スポーツに人生を学ぼう!

格闘技、野球、サッカー等の試合、選手から
人生の術を学び、生かすことを目的とします。

木村沙織選手の思い~横山さんへ

2008-05-28 01:07:33 | スポーツ
バレーボール・北京五輪女子世界最終予選、日本はセルビアには負けたものの堂々6勝1敗の成績でオリンピックの出場を決めた。

素人目に見てても強くなったなぁ、という気がした。

そして、私の目から見ていて一番輝いていたのが、木村沙織選手だった。

木村選手はオリンピックには必ず出場しなくては、という思いでいた。

それは、今年4月17日、高校の後輩だった横山友美佳さんが亡くなった。

横山さんを見舞いに行った時、「北京で沙織さんが活躍する姿を見たい」と言われたそうだ。

その後、木村選手は練習に目の色が変わった。

セッターがトスを上げてからスパイクを打つまで1.2秒掛かっていたのを1.0秒で打てるようになった。

試合中も以前は積極性がなかったそうだが、今回は”私に私に”という積極性が溢れていた。

とにかく試合中、荒木選手や栗原選手も良い表情をしていたが、木村選手が一番気合が入っていた。

オリンピックを決めた後のインタビューで木村選手はこう答えた。

「きっとどこかで見守ってくれていると思います」と。

木村選手は、自分の後輩であった横山さんの果たせなかった悔しい思いを少しでも晴らすために北京で活躍する。

活躍しなくてはならない。

生きたくても生きられない人がいる。

今、生を受けている事に深く感謝しよう。

今、木村選手は自分の為にだけ戦っているのではない。

横山さんの分も戦っている。

人は大切な誰かの為に行動する時、自分の潜在能力を超えるような能力を発揮する。

木村選手に大切な人の為に戦う姿勢を学ぶ。

ラミレス選手の活躍の秘訣

2008-05-24 00:24:15 | スポーツ
巨人軍のラミレス選手が絶好調だ。

今日も唯一の打点をあげた。

23日終了時点で、打率321、本塁打16本、打点41打点と2冠王だ。

そして、勝負所で強い。

この好調の要因は、ラミレス選手の研究熱心な所だ。

ラミレス選手は家に帰ると奥さんが録っておいてくれた試合中継のビデオを見て、自身の反省をするそうだ。

これだけ日本で結果を出し続けている選手なのに、常に向上心を持ち、努力を怠らない。

また、先日、DREAM3のメインイベントで石田選手と戦った宇野薫選手も勝因は『練習しかない』と語っていた。

試合で活躍して、いい思いをしたければ、

試合で活躍して、異性にモテたければ、

試合で活躍して、大金を得たければ、

棚からぼた餅を期待するのではなく、ラミレス選手、宇野薫選手のように日々の努力の積み重ねからしか結果を得られない。


日々の練習の積み重ね、研究心の大切さを学ぶ。

レスター投手 ノーヒットノーラン達成

2008-05-21 00:53:51 | スポーツ
5月19日(日本時間20日)、フェンウェイパークで、レッドソックスの左腕、ジョン・レスター投手(24)がノーヒットノーランを達成した。

2006年、レスター投手は7勝をあげ順調なシーズンを送っていたが、同年8月、血液のがん、悪性リンパ腫の診断と診断され、治療に専念していた。

去年、2007年7月にカムバックし、4勝をあげていた。

試合後、レスターは「人生で一番うれしい。何と言っていいか分からない」と語った。

詳しい事はわからないが、がんは再発の可能性が高い病気だ。

レスター投手も治ったといえども、いつ再発するかわからない不安の中、戦っている。

ローテーションの一角を任され続けているだけでもすごいのに、なんとノーヒットノーランを達成した。

まさしく快挙である。

物事を成し遂げるのに、不可能などない。

がんという大病を理由に野球を辞める事も出来た。

でも、レスター投手はそんな事しなかった。

むしろ、がんという病気を患った後でも、メジャーで活躍出来る事を証明してくれた。

出来ない理由を探す事は簡単である。

これこれこういう理由で出来なかったんです、と言えば労力は少なくて済む。

でも、目標は達成出来ない。

出来る理由を探せば言いだけである。

成功するようにすれば成功するのである。

レスター投手は、普通の選手の倍の練習をしたのだろう。

レスター投手に、成功するようにすれば成功する、という言葉を体言してもらった。

レスター投手に、成功の秘訣を学ぶ。