
今年もワミレス銀座コンサートが和やかに幕を閉じた。ダンディな勢田社長とワミレストリオ。

明るく美しく年を重ねたいお手本のやうな桜井専務が、毎年最後に舞台挨拶をなさる。人と人との出会いのかけがえのなさ、一期一会を共に喜びましょう、と語られる。私の事も最後にご紹介下さる。私も又ニックと日本の皆様との出会いの輪を繋ぐ一ピースである、と。お化粧品の会社だけに私とニックのラブストーリーをロマンチックとお思い下さる。ありがたい。ニックも益々張り切って汗を流し、ドラマチックな演奏をお届けするだらう。何しろ客席は老いも若きも美人揃いだから、ニックのテンションは上がりっぱなし。
昨日のマチネには珍しいゲストをお迎えした。昔私が松山で俳句ガイドをしていた頃、彼女はお客様で来て頂いた。一緒に俳句を作って松山の街を歩いた。その後も彼女は折に触れて連絡をくれ、また会いたい、俳句の話をしたいと言われ、ニックのコンサートにも来て下さった。これが普通の観光案内ならそれきりで終わったと思う。俳句は常に一期一会を感じさせる。物をよく見てよく感じるからだ。音楽もまた同じ。