スポーツに人生を学ぼう!

格闘技、野球、サッカー等の試合、選手から
人生の術を学び、生かすことを目的とします。

亀田興毅初防衛成功せり

2006-12-22 00:54:42 | スポーツ
12月20日亀田興毅がランダエダと防衛戦を戦い、12ラウンドフルに戦い抜き、見事判定勝ちで初防衛を果たした。

前回8月相手は同じくランダエダとの対戦では1回ダウンを喫する等疑惑の判定で亀田は勝利し、それまでの亀田ブームが一転亀田バッシングに変わった。

テレビや雑誌などのマスコミは亀田一家を攻め立てた。父親の教育がなってない
口のきき方がなってないなど徹底的な亀田潰しが行われた。

バッシングの様相はマスコミは怖いな、と思わされた。冷静に見れば亀田一家の態度などは日常生活でやっているのではなく、テレビの前などのマスコミの前での一種のパフォーマンスであり、個性であった。それを教育がなっていないと言っては芸がないと思う。

亀田は連日のバッシング時、自身のホームページでいじめ問題を例に取り、自身のバッシングを一種のいじめだと語っていた。確かにその通りだと思った。

まさしくよってたかってという感じだった。

私などさすがに可愛そうに見えた。

たった数人の家族を日本を代表するテレビ、雑誌が攻め立てた。まさしくいじめだった。

亀田は攻め一辺倒のスタイルからフットワークを効かすアウトボクシングもこなし、ほぼ圧倒したボクシングで勝利を飾った。

そして試合後のインタビューでこの4ヶ月がつらかった事。そして親父がマスコミから守ってくれた事を語った時、我慢していた涙がこぼれてきた。

これだけ強気で来た男が泣くのだから相当な思いが溢れてきたのだろう。

亀田は前回の戦いのふがいなさ、そして一連のバッシングを素直につらかった、悔しかったと語った。そしてそれを払拭する為に猛練習を重ね、勝利した。

今、いじめ問題が起きている。誰もが何かの拍子でいじめられっ子にもなる可能性がある。

そこで絶対いじめに負けてはいけない。

いじめられたらやり返す。亀田のようにいじめてくる奴の口を塞ぎ込むような試合をしてやればいい。逃げるのでなく、逆に戦い、見返してやればいい。そうすれば亀田のように嬉し涙を流す事が出来る。

亀田にいじめに負けず戦う事を学ぶ。

ロナウジーニョのメッセージ

2006-12-18 01:18:27 | スポーツ
クラブワールドカップ2006で来日しているバルセロナのロナウジーニョが日本の子ども達を激励する為に色紙を書いた。

「生きろ、生きろ、生きろ。強くあれ。自殺なんかするな」

「絶対に夢をあきらめるな。君の人生を精いっぱい生きろ」

「人生は美しい。心にたくさんの喜びと愛を持って生きよう」

の3枚だ。

どれも心にグッと来る熱い言葉だ。

ロナウジーニョはサッカー界一のスーパースターだ。サッカーをする者なら誰もが敬意を持ち、憧れる選手だ。

今年自殺をした学生は皆中学生、高校生が多かったが、おそらく皆サッカーは好きだっただろう。

中学生、高校生くらいの頃は親の言う事は聞かなかったりするが、自分の好きな歌手やスポーツ選手の言葉は一種の宗教の教祖のように感じているから素直に耳を傾け、計り知れない影響力があるだろう。

ロナウジーニョはサッカー界一の選手だ。そのような選手が上記のような熱いメッセージを書いてくれた。

素晴らしい。

今後もサッカー選手のみならず歌手などのスターがこのようなメッセージを出したらすごい良い影響力を発揮するだろう。

このメッセージを読み、影響を受けた人は多いだろう。私自身も心を動かされた。

ロナウジーニョの魅力は本当にサッカーが好きなんだという表情でプレーする所だ。真剣勝負の試合中でも楽しさの余りか笑顔でよくプレーしている。それを見ている方も笑顔になってしまう。

たくさんの喜びと愛を持って生きよう、という所は共感する。

生きていると喜びがたくさんある。

つらい事も長い目で見ればいい思い出だ。

例えば、好きな女性がいたとする。それでいじめられたから自殺したい、と思ったとする。自殺してしまったらその女性とはデートも出来ないし、エッチも出来ない。それでいいのか?もっと自分の欲に素直になっていいのではないだろうか。

好きな異性がいたらデートしたいし、エッチもしたい。

この心の底から来る欲求を押し殺して生きていいのだろうか?いや、良くない。

一時の嫌な気持ちの為に死んでしまってはつまらない。

夢をあきらめるな、とも言っている。その通りだ。

やりたい事は山程あるはずだ。

あきらめなければ叶う。

ロナウジーニョはサッカーのスーパースターになる事を夢見てそれを実現した。

我々も何かのスーパースターになる事を夢見て精一杯生きれば何かのスーパースターになれるかもしれない。いや、なれる。

ロナウジーニョにやさしさを学ぶ。

小橋健太姿現す

2006-12-13 00:35:49 | スポーツ
12月10日ノア日本武道館大会が開かれ、6月に腎臓がんが発覚して以来公の場であるリングに小橋健太が姿をあらわした。そして「これから先のことは何も決まっていませんが、必ずリングに戻って来ます」と力強く宣言した。

小橋の主治医は当然プロレス復帰を止めている。が、当の小橋は医者の意見を振り切ってでも復帰するつもりで今軽いトレーニングから再開している。

小橋は「プロレスが出来なくなる事はイコール死ぬことだ」とまで語っている。

自分の仕事に対してこのような思いを持ちたいものだ。このような気持ちを持てたら小橋がプロレスでスターになったように才能うんぬん抜きにして誰でも成功するだろう。

そして今年中学生、高校生の自殺をする人達にも触れている。

「俺は早期発見で命が助かったが、病気で生きたくても、生きる事が出来ない人がいっぱいいるんだ。だから自分で命を絶つのはとんでもないことだと思って欲しい。10代、20代、30代なんか、まだまだ人間として一人前じゃない。可能性がある時期に、何でも決め付けてしまうのはよくない。精一杯生きようぜ」と語った。

まったくその通りである。希望を持って生きていた人がいきなり交通事故に遭う事もある。どれだけ無念だろう。それが10代、20代、30代でいくらでもやり直しが効く時に自ら命を絶つなんて絶対にやってはいけいないことだ。

こないだ街を歩いていてボクシングジムの前を通った。そこには”いじめられっ子よ、集まれ”と書かれてあった。

いじめらたら人生終わりと思うのかもしれない。当たり前だが決してそんな事はない。

ボクシングを通して鍛えれば肉体的にも精神的にも自信を持つ事が出来、いじめっ子にも立ち向かう事が出来る。

いじめられたらいじめ返せばいい。何倍にもして返してやればいい。いじめた方は何倍にもしてやられ返される罪を自ら作ったのだから。

そして小橋は「今世界でがんと闘っている人たちのためにも自分はリングに立たたなければ、そして俺が希望の星になれれば嬉しい」と語った。

人間誰でもつらいこと、逆境はある。でも、諦めずにそれに立ち向かう事によって光りが見えてくる。

小橋は自ら再発の恐れがあるがそれでもリングに立ち、自らががんと闘っている人達の希望の星になろうとしている。

逆に希望の星になる、という前向きな気持ちを持たなければ弱ってしまうかもしれない。

小橋健太に逆境と闘う勇気を学ぶ。

イチロー対松坂

2006-12-05 22:00:01 | スポーツ
イチローが松坂が大リーグに入るにあたって「イチローさんから三振を獲りたい」と語った事に対して、イチローは「最近は(大リーグにも)闘志をかき立てられる投手が少なくなってきている。だから大輔(松坂)には僕の奥底に眠っているものをわき起こしてほしい。僕は挑戦者の気持ちで向かっていきたい」と語った。

イチローは大リーグで6年間を終え、一通りの投手と対戦し、刺激がなくなってきていた。

何か刺激が欲しいと思っていた。

そこへ松坂の大リーグ登場だ。

日本時代、松坂対イチローは名勝負と言われた。

松坂の剛速球にイチローのシャープな打撃の勝負だった。

それがまた来年蘇る。

イチローはここ2年首位打者を獲得出来ていない。本来の成績ではない。

そこへ松坂の登場で負けられないという強い思いから自分の潜在能力を発揮してくれ、と期待している。

下手な考え方をすると松坂のような投手対戦する事は打ち取られる可能性も高い訳で嫌だな、と思ってもおかしくない。

しかし、イチローのような超一流のバッターは逆に意欲をかき立てる。

ことわざで”朱に交われば赤くなる”という。

人は交わる人い強く影響される、という意味だ。

つまり、レベルの低い人と一緒にいれば自分もレベルが低くなるし、レベルの高い人と一緒にいれば自分もレベルが上がる。

楽な事を求めてしまう人はよりレベルが低くなる。逆により困難な事にチャレンジする人はレベルが高くなる。

イチローはより自分を高める為にレベルの高い大リーグに行き、自分をレベルアップした。

そして松坂と常時対戦する事が出来る事により自分のレベルアップを期待している。

私達も楽な事へ走らずより困難な事にチャレンジすれば自身を成長させる事が出来るだろう。

イチローにより困難な事へチャレンジする姿勢を学ぶ。