かつての鷹の大エースの話。

　今日は友人のIさん（還暦）のところへ掃除をしにいってきました。バイト代はもちろんいただきましたが。（笑）


　……というわけで、眠いので；　やっと今風呂からでてきたところでして、おとなしく寝ようとしてます。



　しかし寝る前ちょっと、印象に残った話を。


　Iさんはどこかのファン、というわけではなかったけど、アンチ巨だったらしいです。

　
「南海の杉浦、好きだったよ～。オマエにとってはホークスはダイエーかぁ。若いなぁ」

「若くはないですけど……九州にきてくれてから、好きになったので。南海の時代のことはあまり知らないんですよね」


　杉浦忠さんが凄い投手だったことも、知識としてはある。その後監督をなさっていたことも、福岡で解説されてたのも記憶にはあるんですが……。


「杉浦はねー、二年目の巨人相手に四連勝した日本シリーズで四連投してさ」

「わぁ；」

「それで、その年、何勝何敗だったと思う？」

「何勝だったんですか？」

「３８勝……４敗！」


　凄すぎる。そして無茶すぎる。


「やっぱり長くは投げられなくてねー。２００勝できなかったんじゃないかな？　金田みたいに我儘だったらよかったんだろうけどさ。投げろって言われたらイヤとはいわなかったんだろうね。自分がやらなきゃって、真面目な投手だったんだな。マウンドでも、そんな感じだった」

「かわいそうでしたね」

「そうだねえ。彼みたいなのが長くやれなかったのは、ほんと気の毒だし、惜しいことだと思うよ。今なら本人のためにもだけど、球団のためにも、そのあたりは考えて無茶はさせないだろうけどもね」　


　杉浦さんのマウンド姿はとても美しかったそうだ。



　予想はお付かと思いますが、私は現・鷹のエースのことを思い出してました。


　あまり湿っぽいことは言いたくないです。兄さんはすでにスター選手でしょう。ただ兄さんに「彗星」みたいな存在にはなって欲しくない。遠い未来、孫や孫世代に「凄いエースがいたんだよ」と語ることがあったとしても、それを一瞬の奇跡として語るようなことはしたくない。

　金田さん云々はIさんの言なのでどうか知りませんが（笑）兄さんには是非、来期は自分と球団とファンのため、存分に「我儘」になって欲しいもんです。



　それにしても、私は野球のこと知らないな。もっともっと、リアルタイムで見ることが出来なかった人たちのことも知りたい。もっと野球の凄まじさをよくわかりたいと思うのです。


　では……。


　あ、sherryさんとの飲みレポは明日……。ネタを沢山いただきましたんでね。（笑）


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