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ミセスローゼンの道後日記

夏時間始まつてをる八重桜



アメリカは3月から既にサマータイム。日本はLAより16時間、NYより13時間進んでいる。今NYの明け方3時半、LAの夜中0時半、日本時間の午後4時半。目が覚めてしまった。もう何が何だか。





ニックがサンベルナーディーノでマスタークラスをして、ベティおばあちゃんの家へ泊まっている間に、私はNYへ飛ぶ。初孫は会った瞬間抱っこで笑う。人見知りが始まっているらしいがバーバは別! 







娘一家とドライブピクニック。マンハッタンを見ながらルーズベルト島へ橋を渡る。昔精神病院であり幽霊が出る都市伝説のアパート「オクタゴン」を見物しつつ乳母車を押す。この辺の家賃月50万だって。大木の下、芝生の上に毛布を広げ、いざランチという時に小雨が降り出すが、初孫は幌の中。構わずキンパ(韓国巻き寿司)を食べる。プルコギ味が最高。








オムツを替え、灯台公園を見ながら、島一周お散歩。初孫の寝入りばなを、イースト川をゆく船の汽笛に起こされる。スタバでオーツミルクラテのラベンダー味を飲む。八重桜の花吹雪を浴びながら帰る。










巨大な顔の塑像曰く、「生きている限り希望を捨てない」。小雨はやがて狐の嫁入りとなって通り過ぎ、青空が見えた。







表紙の写真の人影は知らない自撮中の人。


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