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囲碁と源氏物語五十四帖押絵展 13・14・15・16・17・18帖

2009年11月30日 23時29分52秒 | 源氏物語五十四帖押絵展
おはようございます。2009年11月29日 快晴です。お元気ですか。
囲碁と源氏物語五十四帖押絵展と源氏物語解説の続きです。
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第十三帖 明 石 ↑
桐壷院の霊力と住吉の神。この2つの神霊が、源氏を明石の地へと導き、
明石の姫君と結びつけ、都での凶事をひきおこして朱雀帝を動揺させ、
ついには源氏免還へと展開させます。
この神懸かりのドロドロとした物語の中に、彩りを添えるように、
「明石の君」という女性が、シンデレラ的要素をもって登場し、
源氏と運命的な出会いをして結ばれます。
源氏は 2年半後、許されて都に戻ります。  
絵は 8月13日夜 源氏 馬に乗り入り江沿いに明石の君のもとに向かうところです。
源氏 27~28歳

        
第十四帖 澪 標(みおつくし)↑
源氏28才冬~29才冬。朱雀帝から、冷泉帝への政権交代がおこなわれます。
「桐壷」巻以来続いてきた左・右大臣家の対立という構図が崩壊し、
旧左大臣勢力が復権、源氏方の人々が政界の主流にすわるようになります。
この巻は、このような政治的色彩の極めて濃い巻ですが、
物語は、明石の姫君の誕生、紫の上への告白と嫉妬、明石の君との再会、
六条御息所の死・・・等源氏個人の女性関係を表面に浮かび上げ物語性を高めています。
絵は 秋 源氏 住吉詣 源氏の栄華を目のあたりにして 
明石の君の住吉詣の船はそのま住吉の浜を去る絵です。源氏28~29歳

        
第十五帖 蓬 生(よもぎう)↑
 源氏28~29才。この巻は、うまずらで、長く真っ赤な鼻の、
想像を絶する醜女として登場した、あの末摘花の後日譚です。
源氏が須磨に退去している間、生活の窮乏に耐えながらじっと
彼との再会を待ち続けていた彼女に、再会した源氏が感動し、
二条院に引き取って幸せに暮らすという暖かい物語です。
絵は 源氏は 花散里訪問の途上 松に藤のかかる荒廃した
末摘花邸にきつき、惟光に様子をうかがわせているところです。源氏28歳。

        
第十六帖 関 屋(せきや)↑
かつて源氏と一夜の契りをかわした「空蝉」の後日譚です。
逢坂の関で、源氏と偶然に再会し、その後出家して尼となります。
のちに末摘花と同じように二条院に迎えられ、平穏な余生をおくります。
絵は 源氏 石山詣の途中 逢坂の関で上京途中の 空蝉の一行に会う。
空蝉の一行が 道をゆずっているところです。源氏29歳

       
第十七帖 絵 合 ↑
澪標」の巻で、六条御息所の遺児「斎宮」を、冷泉帝の後宮に
入内させる計画をたてましたが、この巻は、その延長線です。
よきライバルである光源氏と頭の中将(現権中納言)ですが、
頭の中将の娘(すでに入内して弘徽殿女御)と、
源氏が送り込んだ斎宮とが、帝の寵愛をめぐるあらそいとなり、
絵合(えあわせ)という宮中行事で競うこととなります。
そして、それがそのまま源氏と頭の中将との権勢争いに連なっています。
絵は冷泉帝の御前での絵合わせ。左右よりの絵を沈や紫檀の箱にいれ、
人々居並ぶ。藤壺も臨席している。源氏31歳。

         
第十八帖 松 風 ↑ 
澪標の巻で、明石の君は偶然住吉詣での源氏と再会しますが、
身分の差をあらためて認識して、物思いを重ねる日々が続き、
そのまま2年の歳月がすぎていました。
源氏からの再三のすすめに、ようやく上京を決意するものの、
途中の大堰の山荘への転居という妥協策で実現します。
しかし、京に近くなったものの紫の上の嫉妬もあって、
源氏との逢瀬はままならず、明石の君のきびしい忍従がつづきます。
明石の君の姫君を、子供の出来ない紫の上の養女にします。
絵は 夜更け紫の上のところにいる源氏のもとへ明石の君の文が届く。
源氏よんでから紫の上にもみせ 明石の君を想っていますす。源氏31歳

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