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ヒーリングっど♡プリキュア 第31話感想

2020年11月11日 | ヒーリングっど♡プリキュア
 今話の名セリフ:「誰かがくじけかけても、誰かが立ち上がる・・・。そうしたら、こうして次々勇気が湧いてくる!」(ニャトラン)

 「ヒーリングっど♡プリキュア」第31話「ビョーゲンズの進化! お手当てはヒーリングっど♡アロー!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 前話の続きです。グレース達は、メガビョーゲンを浄化し、葉っぱのエレメントを救い出しました。
 しかし、すぐに、ラテの体調が悪化。心の声を聞くと、先生が泣いてるとか。一体どういう事なのか?
 とにかく現場に行ってみました。すると・・・、
   
 普通のメガビョーゲンのように見えますが、この怪物から放たれるビームにより、あっという間に広範囲が蝕まれました。
 急いで浄化する必要があると、臨戦態勢に。まず、グレースがキュアスキャンしてみると・・・、
   
 捕われているのは、のどか達の担任の先生・円山教生。ラテが言っていた「先生が泣いている」とは、こういう事です。


~ Aパート ~
 エレメントではなく人が取り込まれるのは、ラビリン達も聞いたことがない話。誰もがこの事態に困惑する中、怪物は容赦なく攻撃してきました。
 グレース達は、シールドを張るものの、攻撃力が強く、ダメージを負います。
 
 その直後、シンドイーネの声が。シンドイーネが言うには、この怪物は、新種のビョーゲンズ「ギガビョーゲン」だとか。
 さらに、自身にメガパーツを埋め込んで進化した事も明かしました。それにより、地球上の生物を使って、ギガビョーゲンを生み出せるようになりました。
 ギガビョーゲンは、とにかく攻撃が苛烈。グレース達は、ギガビョーゲンの攻撃を抑えられず、吹き飛ばされ、変身が解除してしまいました。
 シンドイーネは、プリキュアをも凌駕する力を持てた事に高笑い。今の姿をギングビョーゲンに見てもらおうと、ギガビョーゲンと共にアジトに戻りました。

「ほう・・・。ギガビョーゲンか・・・。」
「はい! 私が、このシンドイーネが、自ら進化を遂げて、新種を生み出す力を得たんです! いかがですか? キングビョーゲン様!」
    
「進化?」
   
   
「フッ。素晴らしい成果だ、シンドイーネ。」
「はい・・・。」
「お前の忠誠心は、必ず我の助けとなろう・・・。」
   
「いやーん! 愛してるなんて、そんな!」
『言ってない言ってない。』
    
 まったくねえ。進化したのに、元気増し増しになって、ますますしんどそうに見えなくなってるんですから、お笑い草ですね。(笑)

 ダルイゼンとグアイワルは、シンドイーネが自分にメガパーツを埋め込んだ事に驚きを感じています。
 彼らより優位に立てたと感じたシンドイーネは、今後は自分1人の力で、キングビョーゲンの身体を取り戻すと言いました。

 一方、のどか達は、離れ離れになっていました。すぐに合流したいところですが、途中、動物達の異変を目にします。
 それでも、何事もなく4人は合流できました。ラテの体調も今は落ち着いていますが、ギガビョーゲンが現れれば、そうはいきません。
 近くには、教生の息子・孝太がいました。両足を見てみると・・・、
   
 しかし、孝太にとっては、擦りむいた事よりも、父が怪物にされてしまった事の方が大きな苦しみになっています。

「孝太君、泣かないで・・・。きっとお父さんは助かるよ・・・。ね?」
   
   
「そうよ・・・。これまで何度も怪物は現れたけど、いつも最後は元通りだったでしょ?」
   
「プリキュア・・・。」
「そう! プリキュア!」
   
「・・・って、何で知ってるの?」
「お父さんがくれた、すこ中ジャーナルで呼んだ・・・。」
「ああ・・・。」
    
「きっとお父様の事も、そのプリキュアが助けます。」
「この動物園もね!」
「ホントに?」
    
「うん。お父さんもまだ、怪物の中で戦ってるはずだよ。だから、孝太君も希望を捨てないで。ね?」
    
「うん・・・。分かった・・・。」
   


~ Bパート ~
 孝太の応急処置を終えた後、ラテが体調を崩し、ギガビョーゲンの出現を察知します。孝太を動物園に待機させ、4人はギガビョーゲンの浄化に向かいます。
 ギガビョーゲンは港に現れた模様。のどか達はプリキュアに変身します。

 そして、バトル再開。ギガビョーゲンの攻撃は強いですが、まずは避ける事が重要。
 その間に、隙を見つけて攻撃し、少しずつ体力を削っていって、ヒーリングオアシスでとどめをさす作戦でいきます。
 エレメントの力も駆使して、ギガビョーゲンを転倒させる事に成功。すぐに、ヒーリングオアシスを放ちました。

 しかし、ギガビョーゲンの放つ砲撃により、ヒーリングオアシスがかき消されてしまいました。
「そんな・・・。これほどまでに、力の差があるとは・・・。」
   
   
「申し訳ございません、ラテ・・・。私では、これ以上お役に立てそうにありません・・・。」
   
『アース!?』
「やめてよ! アースが無理なら、アタシなんか、もう・・・。」
「ですが、これほど絶望に満ちた気持ちは、私は、感じた事はありません・・・。」
   
    
『それでも・・・、』
「私は諦めたくない・・・。」
    
「先生の、ビョーゲンズのせいで苦しむ人の気持ち、分かるから・・・。」
「そんな大切な人の無事を祈る孝太君の気持ち、分かったラビ・・・。」
    
   
   
「ギガビョーゲンがどんなに強くても・・・、」
「ほっとく訳にいかないラビ!」
    
   
「先生達だけじゃないわ・・・。地球をビョーゲンズに奪われたら、沢山の生き物が苦しむって、よく分かった・・・。」
「そうペエ・・・。エレメントさんも、みんな苦しむペエ・・・。」
   
「なんか先生の言った通りだなって・・・。アタシ達、キャラバラバラだから良いんだって話!」
「誰かがくじけかけても、誰かが立ち上がる・・・。そうしたら、こうして次々勇気が湧いてくる!」
    
   
「アース。私達、まだ頑張れるよ!」
「ラビリン達ヒーリングアニマルと人間のパートナー。それに、地球と風から生まれたアース!」
「そして、色んなエレメントさんから力を預かってるペエ!」
    
「こんなに沢山の人が、沢山の力が集まってるんだもの!」
「まだまだいけるよ! そんな気してこない?」
   
    
「はい・・・。みんなで手を取り合えば必ず!」
    
「行こう!」
   

 そして、再びギガビョーゲンに立ち向かいました。
『私達は、お手当てを諦めない!』
   
    
    
    
    
    
    
    
   
    
    
   
「新しいエレメントボトル!」
「今まで集まったエレメントさんの力が1つになったラビ!」
   
    
    
「ラテ様が、ボク達の力を1つにまとめてくれたペエ!」
「さっすが、ヒーリングアニマルの王女だぜ!」
「ワン!」
「グレース! みんなの力で浄化するラビ!」
    
    

   
『ヒーリングアニマルパワー全開!』
    
   
『アメイジングお手当て、準備オッケー!』
   
   
『プリキュア! ファイナルヒーリングっど♡シャワー!』
    
    
    
    
『お大事に!』
   

   
    
    
   
 ギガビョーゲンに捕われていた教生も目を覚ましました。すぐに、孝太のいる動物園に。
 そして、再会。
    
    
「ごめんな・・・。心配かけて・・・。」
   

 親子が再会できて安堵するのどか達。新たなエレメントボトルは、「スペシャルヒーリングっど♡ボトル」と名付けました。
「これがあれば、またギガビョーゲンが出てきても、みんなを助けられる・・・。ありがとう、地球さん・・・。」
   
「これからも、みんなで力を合わせて、お手当てを続けましょうね!」
   

 今回は、これで終了です。


次回:「おねえちゃんみたいに! ぼくのおかみ修行
 のどか達は、学校の職業体験で、旅館沢泉の仕事を手伝う事になりました。
 ちゆの弟・とうじも張り切って頑張っていたものの、何度か失敗してしまったようで、ちゆも少し心配に感じます。
 そんなとうじを見ていたペギタンは、アスミに何かお話ししているようで?


【まとめ】
 シンドイーネによって生み出された新たなビョーゲンズ「ギガビョーゲン」にプリキュア達は歯が立ちませんでしたが、それでも諦めずに立ち向かう心に反応したかのように、すべてのエレメントボトルが輝いて、新たなエレメントボトルと「ヒーリングっど♡アロー」が出現し、そして、「ヒーリングっど♡シャワー」でギガビョーゲンを浄化しました。

 という事で、今回でようやく4人合体技がお披露目となりました。みんなと一緒にお手当てしたい。前にそう言っていたアスミにとっては、かなり嬉しく感じた事でしょう。
 そして、合体技を出すに至った重要要素は、ヒーリングオアシスを編み出した時と同じく、相手との力量がどうあっても「諦めない」。プリキュアシリーズの定番ではありますが、それが至高だと思いますね。

 今回戦ったギガビョーゲンは人間が素体となっており、それは、これまでなかった事であり、のどか達にとってはショックの出来事だったでしょう。だけど、それが「諦めない」心を強めさせたように思います。
 ナノビョーゲンに取り込まれた教生は、病気で徐々に身体が弱っていき、お手当てが遅れれば最悪、死を迎えていたでしょう。そう考えると、これまで以上に、お手当てを成功させなければいけない意識は強くなったと思います。
 息子の孝太については、父が怪物に取り込まれた事の精神的な辛さを和らげるために、プリキュアが助けると「約束」した事が、のどか達の力になったでしょう。子供との「約束」って、大きな力を与えますよね。
 途中、ヒーリングオアシスは撃ち負けたものの、2人の患者を何が何でも救いたい。その気持ちが、新しい力を得るという奇跡に繋がったように思いますね。

 そんな訳で、めでたくプリキュア達のパワーアップイベントを終え、のどか達は、またギガビョーゲンが出てきても助けられると前向きになりましたが、だからといって、決して安心はできないでしょう。これまで、物や植物を怪物の素体にしていたのが、人間や動物にまで広がったのですから。
 しかも、シンドイーネはメガパーツを取り込んでも、今のところ何の副作用もありません。となれば、ダルイゼンやグアイワルも、同じように自身にメガパーツを取り込んで、パワーアップする可能性はあるでしょう。そうなると、今までよりも、怪物の出現頻度が高くなる事が予想されます。
 いくらヒーリングっど♡シャワーでギガビョーゲンを浄化できるといっても、お手当てのペースが今までよりも増えるとなれば、疲弊していきます。4人合体技お披露目によりプリキュアが優位に立ったように見えますが、今後の敵側の出方次第では逆に不利になるかもしれません。

 また、シンドイーネがメガパーツを取り込んでパワーアップした事を、キングビョーゲンが大きく評価していないのも気になるなんですよね。ダルイゼンがテラビョーゲンを増やそうとしている事に大きな感心を示していたように思え、キングビョーゲンにとっては、個々の進化よりも、個体数の増加の方が良い事だと思ってるのかも?
 それとも、テラビョーゲンがメガパーツを取り込む事には、何か不都合な事があるのかもしれません。一時的なパワーアップを代償に寿命を縮めてしまうとか。シンドイーネがメガパーツを取り込んだ事は本当に「進化」なのか、疑問に感じますね。

 とまあ、プリキュアがパワーアップしたのに、敵側の動向がすごく気になっています。異常ですかね?(笑)
 今回感じた事はこのくらいにして、次回に目を向けますか。次回は、ちゆメイン回。
 ちゆより弟のとうじが少し目立ちそうな気がしますが、ちゆの成長や見所も描かれるでしょう。次回はこの姉弟にしっかり注目していきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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