ユルシネマ日記（『インスペクション ここで生きる』）

今日は台風7号が和歌山県のほうに上陸してその余波で名古屋も強い風が吹く大荒れのお天気でした。

さてそんな大荒れの名古屋ですがわたくしは予定通り地下鉄に乗って伏見ミリオン座まで映画を観にいっておりましたがきっと台風の影響なのか観客はたった３人でした。こりゃ赤字ですね。そんな今日の映画はこちら

『インスペクション　ここで生きる』です。あらすじはゲイであることで母親から見捨てられ１６歳からホームレスとして生きてきた主人公が２５歳になり生活を立て直すために海兵隊に志願するというお話です。このドラマは今の米国を非常に象徴しているお話で学歴がないとすぐに貧困に陥り無理して学資ローンを組んで進学するとその返済でさらに貧困になって生活が破綻してしまう現実を表しています。貧困を作り出して戦争に駆り出す若者を作り出すというシステムがどうやらできているそうですが麻生副総理の発言とかを聞いてると日本でもいずれこういう出来事が起こるような世の中というのもあり得ない話ではないと思います。映画的には１０年近くホームレスをしていた身体が過酷な海兵隊の訓練に耐えれるとは思えないのですが。

捨て猫の六ちゃんは毎日よく寝てよく食べてよく遊んでひとまわり大きくなった気がします。