ミセスローゼンの道後日記

湖の波遊びつつ凍りけり



三日間、ニック達がレコーディングを頑張ってるので、私も「花の歳時記」(来年発売!)の記事に全力投球出来た。こんな夢のような日々が続いていいものだろうか。私は本当に好きなことをしてお金を稼いだ経験が今まで無かった。ニックはずっと好きな事でお金を稼いで来た。こんな人生続けて来たのだ。ワーオ。とはいえ、実を言うと私は好きで始めた仕事じゃなくても、始めると結構面白くなって夢中になりがち。もし好きな仕事が無くなっても、私にはやってみたい仕事が二つある。五つ星ホテルの清掃人と、JR松山駅前のカレー屋のおばちゃん。なぜか知らないが、彼女らを見ていると、ちょっとやってみたくなる。足が動く限り、どんな仕事でもやれる。足を鍛えねば、という事で、明日夜のコンサートが済むと、初めての栂池高原スキー場へ行く。年末は、井上、田口防衛戦二日連続。かたつむり句会で、富士浅間神社忘年吟行。新年、ニックは河口湖のセミナーでチェロを教える。私は丸裏に出場する。

嗚呼、一回戦勝ちたいなあ。太宰の気持がちょっとわかる。私は気が小さいので、あの場では一句も浮かばん。前回(一昨年)も、白目になるくらい必死で考えたが、何も浮かばんかった。開場直前に子規博の前で湯上りの濡れ髪の理酔氏に遭遇して詠んだ句を何とか出した。どんなんだっけ?
湯上りの髪の匂へる雪の道
みたいな? これは「道」の字がお題だったので、本当は、
湯上りの髪の匂へる雪のうへ
だったのを直して出した。道を入れると、道に視線が行き、髪が生きなくなるよね。で、一回戦残れなんだ。
反省は大事。次に繋がる。緊張する人は、会場に入る前に一回り吟行して、気を落ち着かせるといいかも。あと、決勝の雪の句の自句自解をメモしといて、もし勝ち抜けたらチームメイトに見せとくといいかも。今上杉謙信の漫画「雪花の虎」にハマってるんで、敵に塩を送るのが超カッコいいと思う。

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