*明日の花*

一期一会の風の中 出合った花 奇跡の花・・明日への花を咲かせましょう

わたしの場所で

2014-02-02 | 日常
昨日の池袋 自由学園明日館での 家元のデモをみて

昨夜は 頭が次の花展(いけばな協会展)の 構成を想像しはじめ、、眼が冴えていました。


花材、、器・・

蔓ものや根を使おうか

花木の取り合わせは・・・

いつもの取り合わせでない 花材を入れ 合わせてみる。。。
たとえば 熱帯の植物、、エアプランツ 色の合わせも あえて変える・・・・

そう考えただけで ぐるぐると想像力が駆け巡るでしょう・・・


最後の大作は やはり竹を使い・・・
あっという間に これをいけてしまいます。。
もちろん スタッフが留めたり 押さえていたりと必要ですが 
一瞬にこれはここ、、これはこうやるって ひらめきが できるんですね~


まぁ ただ、わたしは、 いつもの場所で、 それなりのそれ以上 を目指して がんばろう。





いいひのはじまり

2014-02-02 | 日常
朝ベルが鳴り 突然の お誘いでしたが 急いで支度して 朗読会に行きました。


元はフジテレビのアナウンサーの方の 声は聴きやすくて
目を閉じて聴き入っていると 情景がはっきりと現れてきます。

お話は 森 鴎外の 高瀬舟
弟の首を切らないといけない、、、恐ろしい下りで 目を開けると
少し 景色が 和らぎました。

不思議な感覚ですね。。
音楽と 語り。。。

最後に 吉井 弘 氏の詩が 朗読されました。

先月他界されて 新聞などで詩が出ていましたが
改めて 朗読を聴いて 
肩の力が ふぅ~~と ぬける気がしてきました。



祝 婚 歌


二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい