さて、いよいよブログの更新をサボりまくっていてすみません。
いっこ↓の記事でもJP問題について書いていますが、その後また新たに色々出てきたみたいです。
ここは、鷹ファンとして書かねばアカンだろうということで、出てまいりました。しかしだ。ファンとしてこっそりのぞいているブログさんを見てみまして、特に私が書くべきこともないかなと思ったりいたします。(笑)
というわけで、私がごちゃごちゃ書くより遥かにまとまっていて「なるほど!」と思うこと請け合いのエントリーをご紹介。↓↓
やっと代理人のコメント来たね(@鷹の戯言様)
【パウエル問題】誰が悪いのか?(@HAWKS快投乱打様)
ほんとにもう、なにも書くことがない。(笑)
だけど、あえて書くとしたら、
ホークスのフロントはなんばしよるか! っとか、でかい声で書かなくてよかった。
ってところかな。(笑)
いや、ぶちぶちは書いてますけれどね。JPさんいるんかいな~とか。
さて、「戦力として」JPさんが必要と思うかどうかはおいといて、とりあえず、今回の騒動において本当にJPさん、そして鷹が「悪役」とまでいえるのか、私も一言(?)だけでも書いておきたいと思います。
引用させていただいたエントリーでも、触れられている記事ですが、こちらをご覧ください。↓↓
パウエル代理人、オリックスとの正式契約を否定
この記事によると、代理人さんの主張は、
『ソフトバンクに乗り換えようとした経緯について、ランディス氏は「オリックスとは合意間近だったが、『最終的にはメディカルチェックを(球団側の)医師が診て判断する』と言われた。『待ってくれ』と言われ、契約条件が変わる可能性があった。そこで、クライアントのためにも早く契約する必要があり、一度は交渉が途絶えていたソフトバンクに連絡を取り、最終合意出来た」と明かした。』
ってことなんですよね。もちろん、代理人もプロです。彼が言っていることを100%容れてよい、鵜呑みにしていいとまでは思いません。オリさん側は当然、この主張を否定しているようだし。
ただ、いかに契約の条件が有利といえ、いきなりオリさんから鷹に行った事情は「何かあった」としか、いちファンの立場から見ても思えて仕方ないんですけどね。そのあたりはどうなんですか?
だからパ・リーグの偉い人たちは、両球団の関係者およびJPさんと代理人を含めてしっかり話し合って欲しい。その上で決定を出してくれよ。できれば話し合いの様子を全部公開して欲しい。ていうか、この際そのくらいやれ。
話を事実関係そのものに戻します。記事にある程度真実が含まれていると見える私は、この件でオリさんが100%「被害者」とは思えないわけです。むしろ、単純で申し訳ないけど、読んでますます、「JPさん気の毒」と思いました。
JPさんサインしたってオリさん側は言ってるらしいですが、ファクスで来たキャンプ等関係の書類にサインをして、それをまたファクスで送り返した、というような報道を見たんですが。
確かに、鷹もあの会見のテンションといい、いただけなかったのかもしれない。(そういうとこを喜んで選んでテレビが流しているのもあると思いますが)
代理人も、オリックスが「正式契約しました」って報道していることくらいは知っているはず。鷹だって当然知っているはずだ。だったら、契約が正式に成立した時点でもって本人、代理人と一緒に「こうこうこういう経緯で、オリさん側で『契約成立』との報道があったけれども、うちで契約することになりましたよ」ってきちんと会見なりすべきだったんじゃなかろうか。そこまでやる必要がない、と考えたのかな? でも、「オリックスが獲得」との記事が踊った時点で、トラブルはある程度、予測できたんではなかろうか。
それからこれは……あくまで鷹よりの人間として言わせていただきますが、
正直オリックスさんのフロントって信用ならないと思ってます。
中村ノリにあんな(悪い意味で)非情な仕打ちをしましたからね……あの時乗っかったたくさんのアホスポ紙もたいがいでしたけれど。くれぐれも言っておくと選手達やチームそのもの、オリさんファンの皆様にけちをつけようという意図はありません。(もしご不快に感じられたらごめんなさい)
ただ、GMのお方もどうなんだろうな……。M内オーナーからも底知れない薄黒さを感じてしまう。
よって、オリさん側の主張は私はちょっと疑ってかかっています。ご了承ください。(鷹もたいがい変な人もいて、いろんなことあった球団でございますが
)
ファンのための、ファンあっての、って言いますが、ファンのほうを向くっていうことがどういうことなんだろう。今回の問題はそれを考える良い機会になったはずでは? 少なくとも鷹とJPさんに「罰」を与えて、まあこんなもんでしょ、みたいな決着では、大部分のファンは納得しないのではなかろうか。
いい加減冗長で申し訳ありません。
DAIさんも言及しておられるのですが、民法一条二項では「信義則」というやつがあります。ざっくりいうと契約の当事者はお互い「相手の信頼を裏切らないように、誠意を持って行動しましょうね」ってことです。
私は一応法学部で、院まで無駄に行ってます
刑法専攻だったけど……なので、当てになったものではないけれども、この場合「信義誠実の原則」などというより、そこから派生している(といっていいのか?)の「クリーンハンズ」のほうを用いると判りやすくなるのではないかと思います。
その呼び名の通り、「綺麗な手」の者しか、相手方の「不法」を主張することが出来ない、という原則です。
ただし完全な「綺麗な手」である必要はないわけです。
最近の事例で言うと、裏口入学の詐欺。以前ならそもそも「裏口入学」が違法ですから、「詐欺にあってお金を取られた」と訴えても、警察は取り合いませんでした。しかし、このごろだと「騙される側にも違法性があるけれども、騙す側の違法性が圧倒的に大きい」ということで、詐欺として立派に立件されます。
つまり、手が少し汚れているものでも、恐ろしく泥まみれの手の者にはものが言えるということもあるわけです。
そしてどんな法分野でも、この原則は適応されるわけです。
さて、JPさんとその代理人は「やりすぎた」でしょうか。
オリさんは乗り気だったでしょう。引越し先まで決めてたらしいし。でも「う~~ん、ちょっとメディカルチェックがすむまで待って」と言われちゃった。そこに「君が何者でも構わない、愛してる!」(もとい、「メディカルチェック要らないからうちに来て」)という鷹が現れた。
代理人とやらの主張がちょっと、自分達に有利なところばかり主張しているとしても……。
「契約金もなかなかだし、こっちいっちゃおうかな~」って思った代理人(あるいはJPさん)の心境というのは、人間としてごく自然といえるのではなかろうか。
もう一度言うと、私はただのアホな鷹ファンです。
鷹にとって、JP獲得はマイナスイメージになるかもしれない。
でもこのままだと、JPさんが宙に浮いたみたいになってしまうかもしれない。(なんなの、交流戦後にって……)それを考えると、JPさんが、鷹に来たなら、応援します。
ファンとして、もう片方の痛んだ脳で、「若手がいるから、もう助っ人はよくないかいな」とも思うんだけどね。
でも、こういう選手個人をつるし上げて終わるようなやり方はどうなのかな、と思う。
両球団納得いっていないようだし、どういうことなのか徹底的に解明して欲しいですね。変なことしてないなら、全てが明らかになったって困らないはずでしょう?
繰り返して言いますが、
パ・リーグの偉い人は今働かずいつ働くの?
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