分業化、特化、専門化がどこでも進んでいる。その結果、現代では味気ないものがあふれていないか?」
……意味ワカラン。(笑)
年賀状が減っているてのは、「ゆうちょ」さんが心配すりゃいい話じゃないのか?
何でもシステマティックで味気ない、あるいは非人間的という主張はわからないではない。例えば、派遣労働の問題点とか、アルバイトの人が否応なく増えているとか。早い安いが優先されてるから日本人のものづくりの技術が衰えてきてるとか、携帯ばっかいじくてないでもっと会って話そうよとか手紙書こうよとか。そのあたりのことなら主張はもっともだと思える部分がある。
だけど、その糸口として、なぜ「昔の野球」のことを出す? しかも「さらっと流す」ために稲尾さんを出しやがって#
まったくの素人ながら、言わせていただきたい。
昔の野球を賛美して、今の野球貶してるのって何がしたいの?
昔はよほど「自分を守る」という意識がなければ、大投手は酷使されてたんじゃなかろうか? その結果稲尾さんは「300勝には背番号の数だけ勝ち数が足りない」投手になった。
「なのかの運命なのか」という稲尾さんの言葉は美しいと思うけど、悲しいと思う。
もちろん、稲尾さんがチームのために投げておられたこと(杉浦さんなどもそうだけれど)はすごく尊いことだ。だけど、私は投手達を守るために考え出された現代の分業制が決して悪いともツマランとも全然、思わん。絶対に思わん。
それぞれのチームでいいセットアッパーやクローザーがいて、切迫した場面で彼らが出てくると「彼なら抑えてくれる」と、ファンは沸く。投手達は、先発とはまったくことなるプレッシャーの中、期待に応えて投げきる。あるいは打たれる。ファンはいずれにせよ、声を挙げる。それのどこがつまらん? 面白いじゃないか。特に今年の鷹ファンは(いい意味でじゃないけど/笑)たんまりこの感覚を味わったぞ。
稲尾さんのほうがダルビッチュや(あるいは球児)より全然凄い。
と、チョーさんが「カツ!」のコーナーでおじいの世迷言の一つとしていっていたが(笑)この場面では私はむしろ、微笑ましく見ていた。大投手だった稲尾さんへの餞の言葉と思えたから。
だけど、「昔はなんでもよかったのに、今はツマンナイよね」という陳腐な、しかも的外れなVTRで、この主張をやられると、「なんかその言い方おかしくない?」と引っかかってくる。
そしてもう一つ、強く思ったこと。sherryさんにも、サンデーモーニング氏が嫌いな(笑)携帯メールで話していたのですが、
アンタ達、パリーグ見とらんやろ?
最近の野球がつまらない、というおっさん達は、在京セのどっかの球団のファンなんだろうと思う。
特に鷹ファンとして言いたいのが(痛いのを承知で言うけど)2006年の和巳さんを見てないだろ?ってコト。
あの姿を見てるなら「完投型」投手がいないだとか、野球に迫力がないなんて絶対に思わないはずだ。
そして、福岡の、札幌の、千葉の、東北の熱気をしらんだろう?(埼玉と大阪も来年は、ね……)誰かが打っては騒ぎ、打たれては騒ぎで大変なんだぞ。その日勝ったかどうかで、特に週明けは仕事や学校でのテンションが決まってくるんだぞ?
だから聞きたいんですがね、
「野球がつまらないとおっしゃるのは、横浜が優勝してないからですか、それとも巨○CSで3タテくらったからなんですか、TBSさん?」
補強しまくり、パ・リーグオールスター打線を見て「お疲れさん」とは思うし、そんなチームに興味は湧かない。
だけど、プロ野球がつまらなくなったなんて全然思わない。私が小さい頃から、ずっと野球は面白い。それは私の世界がパだからなのか。だったら幸せだ。
むしろそれを伝え切れていない人たちがテレビの世界にいることに、もどかしさと腹立たしさを覚えるだけだ。
とにかく、今日の取り上げ方は九州の現代のプロ野球に力を尽くしてくださった稲尾さんにも、パのファンにも失敬極まりない。つーか失笑もんだ。
あと、sherryさまからうかがったのですが、マスターズリーグの試合前に稲尾さんに黙祷を捧げる場面があったそうです。ドンタクズの監督さんでしたからね。そのあたりもぜひ流して触れて欲しかった。
それを流さず(まったく読めてない)「風を読む」をたらたら流すあたりにも、センスを感じません。
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