ニックが撮った私と初桜。この横で外国人カップルが2組写真撮ってた。三人の男性が三人の女性の前にひざまずいて写真撮る姿は可愛い。
クリスティーヌ・ワレフスカさん(チェロ)と福原彰美さん(ピアノ)のリサイタルを、渋谷のオーチャードホールで聴く。
ニックの同時代チェリストの中でもクリスティーヌさんは皆の憧れであった。その美しさ、匂やかさは満開の桜のごとく、筆舌に尽くし難く、それでいてbold(大胆)で、soulful な(魂のこもった)演奏だ、とニックから聞いてた。私は初めて本物のクリスティーヌさんにお目にかかり、その二つの言葉が全曲に溢れ、迸るプログラムを満喫した。特にクリスティーヌさんの師匠ボロニーニの曲を聴けて感無量。ニックも、ボロニーニのYouTubeを何千回も聴き、自然に暗譜してしまったほどボロニーニが好きだ、と言う。
一緒に映ってるのは、ニックの可愛い弟子アンジー。「名演奏を聴き逃すな。」という教えを守って感心。クリスティーヌさんのgraceful(優雅)でcharming(魅力的)な、観客の心を掴むパフォーマンスにも、若いチェリストは学ぶべき点が多いと思う。
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