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スポーツに人生を学ぼう!

格闘技、野球、サッカー等の試合、選手から
人生の術を学び、生かすことを目的とします。

マーク・ハントがUFCと6試合追加契約

2014-08-31 00:00:01 | 格闘技
40歳のマーク・ハントがUFCから6試合の追加契約をした。

40歳という年齢はスポーツ選手にとってキャリアを終了する、またはとっくに終了していてもおかしくない年齢だ。

その年齢で6試合の追加契約を申し込まれるというのは格闘家として非常に光栄で名誉なことだ。

特にUFCは成績が芳しくないとどんなに実績があろうとリリースされる厳しい団体。

さらに程々の成績を残していても試合内容がファンから受けていないと判断されるとリリースされてしまう。

本当に厳しい団体。

そんな厳しい団体から逆にもっと試合をしてくれ、と依頼される。

凄い事だ。

なぜ、マーク・ハントはなぜオファーされたのか?

元々はマーク・ハントはK1で活躍した立ち技専門の選手。

立ち技から総合へ転向したが、転向当初は寝技に持ち込まれると簡単に負けていた。

それが数年経ち寝技に持ち込まれても対処する技術を身に付けた。

寝技に持ち込まれても怖くないから元々世界最強レベルにあった立ち技が生きてきて強豪に勝つ事が出来てきた。

努力の勝利なのである。

そして、意図的に観ている人に面白がってもらおうと打ち合いを演じてくれたりする。


主催者からすると強いしエンターテイメント性もあり必要な選手になった。

努力し、観る人を意識する事が出来るから必要とされる。

マーク・ハントに努力とニーズを汲みパフォーマンスする事を学ぶ。




パンチの打ち方と人生~ルスラン・プロボドニコフ対クリス・アルジェリ戦

2014-08-11 23:41:25 | 格闘技
WBO世界S・ライト級タイトルマッチ、ルスラン・プロボドニコフ対クリス・アルジェリ戦の解説で、解説者が

「パンチを全部当てに行こうとしてますよね。4,5発打って1発当てるような感覚で打たないと当たらないですよ」

と解説されていた。

確かに、常に思い切り力を入れたフルスイングのパンチを打ってても見切られて避けられるだけだ。

数発フェイントを入れてそれを活かしてパンチを入れる感覚であれば当てる事が出来る。

この考え方は人生でも当てはまる。

自分のやる事為す事成功させようと思えば当然上手くいくわけがない。

何発かやって一発当てるような感覚でやればビジネスでも当たるはずだ。

失敗をする過程で学習してこうすれば失敗しないはずだ、というものが見つかるから。

一発で当てようとしない事。

何発も打って一発当てるような感覚でビジネスをする事。

ボクサーのパンチの打ち方に人生を学ぶ。

RENA選手優勝

2009-09-04 23:46:55 | 格闘技
8月23日(日)、SHOOT BOXING GIRLS TOURNAMENT「Girl’S S-cup 2009」というシュートボクシングの女子大会を観に行った。

8人制のトーナメントで、現役女子高生RENA選手が注目をされ、優勝候補に挙がっていた。

RENA選手以外にも選手は女子高生とは行かなくても皆若く、かつビジュアル的にもかわいいと言われる選手がほとんどであった。

一昔だと、格闘技をやっている女子選手というのは、ごつごつした男子選手と間違えてしまうような選手が多かった気がする。

が、今は強くかつかわいい選手が圧倒的に多い。

男性目線で見るとなぜこんなかわいい女性が殴り合いをする格闘技をするのか不思議だった。

綺麗な顔立ちが崩れてしまうリスクも背負っているわけである。

なぜ、女性格闘家選手達は格闘技をするのか?

まず男は人間の本性と言われる強いという事を証明をする為に格闘技をしている。

格闘技を好きになりするのは本能的なものと思える。

私自身格闘技が好きだが、理由は明確にわからない。

とにかく見ているとにかく興奮する。

自分のことでもないのに、見ているだけで興奮するなんて事は他のことではなかなかない。

闘っている選手同士の絶対負けられない、という意地と意地がぶつかっている姿を観ると興奮する。

そして、女子格闘家が闘う理由だが、

男性格闘家と同じだろう。

女性だから特別なモチベーションがあるわけでなく、

当然のように本能に基づく自分が他の人間よりも強いんだ、という事を証明する為に闘うのだろう。

その本能的な闘争心から来るモチベーションからだから、

理性の顔が傷付くかもしれない、という気持ちは大した問題にならない。

人間はやはり本能から来る気持ちが理性の気持ちを上回る。


そして、大会は本命のRENA選手が優勝を果たした。

優勝後、RENA選手は『花火もバーベキューも何も遊びがない夏休みだったけど、今日の優勝で最高の夏休みになりました』と語った。

つまり、この大会の為に様々な事を我慢したから優勝という最高の喜び、快感を得る事が出来た。


最高の喜び、快感を得る為には、我慢をする事が必要なのである。

言い換えれば、目標の為に色々と我慢して努力する事で最高の喜び、快感を得る事が出来る。

例えば、小さい事だが、崩さず綺麗な字を書くには、丁寧に書く事を我慢すれば、書き終わった後、綺麗な字を書けた、という快感がある。

例えば、しんどい仕事も途中で投げ出さず我慢してやって終えた時に喜び、快感を味わえる。

例えば、好きな異性を落とすのに何年掛かっても諦めるのを我慢して口説き続けて、何年掛かったとしても落とせた時に最高の喜び、快感を味わえるだろう。

最高の喜び、快感を得る為には我慢をすればいい事をRENA選手に学ぶ。

「K-1ワールドMAX世界一決定トーナメント」~佐藤選手の勝利~

2008-07-09 00:05:51 | 格闘技
「K-1ワールドMAX世界一決定トーナメント」(7日、日本武道館)が開かれた。

注目の一戦は、2度チャンピオンになっているブアカーオ対日本人NO2と言われる佐藤との対決だった。

ブアカーオは誰もが認める実力者で、貧しい家族の為に戦う心優しいファイターである。

一方、佐藤は魔裟斗を挑発したりする一風変わったファイターである。

佐藤は身長が184センチあり、リーチも長く、身体的に非常に有利な選手である。

一方、ブアカーオ選手は数年前は60キロ級で戦っていたくらい身体的には有利とは言えない。

そんな状況から私はブアカーオ選手を応援していた。

試合はお互いの意地と意地のぶつかり合う壮絶な試合になった。

ブアカーオ選手は相手をいなしながら、様子を見ながら戦う選手というイメージがあった。

が、今回は違った。

1ラウンドが始まってすぐにバチバチの殴り合いが始まった。

佐藤選手は試合前、「120パーセント勝つ」など挑発をしていた。

だからこそブアカーオ選手は自分のスタイルを捨ててでも殴り合いを選んだ。

佐藤選手は劣勢に回る場面が多かったが、応戦を続ける。

この二人は実は3回目の戦いだった。

1回目はブアカーオが佐藤にKO勝ちした。

2回目は延長戦に持ち込まれる程の接戦で僅差でブアカーオが勝っていた。

3回目はどうなるか、と注目を浴びていた。

3ラウンド、試合が動いた。

互角の戦いを続けていたが、佐藤のローがブアカーオに決まった。

これが効いたのかブアカーオの動きが止まってしまった。

それを佐藤選手は見逃さなかった。

追い討ちを掛けるように佐藤選手はブアカーオにパンチを浴びせ、ブアカーオ選手を初めてKOした。

一言、お互いの人生、プライド、金、名誉を掛けたすごい試合だった。

佐藤選手は試合後のマイクで「守りたい人がいるんです。そして、恩返ししたい人がいるんです」と語った。

佐藤選手は自分の為だけに戦っていなかった。

守りたい人とは、佐藤選手の一番好きな女性だろう。

男は自分の一番好きな女性の為なら何でも出来る。

一番好きな女性の笑顔の為なら何でも出来る。


佐藤選手は一番好きな女性の笑顔の為にギリギリの戦いをした。

そして見事に勝ちという結果を残した。

悔しいがカッコ良かった。

男の、自分の存在、プライドを掛けた姿程カッコいいものはない。

自分の好きな女性の笑顔の為に命を掛けた行動をしよう。

その時、一番潜在能力を発揮し、輝く事が出来る。

佐藤選手に好きな女性の為に戦うカッコ良さを学ぶ。