
今話の名セリフ:「みんなと出会ってから毎日が新鮮で、色んな事が楽しく思えるようになった・・・。だから、これからも、みんなと一緒に、新しいページを開いていきたい・・・。」
「キミとアイドルプリキュア♪」第9話「ななの七不思議!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ななの元に、母からの電話がありました。
「でね、うたちゃんとこころちゃんとお泊り会して、夜ご飯は3人でカレー作ったんだよ!」

「なな、楽しそうね!」
「うん! あ、でも、ピアノの練習もちゃんとやってるよ。」

「そう。でもね・・・。」

「来週、数学の小テストか・・・。やだな・・・。」
「うた先輩、数学苦手なんですか?」
「超苦手・・・。」

「そうだ! ななちゃん、得意だったら教え・・・。」



「なな、何やってるプリ?」
「うーんと・・・。白線の上だけ歩いてる・・・。」
「小さい頃、よくやりましたけど・・・。」

「ごめんね! お待たせ!」
「ななちゃん?」
「何?」

「あ、えっと・・・、数学得意だったら、明日教えてほしいなって・・・。」


「Yo! チェケラ!」

「え?」
「マイク?」

「♪公式覚えて アンサーゲット! 難題も解決 マインドセット!」

「♪関数グラフ描いてみせる! 座標軸上 未来を見せる!」

「なな先輩、どうしちゃったんですか? こんな不思議な人でしたっけ?」

「ななちゃんが不思議・・・。分かった! これは、あれだね! ずばり、ななちゃんの七不思議!」

~ Aパート ~
その翌日・・・、
「お邪魔しますなな!」

「ツインテール、可愛い!」
「お揃いですね! 嬉しいです!」

「ほう・・・。イメージチェンジですか?」
「そうなな!」
『なな?』

「気分を変えてみたなな!」
「なな?」
「なな・・・。」

「何かおかしいなな?」
「おかしいなな?」
「なな! なな!」

「早速出ましたよ、なな先輩の七不思議! これで、1つ、2つ、3つ目です!」

「題して! 語尾に『なな』をつけるツインテガール!」
「おお! なんか記事の見出しみたい!」

「なな! ツインテ、似合ってるプリ!」


「プリルン!」

「ごめん、プリルン! 大丈夫?」
「プリ・・・。ナイスファイト・・・、プリ・・・。」

「プリルーン!」

何、この茶番。しかも、誰もツッコミなしかよ。ここは、唯一野郎の田中の責任にしますかね。(笑)
そういえば、ツインテールで誰かをはたくといったら、「トゥインクル」第1話感想で、キュアスターのツインテールの先っちょのお団子が武器になりそうだ、なんて書いてたんですよね。あれから約6年以上経って、別のキャラとはいえ、冗談が現実になろうとは・・・。このブログを見て実現させた訳ではないでしょうけど、書いてみるもんですね。(笑)
「もうツインテやめちゃうんですか?」
「うん。私にはまだ早かったみたい・・・。」
「早いとは?」

「はたいちゃってごめんね、プリルン・・・。」
「もう大丈夫プリ!」

「ああ! もう数学全然分かんない! 教えて! なな先生!」
「先生・・・。」


「OK! レッツスタディ! レッツトライ! レッツドゥーイット!」


「な、なんか始まった!」
「きましたね・・・。」

「さあ! ティーチしてほしいクエスチョンはどれ?」
「クエスチョン? ああ、質問って事?」

「こ、ここです・・・。」
「OH! これは、ベリーイージー!」

「この公式を当てはめて、アンダースタンド?」
「ガソリンスタンド・・・。」

「イエス! OK!」
「何がOKなんですか!?」

だよな。こんなの、解法が全然頭に入んないやろ。
っていうか、「アンダースタンド?」に対してガソリンスタンドって答えるとか、結構センスあるよなあ。やっぱり、うたは芸人に向いてるような気がします。(笑)
「これは、なな先輩の七不思議4つ目ですね! 題して! 数学なのに!? 謎のイングリッシュティーチャー!」
「おお! 続編きた!」

「なな、なんだか楽しそうプリ!」
「そう?」

「しかし、改めて疑問が・・・。どうして、なな先輩は、不思議な事を始めたんでしょう?」

「はっ!?」
「どうした!?」

「もしかして、なな先輩、推しができたとか!?」
「え? 推し?」

「推しができると、心キュンキュンするあまり、いつもとは違うちょっと変な行動をとってしまう・・・。私にも心当たりあります!」

「なるほど・・・。推しって事は・・・。ななちゃん、もしかして好きな人ができた!?」

「うん? できてないけど?」
「ホント?」
「ですか?」

「どうしたの、2人とも? 変だよ?」
〈ななちゃんに言われたくないよ!〉
〈なな先輩に言われたくないですよ!〉

「みんな、来てたんだ!」
「はもりちゃん!」


「ねえねえ! 遊ぼう!」
「今は勉強中なの! 後で私と遊ぼ!」

「ええー・・・。」

「がおー!」

「え?」
「がおー!」
「これはもしかして・・・。」
「新たなる不思議・・・。」

「ななちゃん、遊んでくれるの?」
「がおー!」

「じゃあ、ピアノ弾いて!」
「がおー!」
「ななちゃん?」

「なな先輩の七不思議、5つ目ですね! 題して、覚醒! なな怪獣!」
「がおー!」

「ほら、ななちゃんが怪獣ごっこで遊んでくれるって・・・。」
「がおー!」

「でも、はもり、ピアノの方が・・・。」
「がおー!」
「お願いします! なな先輩、もう役に入っちゃってるんで!」

いや、だとしても、融通を利かせる事はできるでしょうよ。年下の子に気を遣わせるのは、どうかと思うぜ? なんか、ななが、やべー女に覚醒しちゃいましたねえ。だが、それもいい。(笑)
「ええー?」
「はい! はもりパーンチ!」
「うう・・・。やーらーれーたー!」

「もう1回! もう1回!」

「がおー!」
「はもりキーック!」

「ぐあー! またやられたー!」
「アハハ! ななちゃん、面白い! この事、お絵描きするね!」

「お絵描き?」
「うん! 楽しかった事とか好きなもの、いつも描いてるんだ!」

「それ、素敵だね!」

少しして勉強が終わり、ななは自宅に向かいました。うた、こころは、七不思議が気になるため、プリルンと一緒に、ななの後をつけます。
「でも、残り2つ、どんな不思議なんでしょうね?」

「うーん・・・。足の指でピアノ弾き出すとか? それでいきなり路上ライブ! とか?」

「ピアノ・・・。あ!」
「どうしたの?」

「もしかしたら、これはすべて、ピアノの特訓なのでは!」
「ピアノ?」

「白線の上を歩くのは、集中力を鍛えるため。ラップは、リズム感を鍛えるため。怪獣ごっこは、イメージ力を鍛えるためです。ピアノって、その曲のイメージを膨らませるのが大事って、聞いた事がありますから!」
「なるほど!」

「でも、ツインテと謎の英語は?」
「うーん・・・。」

「ちょっといいですか?」

「風船ですか? 好きな色を選んでね。」

「感謝状。はなみちタウンのイメージキャラクター・はなみぃちゃんは、いつも明るく、私達を元気にしてくれます。その感謝の気持ちをここに表します。蒼風なな。」



「これは、七不思議6つ目に間違いありません! 題して、いきなり!? はなみぃちゃんへの感謝状!」

「うんうん! で、これは、ピアノとどんな関係が?」
「ないですね!」
「あれー?」

「次でいよいよ七不思議完成だね!」
「今思い出しましたけど、七不思議って、完成させちゃいけないって聞いた事あります・・・。」

「7つすべての不思議を知ると、こわーい事が起こるって・・・。」
「え? 怖い事?」


「びっくりした・・・。」
「あ! なな先輩が!」


「何してるんだろう?」
「あれは・・・。まさか!」

~ Bパート ~
「間違いありません! あれは、題して! 驚愕! 浜辺の魔法陣です!」
「魔法陣!? ・・・って、何だっけ?」

「魔法陣とは、魔法で恐ろしいものとかを呼び出したりする時に描くものです!」

「ええー!? ななちゃんが恐ろしいものを召喚!? た、大変だ・・・。」



「おおー、目障りなキラキラ、見つけたぜ!」


「お前のキラキラ、オーエース!」


「はい! ザックリいくぜ!」



「来い、マックランダー!」

「世界中をクラクラの真っ暗闇にしやがれ!」



チョッキリ団にキラキラを引っこ抜かれたのに、悲鳴がないだと!? 中の人がいるはずなのになあ。「中の人などいない! いる訳がないんだ!」とでも言いたいんでしょうか。はなみぃちゃんのプロ根性を感じました。(笑)
「ななちゃん!」
「なな先輩!」
「うたちゃん! こころちゃん!」

「本当に、ななちゃんが、すごいの呼んじゃってる!」
「違いますよ、先輩! あれはマックランダーです!」
「ホントだ! よく見れば!」

まあ、でも、なながはなみぃちゃんに感謝状を渡して、キラキラ気分にさせちゃったから、マックランダーにされちゃった訳であり、事実上、ななが呼び出したようなものでしょう。という事で、なな先輩、責任取って下さい。(笑)
うた達3人はプリキュアに変身して、マックランダーと戦います。
プリキュアは一斉攻撃をするも、マックランダーには効いていません。マックランダーの攻撃も激しく、どうにか避けます。
マックランダーは、ボールのように弾んでいます。そこで、ウインクは、ある考えが浮かびました。
作戦開始。まずは、アイドルグータッチをマックランダーに放ち、マックランダーを弾ませました。
そこを、ウインクがかかと落とし。さらに弾んだところを、キュンキュンレーザー。マックランダーにダメージを与えました。
その後は、ウインククレッシェンド。マックランダーをやっつけました。
少しして・・・、
「え? ずっと私の後をつけてたの?」
「勝手にごめん!」
「なな先輩の七不思議が気になりまして・・・。」

「私の、七不思議?」
「昨日から不思議な事ばっかりしてたじゃないですか!」

「やっぱり変だった?」
『うんうん!』
「私ね、今まではピアノの事しか考えてなかった・・・。」

「だけど、アイドルプリキュアになって、色んな人と出会って、私の世界は、なんて狭かったんだろうって思ったんだ・・・。そんな時、ママに言われたの。」

[でもね、ピアノばかりじゃなくてもいいのよ。]
[え?]
[今のななには、色んな友達と遊んで、世界に触れて自分を知る。それが一番大切なんじゃないかなって思うの。]

「それで私、ピアノ以外にも、もっと色んな事をやってみたいなって・・・。」

「たとえば、うたちゃんみたいに、楽しく歌いたいと思って、ラップにチャレンジしたり・・・。」

「それはまだ分かるけど、白線の上だけ歩いてたのは?」
「この前、はもりちゃんがやってるのを見たの。なんだか懐かしくなって!」
「ああ・・・。」

「じゃあ、ツインテにして、語尾に『なな』をつけてたのは?」
「こころちゃんの髪型と、プリルンがプリプリ言うの、可愛いな、と思って!」


「照れるプリ!」
「いきなり謎の英語を使い出したのは?」
「ママみたいに海外へ行くのも憧れるし、その練習!」
「いきなり過ぎない?」

「あの怪獣ごっこは?」
「うたちゃんはノリがいいから、私も見習おうと思って!」
「私、怪獣ごっこはやってないよ!?」

「って、私、どんなイメージ!?」
「では、はなみぃちゃんへの感謝状は?」

「こころちゃんに『心キュンキュンしてます!』って言われて、私、嬉しかったんだ! だから私も、自分の胸のキュンキュンを伝えたくて!」

「それで突然の感謝状?」
「もしかして、なな先輩って意外と、天然?」

「ななちゃんって・・・、深い!」


「あ! でも、魔法陣は?」
「魔法陣?」

「さっきあの辺に描いてたじゃないですか!」

「あ・・・。これって・・・。」

「これ、私?」
「プリルンもいるプリ!」

「はもりちゃんが楽しかった事や好きなものの絵を描くって言ってたから、真似してみたんだ!」

「みんなと出会ってから毎日が新鮮で、色んな事が楽しく思えるようになった・・・。だから、これからも、みんなと一緒に、新しいページを開いていきたい・・・。そう思って描いたの!」

「ななちゃん・・・。」
「なな先輩・・・。」

「可愛過ぎるよー!」
「尊いが過ぎますー!」



「うた先輩、どうしたんですか?」
「数学の小テスト、ダメだった・・・。」

「はっ・・・。七不思議が揃うと怖い事が起こるって本当かも!」
「テストと七不思議は関係ないと思いますよ。」
「何の話?」

「ウワーン! 七不思議怖いよー!」
「だから関係ありませんって!」
「どうしたの、うたちゃん?」

今回は、これで終了です。
【まとめ】
ふーむ・・・。ななって、なかなか・・・、いや、結構・・・、食べがいのあるおもしれー女だな・・・。
今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。(笑)
前作のまゆ、前々作のましろといい、普段おとなしめの子が大胆な事をしたり、変な事をすると、ホント、たまんねーな! ご飯が何倍も進みます。(笑)
さて、ここからは、今話のななの七不思議について、1つずつ感想を語っていきます。
1. 白線歩き
たまにやりたくなりますね。縁石(歩道と車道の間のブロック)の上を歩くのといい、なんか童心に戻った気分になります。これは、良い行動だったと思いますね。
2.ラップ
うたみたいに楽しく歌ってみたいと思ってラップを歌ったようですが、なんでラップ? 持ち歌「まばたきの五線譜」を歌うという考えはなかったのかい?
っていうか、「ヒーリングっど」のアスミといい、ラップがギャグネタになってますね。次回作以降も、笑えるラップを楽しみにしています。(笑)
3.ツインテール
普段の髪型の方が良いと思いましたが、ツインテールも悪くないですね。この勢いで、浴衣回でも、違う髪型で登場してくれる事を期待しています。
4.語尾の「なな」
マスコット枠じゃないキャラが語尾をつけて話すと驚きますが、まあ、ななは可愛いからアリですかね。ただし、クロノウスト。テメーはダメだ。(笑 & 「クロノウスト」とは「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」のラスボスです)
5.謎の英語
海外に行くのに憧れていると言っても、突然日本語を混ぜながら話すと、ギャグにしか聞こえないのよ。(笑)
6.怪獣ごっこ
うたはノリがいいから見習おうって思ったかあ。なるほど、分からん。(笑)
7.はなみぃちゃんへの感謝状
こころのように自分の胸のキュンキュンを伝えたいと思った末の行動が感謝状って・・・。言葉で伝えるだけでも十分な気がするんですけどねえ。
でも、あの感謝状、なかなか本格的でしたよね。用紙はしっかりしたものを選んだように感じましたし、字も自筆でしょう。
しかも、振り仮名がふってあるのも良いところ。まあ、メイン視聴層の女の子達を気遣ってるんでしょうけどね。漢字が読めないモフルンも、これなら安心ですね!(笑)
8.砂浜の絵
はもりが楽しかった事や好きなものの絵を描いているのを真似したとの事。はもりと同じように紙に描き残せば十分な気がしますが、砂浜で描いた方が、凝ってる感じがしますね。はなみぃちゃんへの感謝状といい、ななって、凝り性なのかも。
これらの行動は、ピアノだけでなく、色んな友達と遊んで世界に触れて自分を知る事が、今のななには一番大切だと母からアドバイスを受けた事がきっかけでした。
思えば、ピアノのコンクールに失敗した時は、ピアノから逃げたい気持ちでいっぱいで、他の事を考える余裕がなかったんですよね。それが、うたの優しさや強さに触れて、うたのようになりたい気持ちからアイドルプリキュアに。そこから、毎日が新鮮に感じ、色んな事が楽しく思えるようになり、ななの世界は広がっていきました。
今回の行動は、結構ぶっ飛んでいると思うところはいくつかあったものの、自分の世界をもっと広げたいと思っての行動ですので、良い経験だったと思いますね。これから先、うた達と一緒に様々な事に挑戦して、どう成長していくのか、しっかり見届けていきたいところ。今後のななメイン回が、すごく楽しみになりました。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「キミとアイドルプリキュア♪」第9話「ななの七不思議!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ななの元に、母からの電話がありました。
「でね、うたちゃんとこころちゃんとお泊り会して、夜ご飯は3人でカレー作ったんだよ!」

「なな、楽しそうね!」
「うん! あ、でも、ピアノの練習もちゃんとやってるよ。」


「そう。でもね・・・。」

「来週、数学の小テストか・・・。やだな・・・。」
「うた先輩、数学苦手なんですか?」
「超苦手・・・。」

「そうだ! ななちゃん、得意だったら教え・・・。」




「なな、何やってるプリ?」
「うーんと・・・。白線の上だけ歩いてる・・・。」
「小さい頃、よくやりましたけど・・・。」

「ごめんね! お待たせ!」
「ななちゃん?」
「何?」

「あ、えっと・・・、数学得意だったら、明日教えてほしいなって・・・。」


「Yo! チェケラ!」

「え?」
「マイク?」

「♪公式覚えて アンサーゲット! 難題も解決 マインドセット!」


「♪関数グラフ描いてみせる! 座標軸上 未来を見せる!」


「なな先輩、どうしちゃったんですか? こんな不思議な人でしたっけ?」

「ななちゃんが不思議・・・。分かった! これは、あれだね! ずばり、ななちゃんの七不思議!」

~ Aパート ~
その翌日・・・、
「お邪魔しますなな!」

「ツインテール、可愛い!」
「お揃いですね! 嬉しいです!」

「ほう・・・。イメージチェンジですか?」
「そうなな!」
『なな?』

「気分を変えてみたなな!」
「なな?」
「なな・・・。」


「何かおかしいなな?」
「おかしいなな?」
「なな! なな!」

「早速出ましたよ、なな先輩の七不思議! これで、1つ、2つ、3つ目です!」

「題して! 語尾に『なな』をつけるツインテガール!」
「おお! なんか記事の見出しみたい!」

「なな! ツインテ、似合ってるプリ!」



「プリルン!」

「ごめん、プリルン! 大丈夫?」
「プリ・・・。ナイスファイト・・・、プリ・・・。」


「プリルーン!」

何、この茶番。しかも、誰もツッコミなしかよ。ここは、唯一野郎の田中の責任にしますかね。(笑)
そういえば、ツインテールで誰かをはたくといったら、「トゥインクル」第1話感想で、キュアスターのツインテールの先っちょのお団子が武器になりそうだ、なんて書いてたんですよね。あれから約6年以上経って、別のキャラとはいえ、冗談が現実になろうとは・・・。このブログを見て実現させた訳ではないでしょうけど、書いてみるもんですね。(笑)
「もうツインテやめちゃうんですか?」
「うん。私にはまだ早かったみたい・・・。」
「早いとは?」

「はたいちゃってごめんね、プリルン・・・。」
「もう大丈夫プリ!」

「ああ! もう数学全然分かんない! 教えて! なな先生!」
「先生・・・。」




「OK! レッツスタディ! レッツトライ! レッツドゥーイット!」



「な、なんか始まった!」
「きましたね・・・。」

「さあ! ティーチしてほしいクエスチョンはどれ?」
「クエスチョン? ああ、質問って事?」

「こ、ここです・・・。」
「OH! これは、ベリーイージー!」

「この公式を当てはめて、アンダースタンド?」
「ガソリンスタンド・・・。」

「イエス! OK!」
「何がOKなんですか!?」

だよな。こんなの、解法が全然頭に入んないやろ。
っていうか、「アンダースタンド?」に対してガソリンスタンドって答えるとか、結構センスあるよなあ。やっぱり、うたは芸人に向いてるような気がします。(笑)
「これは、なな先輩の七不思議4つ目ですね! 題して! 数学なのに!? 謎のイングリッシュティーチャー!」
「おお! 続編きた!」

「なな、なんだか楽しそうプリ!」
「そう?」

「しかし、改めて疑問が・・・。どうして、なな先輩は、不思議な事を始めたんでしょう?」

「はっ!?」
「どうした!?」

「もしかして、なな先輩、推しができたとか!?」
「え? 推し?」

「推しができると、心キュンキュンするあまり、いつもとは違うちょっと変な行動をとってしまう・・・。私にも心当たりあります!」

「なるほど・・・。推しって事は・・・。ななちゃん、もしかして好きな人ができた!?」

「うん? できてないけど?」
「ホント?」
「ですか?」


「どうしたの、2人とも? 変だよ?」
〈ななちゃんに言われたくないよ!〉
〈なな先輩に言われたくないですよ!〉


「みんな、来てたんだ!」
「はもりちゃん!」


「ねえねえ! 遊ぼう!」
「今は勉強中なの! 後で私と遊ぼ!」


「ええー・・・。」

「がおー!」

「え?」
「がおー!」
「これはもしかして・・・。」
「新たなる不思議・・・。」


「ななちゃん、遊んでくれるの?」
「がおー!」

「じゃあ、ピアノ弾いて!」
「がおー!」
「ななちゃん?」

「なな先輩の七不思議、5つ目ですね! 題して、覚醒! なな怪獣!」
「がおー!」


「ほら、ななちゃんが怪獣ごっこで遊んでくれるって・・・。」
「がおー!」


「でも、はもり、ピアノの方が・・・。」
「がおー!」
「お願いします! なな先輩、もう役に入っちゃってるんで!」

いや、だとしても、融通を利かせる事はできるでしょうよ。年下の子に気を遣わせるのは、どうかと思うぜ? なんか、ななが、やべー女に覚醒しちゃいましたねえ。だが、それもいい。(笑)
「ええー?」
「はい! はもりパーンチ!」
「うう・・・。やーらーれーたー!」


「もう1回! もう1回!」

「がおー!」
「はもりキーック!」

「ぐあー! またやられたー!」
「アハハ! ななちゃん、面白い! この事、お絵描きするね!」


「お絵描き?」
「うん! 楽しかった事とか好きなもの、いつも描いてるんだ!」

「それ、素敵だね!」

少しして勉強が終わり、ななは自宅に向かいました。うた、こころは、七不思議が気になるため、プリルンと一緒に、ななの後をつけます。
「でも、残り2つ、どんな不思議なんでしょうね?」

「うーん・・・。足の指でピアノ弾き出すとか? それでいきなり路上ライブ! とか?」


「ピアノ・・・。あ!」
「どうしたの?」

「もしかしたら、これはすべて、ピアノの特訓なのでは!」
「ピアノ?」

「白線の上を歩くのは、集中力を鍛えるため。ラップは、リズム感を鍛えるため。怪獣ごっこは、イメージ力を鍛えるためです。ピアノって、その曲のイメージを膨らませるのが大事って、聞いた事がありますから!」
「なるほど!」

「でも、ツインテと謎の英語は?」
「うーん・・・。」

「ちょっといいですか?」

「風船ですか? 好きな色を選んでね。」

「感謝状。はなみちタウンのイメージキャラクター・はなみぃちゃんは、いつも明るく、私達を元気にしてくれます。その感謝の気持ちをここに表します。蒼風なな。」





「これは、七不思議6つ目に間違いありません! 題して、いきなり!? はなみぃちゃんへの感謝状!」

「うんうん! で、これは、ピアノとどんな関係が?」
「ないですね!」
「あれー?」

「次でいよいよ七不思議完成だね!」
「今思い出しましたけど、七不思議って、完成させちゃいけないって聞いた事あります・・・。」


「7つすべての不思議を知ると、こわーい事が起こるって・・・。」
「え? 怖い事?」



「びっくりした・・・。」
「あ! なな先輩が!」




「何してるんだろう?」
「あれは・・・。まさか!」

~ Bパート ~
「間違いありません! あれは、題して! 驚愕! 浜辺の魔法陣です!」
「魔法陣!? ・・・って、何だっけ?」

「魔法陣とは、魔法で恐ろしいものとかを呼び出したりする時に描くものです!」

「ええー!? ななちゃんが恐ろしいものを召喚!? た、大変だ・・・。」





「おおー、目障りなキラキラ、見つけたぜ!」



「お前のキラキラ、オーエース!」


「はい! ザックリいくぜ!」




「来い、マックランダー!」

「世界中をクラクラの真っ暗闇にしやがれ!」



チョッキリ団にキラキラを引っこ抜かれたのに、悲鳴がないだと!? 中の人がいるはずなのになあ。「中の人などいない! いる訳がないんだ!」とでも言いたいんでしょうか。はなみぃちゃんのプロ根性を感じました。(笑)
「ななちゃん!」
「なな先輩!」
「うたちゃん! こころちゃん!」

「本当に、ななちゃんが、すごいの呼んじゃってる!」
「違いますよ、先輩! あれはマックランダーです!」
「ホントだ! よく見れば!」


まあ、でも、なながはなみぃちゃんに感謝状を渡して、キラキラ気分にさせちゃったから、マックランダーにされちゃった訳であり、事実上、ななが呼び出したようなものでしょう。という事で、なな先輩、責任取って下さい。(笑)
うた達3人はプリキュアに変身して、マックランダーと戦います。
プリキュアは一斉攻撃をするも、マックランダーには効いていません。マックランダーの攻撃も激しく、どうにか避けます。
マックランダーは、ボールのように弾んでいます。そこで、ウインクは、ある考えが浮かびました。
作戦開始。まずは、アイドルグータッチをマックランダーに放ち、マックランダーを弾ませました。
そこを、ウインクがかかと落とし。さらに弾んだところを、キュンキュンレーザー。マックランダーにダメージを与えました。
その後は、ウインククレッシェンド。マックランダーをやっつけました。
少しして・・・、
「え? ずっと私の後をつけてたの?」
「勝手にごめん!」
「なな先輩の七不思議が気になりまして・・・。」

「私の、七不思議?」
「昨日から不思議な事ばっかりしてたじゃないですか!」


「やっぱり変だった?」
『うんうん!』
「私ね、今まではピアノの事しか考えてなかった・・・。」

「だけど、アイドルプリキュアになって、色んな人と出会って、私の世界は、なんて狭かったんだろうって思ったんだ・・・。そんな時、ママに言われたの。」

[でもね、ピアノばかりじゃなくてもいいのよ。]
[え?]
[今のななには、色んな友達と遊んで、世界に触れて自分を知る。それが一番大切なんじゃないかなって思うの。]


「それで私、ピアノ以外にも、もっと色んな事をやってみたいなって・・・。」

「たとえば、うたちゃんみたいに、楽しく歌いたいと思って、ラップにチャレンジしたり・・・。」

「それはまだ分かるけど、白線の上だけ歩いてたのは?」
「この前、はもりちゃんがやってるのを見たの。なんだか懐かしくなって!」
「ああ・・・。」


「じゃあ、ツインテにして、語尾に『なな』をつけてたのは?」
「こころちゃんの髪型と、プリルンがプリプリ言うの、可愛いな、と思って!」


「照れるプリ!」
「いきなり謎の英語を使い出したのは?」
「ママみたいに海外へ行くのも憧れるし、その練習!」
「いきなり過ぎない?」


「あの怪獣ごっこは?」
「うたちゃんはノリがいいから、私も見習おうと思って!」
「私、怪獣ごっこはやってないよ!?」


「って、私、どんなイメージ!?」
「では、はなみぃちゃんへの感謝状は?」

「こころちゃんに『心キュンキュンしてます!』って言われて、私、嬉しかったんだ! だから私も、自分の胸のキュンキュンを伝えたくて!」

「それで突然の感謝状?」
「もしかして、なな先輩って意外と、天然?」

「ななちゃんって・・・、深い!」


「あ! でも、魔法陣は?」
「魔法陣?」

「さっきあの辺に描いてたじゃないですか!」

「あ・・・。これって・・・。」


「これ、私?」
「プリルンもいるプリ!」


「はもりちゃんが楽しかった事や好きなものの絵を描くって言ってたから、真似してみたんだ!」

「みんなと出会ってから毎日が新鮮で、色んな事が楽しく思えるようになった・・・。だから、これからも、みんなと一緒に、新しいページを開いていきたい・・・。そう思って描いたの!」


「ななちゃん・・・。」
「なな先輩・・・。」

「可愛過ぎるよー!」
「尊いが過ぎますー!」




「うた先輩、どうしたんですか?」
「数学の小テスト、ダメだった・・・。」

「はっ・・・。七不思議が揃うと怖い事が起こるって本当かも!」
「テストと七不思議は関係ないと思いますよ。」
「何の話?」


「ウワーン! 七不思議怖いよー!」
「だから関係ありませんって!」
「どうしたの、うたちゃん?」

今回は、これで終了です。
【まとめ】
ふーむ・・・。ななって、なかなか・・・、いや、結構・・・、食べがいのあるおもしれー女だな・・・。
今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。(笑)
前作のまゆ、前々作のましろといい、普段おとなしめの子が大胆な事をしたり、変な事をすると、ホント、たまんねーな! ご飯が何倍も進みます。(笑)
さて、ここからは、今話のななの七不思議について、1つずつ感想を語っていきます。
1. 白線歩き
たまにやりたくなりますね。縁石(歩道と車道の間のブロック)の上を歩くのといい、なんか童心に戻った気分になります。これは、良い行動だったと思いますね。
2.ラップ
うたみたいに楽しく歌ってみたいと思ってラップを歌ったようですが、なんでラップ? 持ち歌「まばたきの五線譜」を歌うという考えはなかったのかい?
っていうか、「ヒーリングっど」のアスミといい、ラップがギャグネタになってますね。次回作以降も、笑えるラップを楽しみにしています。(笑)
3.ツインテール
普段の髪型の方が良いと思いましたが、ツインテールも悪くないですね。この勢いで、浴衣回でも、違う髪型で登場してくれる事を期待しています。
4.語尾の「なな」
マスコット枠じゃないキャラが語尾をつけて話すと驚きますが、まあ、ななは可愛いからアリですかね。ただし、クロノウスト。テメーはダメだ。(笑 & 「クロノウスト」とは「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」のラスボスです)
5.謎の英語
海外に行くのに憧れていると言っても、突然日本語を混ぜながら話すと、ギャグにしか聞こえないのよ。(笑)
6.怪獣ごっこ
うたはノリがいいから見習おうって思ったかあ。なるほど、分からん。(笑)
7.はなみぃちゃんへの感謝状
こころのように自分の胸のキュンキュンを伝えたいと思った末の行動が感謝状って・・・。言葉で伝えるだけでも十分な気がするんですけどねえ。
でも、あの感謝状、なかなか本格的でしたよね。用紙はしっかりしたものを選んだように感じましたし、字も自筆でしょう。
しかも、振り仮名がふってあるのも良いところ。まあ、メイン視聴層の女の子達を気遣ってるんでしょうけどね。漢字が読めないモフルンも、これなら安心ですね!(笑)
8.砂浜の絵
はもりが楽しかった事や好きなものの絵を描いているのを真似したとの事。はもりと同じように紙に描き残せば十分な気がしますが、砂浜で描いた方が、凝ってる感じがしますね。はなみぃちゃんへの感謝状といい、ななって、凝り性なのかも。
これらの行動は、ピアノだけでなく、色んな友達と遊んで世界に触れて自分を知る事が、今のななには一番大切だと母からアドバイスを受けた事がきっかけでした。
思えば、ピアノのコンクールに失敗した時は、ピアノから逃げたい気持ちでいっぱいで、他の事を考える余裕がなかったんですよね。それが、うたの優しさや強さに触れて、うたのようになりたい気持ちからアイドルプリキュアに。そこから、毎日が新鮮に感じ、色んな事が楽しく思えるようになり、ななの世界は広がっていきました。
今回の行動は、結構ぶっ飛んでいると思うところはいくつかあったものの、自分の世界をもっと広げたいと思っての行動ですので、良い経験だったと思いますね。これから先、うた達と一緒に様々な事に挑戦して、どう成長していくのか、しっかり見届けていきたいところ。今後のななメイン回が、すごく楽しみになりました。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。