ケーキと野球の日々

 後楽園に近いところからホークスを応援してます。野球とケーキが好き。宣伝、スパム以外のコメント大歓迎。

リアル「中学受験の失敗学」

2009-01-25 15:48:07 | 漫画とか
 さて、とある話題に触れなくてはならんな……と思いつつ、久々に出てきて全然違うネタ(しかも全く期待されないだろうネタ)を置いていきます。



 ツカレ親、というのをご存知でしょうか?

 中学受験に疲れた、もとい憑かれた親、というやつだそうだ。


 で、私はリアルツカレ親さんと先日お話しました。(苦)一週間くらい前。



 小1の男の子の保護者さんです。

 ココ一年くらい受け持っているんですが、

「先生、水曜日はお時間ありますか?」


 とお母さん。その教え子(仮にA君とします)は水曜以外に来てくれてたので、曜日変更のお話かな? と思ったら、


「いいえ。国語が最近サ○ックスで伸び悩んでいるので、是非一コマ入れていただきたいなと思いまして」

 

 なんでも、サ○ジュニアで全体順位が半分以下なのをえらく気にしておいでとこのと……オイオイ、まだ小1だよ? 立場を忘れて言いかけました。

 それにA君は現時点で、塾と習い事があわせて両手でギリギリ足りるくらいあります。つまり毎日習い事が学校を終えてから2~3待っているわけです。A君が嫌いなピアノのレッスンなんて、毎日3時間くらいあるみたいです。(注 ピアニストを目指しているわけではない)

 サ○と公○式なんて内容的に完璧に被ってるし……。

 それにね、経験上解ると思うんですが、小さい頃の順位って本当にあてにならないんですよ。中学受けるとしても、大事なのは5,6年になってからのデキとモチベーションです。

 それを、今目の前の順位を上げるためにまた、塾の時間増やすのかね。さらにお母さん曰く、算数でも悩んでいるので、サ○以外の大手をもう一つ算数だけ増やす、とのこと。

 A君は元気な子で可愛いですが、一つ気になることがありました。


「習い事嫌いー。全部やめたい」


 これを毎回言うんです。なんも聞いてないのに。

「塾の中では先生(私のこと)くらいだもん、そばについてほめてくれるの」
 
 君、家庭教師も来てるんだよね。その先生はちゃんと見てくれないの? 褒めないの?

 それに本人が疲れてます、明らかに。おさらいを宿題に出しても、いつもやってきません。お母さんもかもしれませんが、それ以上に本人が疲れているのでしょう。

 消化不良もいいところです。

 だから思い切ってお話しました。「塾講師の経済」からいくと、「ではサピッ○スのおさらいにもう1コマいれましょう! 必ずやA君の成績を最上位に!」と言うべきなんでしょうが。

 「少し、習い事を削られて、セーブなさった方がいいのではないでしょうか? このままだと折角きていただいてもおさらいが追いつかずに、身につきません」

 小4小5くらいから本格的に塾に通い始めて、きちんと志望校に合格した教え子の話をしました。どこの塾、といった話はしませんでしたが、大手に通いながら頑張りつつ、国語だけ個別を利用してくれていたこと。彼らは習い事も好きなことを少しだけやっていたこと、低学年から塾に関わっていた子も成績は気にせず、結果、受験生がもっとも憧れるような中学に入った子がいること。

 なにより彼らが1~3年まではゆったりしていたこと、受験学年でもきちんと息抜きの時間をとっていたことを話しました。

 お母さんは「わかりました」とおっしゃっていましたが、後日「今まで一対一でしたが、来月から集団のクラスに切り替えたい」との電話がありました。

 私の言葉がお怒りをかったなら、担任変更を、とおっしゃってくれてもいいのにな、と妙に冷静でした。お節介だし出すぎていたかもしれない。だけど、言うべきことを言わなかった後悔は味わずにすんだ。

 ただ、A君の今後だけが気がかりです。塾は増えてもへらないんじゃなかろうか。ピアノも……と思うと可哀そうです。

 A君はいわゆる「小学校受験残念組」です。だからご両親の気合がはいりすぎているのかもしれない。それにしても明後日過ぎて空回りだ。子どもの方向性は親が決めるとはいえ、加熱しすぎだ。

 他の保護者さんもかなり教育熱心です。それでも「習い事」は全く無い日が週に1日は必ずあるのにな。出来る子程、息抜きがうまく出来ています。そのことにA君のご両親が気づいてくださればな、と切に願います。悪い方たちでないだけに……。

 私は失敗してしまったけど、どこかの塾なりの先生が諭してくれたら。


 でも、無理なんだろうね。サ○も公○の銭ゲバなんでしょう。うちの塾長も……ゲフンゲフン。


 ちなみに、「ツカレ親」の出典は瀬川松子さんという方の、中学受験の失敗学という本です。以前立ち読みして、この件でふと頭をかすめました。んで、今から本屋なりで探してきます。

 この件に関して、母のコメント。


「そりゃーそのお母さんはさせすぎたい。で、アンタ、人のおせっかいはいいけど、勉強しよるとね?」

 誤魔化して慌てて電話切りました。(笑)

銀河鉄道の夜

2008-09-09 00:41:15 | 漫画とか

 サボっても良かったんですが(笑)一言だけ。


 夏の間、ちょっと子ども達に長めの本読んでもらって問題解いたり感想文書いたりしました。


 色々と昔見た作品見返してしみじみ思ったこと。



 本って良いなあ……。


 一年生に読んでもらった「花いっぱいになあれ」なんていいお話だし。「花」と思い込んだ風船がしぼんで、きつねの子が泣く場面なんて、こちらも泣きそうだったわ。(笑)



 なんといっても、素敵だと思ったのは、三年生の作文課題だった、「銀河鉄道の夜」(←クリックで全文読めます)かな?

 
 ジョバンニ少年やカムパネルラの健気さもさることながら、描写の美しさ、言葉の独特な選び方、リズムがなんともいえない。こういうのを「勉強」で教えないといけないのはかなり無粋な気がする……。学校の道徳の授業の課題になるよりはましだけど。 



 文中で特に好きな場面は、ケンタウル祭で華やぐ街の様子。



「 ジョバンニは、せわしくいろいろのことを考えながら、さまざまの灯(あかり)や木の枝(えだ)で、すっかりきれいに飾(かざ)られた街を通って行きました。時計屋の店には明るくネオン燈がついて、一秒ごとに石でこさえたふくろうの赤い眼(め)が、くるっくるっとうごいたり、いろいろな宝石が海のような色をした厚い硝子(ガラス)の盤(ばん)に載(の)って星のようにゆっくり循(めぐ)ったり、また向う側から、銅の人馬がゆっくりこっちへまわって来たりするのでした。そのまん中に円い黒い星座早見が青いアスパラガスの葉で飾ってありました。」


 銀河鉄道に乗り合わせた少年が叫ぶ、


「ケンタウル露(つゆ)をふらせ。」



 綺麗な星空を見ながら、思いっきり夜の大気を吸い込みたいような気分になります。


 でもそうはいかない……。


 だって東京の空も、空気も汚いもんね。



 どっどど どどうど どどうど どどう って又三郎も来てくれない感じだ。



 「青空文庫お勧めです。


 「こころ」なんてこちらで読めるのに、小畑健さんの表紙でいい値段で売られてますからね。あの表紙は今市子さんにすべきと思ったのは内緒だ。(笑)


氷室冴子さんのこと

2008-06-13 23:23:15 | 漫画とか


 鷹ブログのはずなのに失礼。

 ド田舎でアレな感じの少女時代を送ったものとしてはやはりスルーは出来ず。




 <訃報>「なんて素敵にジャパネスク」の氷室冴子さん51歳



 
 もう二度と少女小説書く気ないのかなーなんて思っていたのですが、ご病気だったんですね。

 ヤフートップで訃報を目にした瞬間、涙と鼻水が同時にどっと溢れました。



 世間様的には「恋する女たち」や「海がきこえる」、コバルト読者だった人には「なんて素敵にジャパネスク」の作家さんなんだろうな。


 上記の作品も好きでしたが、私は「クララ白書」とか「雑居時代」とか「ざ・ちゃんじ」が大好きだった。(どれか一つに絞れ)


 「クララ白書」のしーのや「雑居時代」の数子、「ざ・ちゃんじの」綺羅中将は私にとって最強の可愛いヒロインです。(だから一人に絞りなさいと)



 お嬢様ものと言えば「マリみて」なのだろうが、私は性格のおかしい(悪いわけではない)徳心クララ寮のお嬢達の方が好きだ。裏表のある才媛というと、「カレカノ」の雪野なんだろうけど、数子さんのほうがずっと男前だしずっと性格が悪くて(ぇ)かっこいい。色々な漫画で「男装の麗人」が大安売りで、ドラマになった話もあるけれど、綺羅様以上に凛々しくて抜けていてその上たくましい「わけあり男装少女」は出て来ていない。

 そして「鉈持ちマッキー」以上の恐ろしい美少女をみた事がない。(笑)

 別れた○○の思い出は美しい、ということかもしれないけれど、氷室さんの女の子達はとても可愛かった。大げさかもしれないけれど「女の子」への敬意がありました。

 女の子ってホントは色々わかってるんだよ、ってさりげなく書いてくれた。実際彼女達は皆努力家だった。ひねくれていたりもした。なのに世間知らずだったりした。だけどちょっといい男に言い寄られたからって簡単にマ○開く子なんていなかった。男の子とくっつくこと=自己実現という図式が彼女達には一切なかった。


 男の子も可愛かったな。特に「雑居時代」の鉄馬が好きだと言ったら引かれてしまうだろうか。(笑) 



 氷室先生、本当に楽しい時間をありがとうございました。一度でいいからファンレターを書いておくんだったと心から思います。


 こんな場所でなんだけれども、心からご冥福をお祈りします。

今日は野菜と漫画の日々。

2007-11-17 21:46:53 | 漫画とか
 以下、完璧独り言です。

 特に後半はインドア派でない方には専門用語みたいな感じになってしまってるかも……; というか、引かれてしまうかもなぁ。寛大でお暇な方のみ、どうぞ。



 ちょっとだけ飯田橋に用事があって、行ってきました。無理をしたら歩けないことないけど、人を待たせると悪いと思い(迷う可能性があったから;)電車でGO。


 用事が済んで帰り、前から気になっていた日仏会館のレストランに寄ってみる。三時前なのでもうダメかと恐る恐る聞いてみたら、全然もーしわけなくなさそうに、「申し訳ございません。2時半ラストオーダーなんで」と言われる。感じワリいなと思いつつ、頭を下げて退散。(笑)

 仕方ないので後楽園方面までテクテク歩いていると、路上で無農薬の野菜を売っていた。背後に店が出しているっぽい・あるどっかの県のアンテナショップかなんかだろうか? 店番中のお兄さんのお兄さんが説明してくれたが、よくわからん。(笑)

 無農薬の玄米を試食。美味しかったが、家に熊本の知人が送ってくれたものがたんまりあるので、さつまいもと柿を購入。すると、ほうれん草をおまけに入れてくださった。あの……柿とさつまいもで、300円なんですが、ほうれん草は250円です。おまけと、購入金額がほぼ変わらず。おまけしてもらえたからではないが、こういうやりとりって東京ではあまりできないので、素直に楽しい。


 さて、後楽園到着。

 ラクーアの「ZESTバーガー」に入る。アボカドバーガーを食べる。普通に美味しいが、プレミアムバーガー(値段がセットだと1000円するやつ)にしてはどうだろう。正直、ファイヤーバーガーとOne's Driveに私は軍配を上げるね。山田太郎が勧めてるからじゃないですよ、念のため……。お野菜も揚げた芋も、店の看板にしているほどではないし。


 このまま帰ってもよかったのだが、面倒な用事が済んで嬉しかったので、ついゴディバでチョコレートドリンク見たいのを買う。イメージとしてはスタバのフラペチーノとかいうやつらを思い浮かべてください。

 値段は600円位する。高い。しかしこれが美味しいんだな……。でも、寒い。今日は寒かったのに、さらに冷たい飲み物って。(笑)しかし、それを差し引いても旨かった。甘いのに、くどくどしくない。うーん、開放感から散在したなあと思いつつ、帰路に着く。


 そこで直帰すればいいのに、AYUMI BOOKにうっかり入る。(笑)ついつい、コミックコーナーで1時間半ほど徘徊。

 ここは色々ためし読みできて嬉しいです。(見本がたくさんある)



 「鈴木先生」を立ち読み。今は金欠だけど、来月お金入ったら揃えたい……。鈴木先生の給食問題への全力投球ぶりがよい。担当女生徒への煩悩が笑える。


 よしながふみの対談集、「あのひととここだけのおしゃべり」を立ち読み。


 う……ん。

 笑えたんだけどね。


 テニミュ(テニプリのミューージカル)を「2.5次元」と言い切るあたりや、30過ぎると一般人に合わせて「いいひといないかな~」とかいうのがめんどい、というあたりとか。あと、羽海野○カと、コミケの会場で隣どうしで、「今回、スラ○ンは羽海野さんとよしながさんだけです」と言われたって話とか……。羽海野さんとよしながさんは仲良くなさそーやと個人的に思ってたので(単に私がよしなが好きで羽海野漫画が苦手だったから)対談するほど仲良しというのは、意外な発見でしたし。


 でもねー。


 なあんか鼻につくんだよな。


 三浦しをんさんについでも同じことが特にいえるのだが、(羽海野さんもだが)

「私たちアレな感じの嗜好だけど、出世して、今や文化人よ。萌えも究めるとこうなれるの」みたいなね。


 あまりに意地の悪い言い方かもしれないが。


 よしながさんの名前でアマゾンにリンク貼ろうと思って、検索かけたら個人のサイトさんのレビューがひっかかり、「よしなが漫画は苦手だ。好きになれんのは、あの設定が、いかにもメジャーで、商売っ気があって、キャッチーなところ。好きなことを抑えられず、勢いアマって書くというところがなく、計算っぽく感じられちゃう」ということを書かれている方があった。

 うーん、西洋骨董洋菓子店以降、そういうきらいはあるなあ。ただし、そのサイトさんでは「同人出身作家らしく、登場人物の情動やその描写が、わかりにくくてていや」とも……それはさっきの評と矛盾してないか? 同人くささが抜けたのがイヤミでイヤなんでは?? 「絵が下手だから嫌い」とだけ書かれたほうがスジ通ったのにと思ったが。(笑)まあ、私もまだよしながさんに未練があるんでしょう。

 西洋骨董洋菓子店は月9になった。ドラマは置いといて、ウイング巣(巣?)連載なのがひっかかってたけど、読んでみると面白かった。でも、「大奥」はな……。


 連載一回目から、漫画家「なんか」やらなくてもいい「インテリ女性」が「少女漫画」の枠を超えた名作を描き、それを文化人の皆様がA日新聞あたりで、有難がって批評しておられる感じが浮かぶんだよなぁ。

 ……「愛すべき娘達」も「大奥」もよく出来た作品だけに、余計にいやらしく思えてね。

 よしながさんにとっては、「(描くのが好きなのは前提だけど)漫画家として生きていく覚悟を決めて」かいたんであろう「月とサンダル」とか「一限目はやる気の民法」とかのほうを私は遥かに愛している。

 
 それもそれも、本人が「大奥」は白泉社だからかけたなんていうし……白泉は少女マンガダメにした総本山だぞ。花とゆめの酷いっぷりを見ろよ。


 と、話ズレタ。

 特に、よしなが作品の“過去”は受け付けられないけど「西洋骨董洋菓子店」から入り、「大奥」みて「よしながふみ読める」なんていってる自称マンガ好き男性が見ると、かなりブルーな気分になる。(←実際本屋でみたことある)

 
 よしながふみさんは、凄い漫画家だと思う。小説家として三浦さんも同様。羽海野さんも(好きかはおいといて)煌く才能のある方だと思う。


 だけど、頼むからこれ以上「あの世界」を広く一般の目に触れさせる手伝いはしないで欲しいわ……。特に、西○東について、デカデカと語らないで、三浦さん。


 とりあえず、私はよしながさんのを、リアルタイムで新刊で購入することはないだろうと思った。夏目房之助(漱石の孫)の本の表紙を描いたあたりからそんな予感はしていたのだ。

 さて、愚痴はこれくらいにしよう。(笑)


 その後、「ひまわり!」を立ち読んで笑う。


 東村あきこさん、好きだ。舞台が宮崎なとこもよい。


 是非、父・健一を鷹のキャンプに連れて行ってみて欲しいです。(笑)これこそ、給料入ったら、きっと全巻揃えるんだ……。



 さて、今日は無農薬野菜を買い、チョコレートドリンクとハンバーガーを暴食し、漫画を立ち読み……結局、不健康な日でした。


 でも、ちょっとだけ元気になりつつあります。

秋の夜長にいかがでしょう(その1)

2007-10-28 00:31:12 | 漫画とか
 野球のない日はこういうので暇つぶししません? てな記事を書きたいなと思ってたら、日本シリーズが始まってしまいました。(笑)



 でも、空気読まずに書く。語りたいから。


 以下、アニメとかに興味がないは、つまんないかと思います。(というか、読んで下さっても引くと思う/笑)相手してやるよという寛大なお方は、よければよんだってください。↓↓




 ……秋は夜が長いですね。


 てなわけで、長編大河ものはいかがでしょうか? 

 最近やたら見てしまってるアニメなんですが、「銀河英雄伝説」というごっついタイトルのアニメです。原作は田中芳樹の同名小説。

 タイトルだけ見るとご大層だけど、話の筋は結構わかりやすいです。



 ずうっとずうっと未来の話。人類は太陽系以外にも居住可能な宇宙をみつけていました。そこには、二つの国、大きな「惑星間国家」が存在します。


 一つは、銀河帝国。皇帝を中心とする「専制君主制」の国です。もう一つは「自由惑星同盟」。かつて帝国の支配から逃れた人たちが作った、共和制の「自由の国」です。


 「銀河帝国」側の主人公はラインハルトといいます。

 彼が10歳の時、5歳上のお姉さんが後宮にとられ、皇帝の寵妃にされてしまいます。「今の体制をひっくり返して姉さんを取り戻す!」と姉に恋する親友とともに志を立てた彼は(10歳にして立志ですよ……)10数年後、本当に旧王朝を滅ぼし、自分が皇帝になっちゃいます。20そこそこの若造で、ですよ。

 ちなみに、金髪碧眼の超美形キャラ。(笑)ありとあらゆる形態の美形描写が原作の小説では登場します。性格的には天天上天下唯我独尊。だけれども、至高の権力を手に入れるために、一番大切なものを失っちゃうのである意味不幸な子です。


 「自由惑星同盟」側の主人公はヤン・ウェンリー君といいます。

 彼は一言で言うと、食うために軍人になりました。(笑)したがって出世欲がない。やる気もない。だけど、本当は歴史家になりたかったため、古代からの傭兵、戦術のパターンを網羅しています。だから、「宇宙艦隊」(笑っちゃダメです)を動かして敵を撃破するのは大変得意。戦争ばかりが続くご時勢、どんどん出世してしまいます。

 「自由」を謳いながら、兵士の命を粗末にし、政治の道具に使う為政者達にほとほど嫌気がさし、ぼやいてます。アニメと漫画では、結構ハンサム。(笑)



 ……で、私がどっちの子がスキかと言うと、ヤンなんですが、そんなことはいい。(笑)


 そうそう、主人公達のいる二つの国の間には「フェザーン」という星があり、帝国領だけど自治権があります。商人の国で、同盟と帝国の両方の窓口として交易して栄えてます。


 うーん、宇宙版・三国志ですね。(え、違うの)ま、こんな感じで登場人物はやたら多いけど、話はそんなにややこしくありません。長いけど。


 現在私が見返して、ニヤニヤしたり、時々泣いたりしている(←バカ)のはアニメ版です。






 アニメ版の魅力をざっくりいうと、


 1.キャラクターデザインが綺麗。


 2.声優さんがやたら凄い。


 3.やたら時代がかったセリフがよい。


 4.音楽が良い。





 ……1.については「奥田万つ里」さんがアニメ化第一弾の映画「我が行くは星の大河」では、主要キャラをデザインされてます。最近だと「BACCANO!」の人、私世代だと、「シュラト」の方だ。(笑)だから主役級のキャラはちょっとリアルかつ少女マンガっぽい美形。


 ただ、WOWOWで放送されてたテレビアニメシリーズではスケジュールが合わなかったとかで降板。そのため、その他キャラは他の方がデザインしているそうだ。それが、実際の役者さんをモデルにして「書いて!」という指令が出ていたらしいです。だから、よく見てると、明らかに石黒賢みたいなのがいたり(笑)チャールズ・ブロンソンがいたりして、面白いです。


 2.については、まずヤンの声が富山敬さんなんです。ちびまるこちゃんのトモゾーとねずみ男。(笑)でも、優しくて、澄んだ声で素敵なんですよ。トモゾウとは思えません。ただ、ヤンの幕僚にして親友の役を「キートン山田」さんが当てておられるんですね……。ヤン君の留守中敵が来て、変わりに山田さん(違)が指揮を執ります。

 
 「撃てぇ!」


 叫ぶ山田さん。こんなカッコいい山田さん(しかもトモゾーの部下)見れるアニメは銀英だけです。

 あと、同盟側に出てくる、小物の悪役軍人としてコッソリ「アムロ」いたりします。


 ラインハルトは「べジータ様」なんですが、敵役に「ミスターサタン」がいたりね……。(笑)ちなみに、ラインハルトの部下には「シャア」とか、クレヨンしんちゃんの「ぶりぶりざえもん」もいます……。(富山さんもですが、もうなくなったんだけど/泣)

 それからシーンによっては「特攻野郎Aチームやん!」と突っ込めたして、楽しいです。


 3.について。

 三国志もだけど、シェークスピアも参考にしてるのか、やたらごてごてしたセリフがあります。それを、声優さんが噛まずに、華麗に喋ってくれるのがいいです。

 同盟側はモデル国がアメリカらしく、皆そこそこすっきり喋ります。しかし、帝国は神聖ローマ帝国~プロイセンあたりがモデルなのか凄いんだな。


 例えば、


 「ひるむな! カイザー(皇帝陛下)をみ守り参らせよ!」

 「フフ。俺の鼎の軽重が問われるようだな……」


 ……とか。(笑)噛まずにいえそうもないセリフを絶叫したり、呟いたり。「矜持」とか「人為」なんて言葉も出てくるし、リアル中学生だったので、漢字の勉強になりました。(笑)



 4.は、流れるBGMが全部クラシックなんですよ。(笑)特に劇場版ではニールセンの『不滅』です。国内初演奏がこの映画だったそうで……。『ボレロ』とかも、ドンパチのさなかに、盛り上がりに連動するように流れます。

 そんでエンディングは常に小椋圭さんの曲。なんか凄い、リキのはいりっぷりです……。


 あと、このアニメ、キチンと戦争を描いてます。だから装甲服着た戦士が斧で○し合うシーンもあります。少ないけど恋人との別れを惜しむのにギシギシアンアン(笑)なシーンもあり。

 でもってどっちの国が悪者、という風な単純な図式もない。
 
 だから、人によっては見づらい方もあるかもなー。だからこそ、地上波で放映がなかったんだろうしね。


 でも、オイラは好きです。パチンコになったのは悲しいし アニメ化20周年記念BOXが26万なんてのは、全160話といえ、ぼったくりだと思うけどね。その点をのぞけば好きです。(笑)



 やたら長くなってすみません。


 とにかく秋の夜長に引きこもるには、ぴったりの作品ではなかろうかと思います。(笑)


 では……このくらいにして、↑には野球がらみの記事を書くとするか


 お付き合いありがとうございました!

鴎さんの選手達が漫画に

2007-07-30 22:11:51 | 漫画とか
 今日は野球ないですね。


 今朝も昨日も選挙でスポーツの話題ナシ。まあ仕方ないですが……


 
 ケーキと野球のプログなんで、選挙のことかいても仕方ないので漫画の話でもします。(無理矢理だな)



 わたくし漫画読みなんですが、最近青年系ばかり読んでもます。野球好きだし、だから内面オッサンとか余計なこと言われたりするんですがね 少女マンガ好きなんだけど……正直最近見るべきものがねえな、と思ってるので特に白泉系は借りでもしないかぎり読まないです。カレカ○も清○玲子も胃が曲がるくらい嫌いだ#
こんなところで苦情言っても仕方ないですけど

 で……ビックコミックスペリオールを職場で読んでいて発見。なぜかうちの職場ではビックコミックはオリジナル、スピリッツ、ただのコミックすべて定期購読してるらしいのです。(笑)

 そのスペリオールの 「舞姫」という漫画に、

 鴎の選手達が出ている……


 しかもキャバクラの客として。(笑)



 一応チーム名は「川崎ベアーズ」って変えてありましたが、明らかにロッ○でしょ。川崎じゃないって!(笑)


 メンバーはズレちゃん、コバマサはん、里崎さん、福浦さんがいたような?? 腹筋を震わせて読んでたのではっきり覚えてません。(福浦さんが特に怪しい)セリフは「ピンドン(ピンクドンペリ)5本!」とかバブリーなのが一言二言だけだったけどね。


 ちなみに「舞姫」はキャバクラが舞台ということでお分かりでしょう、倉○遼さん原作の漫画です。「夜王」とかの。作画は「夜王」より今風の方が描かれてます。青年漫画としては絵の巧さは中の中って感じなんですが(えらそうに)いやあ……似顔絵の才能は抜群と見ました。正直水島先生より似てるよ! ってか、水島先生は他球団はもちろん、鷹選手もまっちゃん以外誰も似てな(以下略)。


 現在主人公達のお店は歌舞伎町から銀座への進出を目論んで頑張っているところ。そこで、倉科先生にお願いです。


 次回は是非中洲に出店を!


 進出祝いに、小久保さま、まっちゃん、ムネ、和巳さんあたりが駆けつけてみるというのはどうでしょう

 おねえさんに水割りを作ってもらってもじもじする青年の役として藤岡君や松田君が来ていてもいいです。ついでになぜか遠征中のTSUYOPONが登場してもいいです。

 誤解を恐れずに言うと、いつも倉科先生の作品は笑いを求めて読んでます。


 今回のことでますます目が離さなくなりそうです。(笑)あ、ちょっとは野球の話題になった……?


 では~



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