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ミセスローゼンの上人坂日記

湖の対岸に揺れ鴨ふたつ

山梨に引っ越してから、だんだん目がよくなってきた。これ本当です。
ここに来てから、遠くの山、遠くの雲、そして富士山のディテールをじっと見つめる日々。
特に雪が積もって細部がくっきり浮き出した富士は、いくら見ても見飽きないんだよね。
富士の八合目くらいにある段々畑みたいなステッチがめっちゃ気になって、じっと見てると、ふっと鳥居が見えた。雪をかぶった鳥居。ずきゅーん。
これ、じっさいうちら歩いて何度か登って、富士の山中に無数の鳥居があるってこと知ったから、見えてきたんだよね。
鳥居は、富士吉田の町なかから始まっている。そして、富士浅間神社の大鳥居には、「富士山」と書かれてある!

ニックは太宰の富嶽百景は、漱石の坊ちゃんに近いという。思ってもみませんでした。
しかし、考えてみればあるかもしれない。特に翻訳で読んだ場合をイマジンすると、作者のいきがり、青さ、純なところ、野暮なところ、つまり青春性ですね。あります、あります。

翻訳は作品だ。最近村上春樹さんの翻訳ばかり読んで、翻訳にもヴォイスがあっていい、あらねばならない、ってこと再確認した。

「ニックのおもしろニホンゴ」
ニックは、「ごちそうさま」と言われると、「オサムダザイ」って、挨拶を返す。意味はない。
「ごちそうさまといわれたら、どう返したらいいか?」とニックに聞かれて、「よろしゅうおあがりやす」って言えばいーんだよ、と私が教えた。
ヨロシュオアガリ、 ヨロシオガリ・・・とくり返しているうちに、なぜか、オサムダザイになった。

ゴチソサマ オサムダザイ・・・何語? 

 



 

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