トーキング・マイノリティ

読書、歴史、映画の話を主に書き綴る電子随想

怖い橋の物語 その二

2020-01-13 22:15:12 | 読書/ノンフィクション
その一の続き 続けて中野京子氏は現代と比較、こう述べている。「とりわけこの「ロバを売りに行く親子」には、現代を強く感じさせる。多くの人がいて、いろんな情報が飛び交う橋は、インターネット空間そのものだからだ。我々は毎日毎日知らずのうちに、その空間で発信されている膨大な情報や主張を読まされる。 どれももっともらしいが、真実か虚偽かを見分けるのは並大抵のことではない。意図的に流される偽情報に対抗するには . . . 本文を読む