
イスタンブール旧市街には世界遺産のモスクや宮殿がごろごろ固まってあるので、かつて私もガイドをしてた「松山はいくツァー」と同じ様に、歩きがメインの市内観光だ。時々トラム(路面電車)に乗る。折しも世界が注目するトルコ大統領選挙当日。我らがガイド氏いわく、朝から投票をすませて来ました、夜の開票まで落ち着かないですよ、とニコニコ。案内の仕方と言い、笑顔といい、ガイド時代の同僚にそっくり。人種は違えど似ている、と言う事はこれよくある。スティーブ・ブシェミと町田康は似ている。イチローに似てる人は世界中に沢山いる。世の中には自分に似た人が三人いると言うのは本当だなと思った。

選挙の為、ベティ母さんお目当のスパイスマーケットが閉鎖になっていたが、親身なガイド氏の案内で、極上サフランを売る店に行けた。サフランはどこでも高い。世界一のサフランが出回るというトルコで買ったらどうかなと思ったが、やはり高かった。高いは高いが、世界一のサフランは真紅で、香りも濃厚。水出しサフランを毎朝飲んで膝関節の調子がすこぶる良い人の話を聞く。さっそく今日から試す。


地元のガイドが毎日ランチする店。ムスリムは豚を食べない。ラムを食べる人が主流。初日はラムのシシカバブを貪り食べた。毎日でもこれを食べたいと思った。特に炭焼きみたいなのが最高に香ばしい。が、来て三日目にしてはや、シシカバブに飽きてしまった。が、名物の「ほうとう」と果物以外に美味しいものがあまり無い山中湖と同じで、パスタやピザを頼むと驚くほど不味い。シシカバブは超絶うまい。黙って食べるしかない。





葡萄から作る蒸留酒ラキ、水で割ると白くなる。悪魔的なアニスの香りが癖になりそう。

有名なピスタチオのお菓子バクラヴァ