[1st](BBL presents)DE DE MOUSE 「farewell holiday!」release one-man live(Electronic, DJ)[2016]

例によって、このDE DE MOUSEというアーティストの事は全く知らないのさ。
ただこのグループ？ユニット？のジャンルがメチャ気になったんよ。
ビルボードのwebによれば、Electronic / DJ となってた訳で。。。
エレポップ好きな僕としては、ちとはずせない？
とまぁそんな訳で、期待と不安が入り混じりつつ、ゴーなのだ。

２月最後の日曜は、なかなかのお天気。
こんな穏やかなポカポカした日は、公演で散歩な気分。
でもそんなの関係ねー！
と、アナぐらのビルボードへ向かうですよ。
（スタッフさんも自虐的にそう言ってるｗ）

そんな中、会場に到着。
うーむ。。。今日の入りは、いまひとつかなぁ。
6～7割程度か。
女性客がほんの少し多い感じ。
そしてそして、20～30代が中心！
こんな若い世代が中心て珍しい。

で、定刻通りにDE DE MOUSE達が登場。
（以降、MOUSEと記述）
MOUSEのピアノ＆シンセ＆シーケンサー、ベース、ドラムというトリオ構成。

早速始まった曲はピアノソロだったよ。
スクリーンには、雪道を行く一人称視点の映像＆ゆったりしたピアノ。
後のMCで曲名は「ビフォア・ホリデイ」って言ってた。

続いて「ナイス・アバランチ」？
映像は、メリーゴーラウンド。（この後の映像もほぼ白黒ね。）
子供の声がボーカル、セサミストリートみたいな感じだよ。
楽しげな曲ではあるけど、まるで大人が子供の頃を懐かしんでるかのような。。。
ちとノスタルジックな感じかな。

さらに、ジェットコースターのような音がして、超アッパーな曲に変わったよ。
ん？でもあっと言う間に終わったぞ？
「フェアウェル・ホリデイ」のショートver.なんだとか。
あ、映像は凍った池の氷上で子供が遊んでる。。。

ここでMOUSEのご挨拶。
「あ、みなさんこんばんは。デデマウストリオです。」。
この後、MOUSEの自己紹介がてらむにゃむにゃ言ってたっけ。
なんしかマイク通してるのに、それでも声が小さいから聞き取りにくくて。。。
まぁ、およそミュージシャンぽくなくて、素朴な、いや誠実そうな若者だったよ。

次は「ア・サウザンド・ベター・シングス」？
映画音楽の1シーンみたいな感じだったのに、映像はないというのも皮肉だなー。
これも子供の声をフィーチャーした楽曲だったよ。

この後も、子供の声をボーカルにした楽曲がちらほらあったよ。
いやボーカルと言うより、楽器のひとつ、もしくはSEのひとつ、みたいな感覚かな。
MOUSEの楽曲自体は、とても映像を意識した作りに感じたよ。
そして、シーケンサーで色んな音が飛び出して来るのは今風だね。

ここで、メンバー紹介。
MOUSEのMCは、僕には大して面白くもなかったんだよｗ
けどファンにとっては、ハードルが低くなっちゃうのも当然な訳で。。。
愛想笑い？乾いた笑い？みたいなのはあったかなー。
まぁMOUSEの感じは全然いいんだけどね。

ここから、3連初。
アルバム「スカイ・ワズ・ダーク」より「エニイなんちゃらグッドナイト」？。
映像は夜の街。定点カメラの早送りですな。
バイオリン、聞いた事あるようなメロだったよ。

未発表曲だけど、MOUSEは気に入ってるという「デーモンズ・フィート・ダンシング」？
映像はバレエダンサーや、そのシルエット、もしくはピアノの手元。
激しいドラムが印象的だったかな。
乱暴に言えば、久石譲の初期作品「α-Bet-City」みたいな。。。

アルバムタイトルチューン「スカイ・ワズ・ダーク」。
映像は、多摩ニュータウンの風景、カラーだったり白黒だったり。
訳せば「空は暗かった」になるんかな。
曲調は全然だーくぽくなくて、むしろ豪雨や嵐のイメージなんだけど？ｗ

映像とリンクした楽曲が中心なMOUSE。
ここで、その映像作成の秘話も少し話してくれたっけ。
関東では多摩ニュータウン、関西では千里ニュータウンが好きだそうで。
MOUSEってニュータウンマニアですなｗ
当時はニュータウンでも、今となってはさびれた感じが好きなんだろか。
きっと長崎の軍艦島にも惹かれてるに違いない。（妄想）

をっと話を戻して。
曲は続くよ。
・「ベッド・タイム・フライト」
映像は、蓄音機がのったベッドが雪の上を飛んでるみたいな。
疾走感のある感じ。
まるでTDLのアトラクション「ピーターパン空の旅」でロンドン？上空に飛び出した時の、「おぉっ！」みたいなｗ
（マニアックですまんｗ）

・「プレイ・タグ」？
MOUSE曰く、トムとジェリーの追っかけっこのイメージだそうな。
めっちゃ短い曲で、それはよーわからんかったわ。

続いて、これまでのMCが長すぎて、時間が押してきてるというmcｗ
だから急いで行きましょ。

・「フェアウェルホリデイ」より「グルーミン・コーラス」？
映像は、赤いバラのつぼみが咲くさまを早送りで。またはその逆再生。
これも子供の声をフィーチャーした楽曲。
これから何かが始まる予感？に満ちたワクワクな曲。
軽自動車のCMとかでかかってそう。

ここでめんばー3人と会場の僕らで記念撮影。パチリ。パチリ。
物販の事に軽く触れた後、お客さん＆ビルボードに感謝の意を表すMOUSE。
そして、最後の曲は「フライデー・カーマス」？
映像はオルゴールのおもちゃを中心に。
ん？この曲はプロモでかかってたやつかな・
MOUSEらしい楽曲だね。

曲が終わると、スクリーンには、ねずみマークとサンキューの文字が。
「どうもありがとうございました。明日からまた一週間がんばって下さい」とMOUSE。
（なにげに丁寧なのがかわいいんだよなーｗ）
最初の頃よりも大きな声援と拍手の中、彼らは帰って行ったよ。

そして、お約束のアンコールの手拍子。
するとほどなくMOUSEが一人で登場。
ちと困った様子。
「実は、アンコールないんですよ。」だって。
なんでも、まさかアンコールの要望なんてないだろう、と全く用意してなかったとの事。
で急遽、ピアノソロをやってくれる事に。
「緊張する！」を連発しながらもピアノソロを見事にやり遂げたMOUSE。
会場の大きな拍手に見送られてMOUSEは帰って行ったよ。

期待してたMOUSEの公演だけど。。。
普通、まったくもって普通。が感想かな。
これと言って悪いとこはないんだけど、あんまり印象に残るようなものもない、みたいな。
今回の楽曲の中心だったアルバムのコンセプトは、遊園地やおもちゃ箱なんかな。
それはしっかり伝わって来たし、良いと思うんだけどね。
僕の琴線には触れなかっただけ、なんかいなー。
繰り返すけど、全くもって悪くはないんだよなー。
なのになんでかなー。

さて、今日の夕食。
いつもより30分早いこの公演。
なんだかまだ夕食の気分になんない。
だもんで、ここではウーロン茶でまさしくお茶を濁そうっと。

＃＃＃
まぁ結局、この後もそんなにお腹も減ってなかったので、
ビルボード近くの飲み屋で、軽～く飲みーの、軽～く食べーの。。。
健康的なんだか不健康なんだかよーわからん食事を摂ったのでしたｗ

うわｌｔ！えらく長くなってしもた。。。
もっと簡潔に書かないと。。。