ミセスローゼンの道後日記

梅雨の森濡れずに歩く鹿の如く


ローマの始祖ロムルスとレムスを育てたルーパロマーナ(ローマの雌狼)。

これは味の素スタジアムにあるレプリカ。日比谷公園にもある。本物は、ローマのカンピドーリオの丘のカピトリーニ美術館にある。
ローマに行けばそこら中にこれがあり、お土産物屋さんのキーホルダーにもじゃらじゃらついている。私もその一つを買い、キーホルダーは無くなり、狼だけ残っているのが上の写真だ。
昔、まだニックと知り合う前のこと。家族でローマに行った時、宿で不思議な夢を見たのだ。今でも覚えているというより、今だから益々覚えている。
夢の中で、私は知らない外国人と夫婦のように昼寝をしていた。目覚めて窓を開けたら、下の広場に噴水が見えた。観光客の中に日本人の家族がいた。その母親は私だった。では私は誰なの、と私が鏡を見ると、鏡の中に知らない私が映っている。確かに私だが髪型も衣服も化粧も違う。もう一度窓から見下ろすと、彼らは連れ立って噴水から離れる所だった。夢から覚めた時ほっとした。だがその後、何度も何度もあの夢の中の部屋のことを考えた。何故か理由はわからない。時々私は、あの部屋の中にいるような気がすることがある。
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