スポーツに人生を学ぼう!

格闘技、野球、サッカー等の試合、選手から
人生の術を学び、生かすことを目的とします。

北島康介100m平泳ぎ金メダル~『超気持ちいい~』

2008-08-12 00:47:21 | スポーツ
北京五輪の競泳日本代表、北島康介は11日、男子100メートル平泳ぎ決勝で世界新記録での優勝を果たし、2大会連続金メダルを獲得した。

北島康介は、金メダルを獲得した後のインタビューで、涙を流しながら『超気持ちいいー』と叫んだ。

百メートルを全力で泳ぎ、疲れ果てているはずだ。

しかし、北島は『超気持ちいいー』と叫んだ。

なぜか?

自分が地道に努力して築き上げた実力を完全に発揮した時、人間はどんなことよりも快感を感じることが出来るのだろう。

どんなセックスより気持ちがいいだろう。

どんなおいしい食事をしている時よりも気持ちいいだろう。

どんなテレビを見ているより気持ちいいだろう。

どんなホームページを見ているより気持ちいいだろう。

長い目で見たら、ちょっとした快感を追い求めるがあまり、大した快感を得られないのに時間を潰してしまっている事が多い。

一回切りの短い人生、北島康介選手のように最高の快感を求めて時間を過ごそう。

北島康介選手に最高の快感を得ることの大切さを学ぶ。

勝負師・横浜高校渡辺監督の言葉

2008-08-04 00:39:01 | スポーツ
南神奈川大会の優勝を決めた名将横浜高校渡辺元智監督が、翌日行われた北神奈川大会慶応対東海大相模のテレビ解説をしていた。

試合は逆転につぐ逆転、そして同点と歴史に残るような激しい試合になっていた。

実況アナウンサーが、『どちらに勝利の女神が微笑むかわからないですね』と渡辺監督に振った。

渡辺監督は何気なく、

『硬くなった方が負けですね』

と語った。

松坂大輔選手を始め、プロ野球選手を何十人もの送り出して来た海千山千の勝負事の真髄を知り尽くしているであろう渡辺監督の言葉が故に非常に胸に響いた。

横浜高校のようなレベルの高い高校であっても、神奈川県の上位との戦い、または甲子園での戦いは、力は均衡して、五分五分の試合になる。

気を抜いた方が負けになる。

でも、緊張しているから気を抜くなんて事はあまりないだろう。

やはり、一番気を付けなくてはいけないことが、『硬くなって』普段の力が出せなくなってしまう事だろう。

高校野球を見ているとミスをした方が負ける。

ミスをするのは、硬くなってしまっているからだろう。

我々の一般の仕事でも、硬くなってしまった時、本来の力は出せなくなってしまう。

緊張感は持ちながらも硬くならない事が大切なんだろう。

渡辺監督に勝負の分かれ目の心構えを学ぶ。

イチロー3000本安打達成

2008-08-01 01:26:38 | スポーツ
7月29日、イチローが3000本安打というとんでもない偉業を達成した。

日本で9年1278本、大リーグで8年1722本という内訳だ。

日本人としては、張本選手の3085安打という記録があるが、時間の問題だろう。

イチローは入団してから、大きな怪我をせず、試合に出続けている。

まず、それがすごい。

プロは野球の天才の集まりで、レギュラーを取り続けている事自体がすごいのだ。

そして、常に記録と記憶に残る活躍を期待される重圧と戦い続けている。

これもすごい。

イチローは吐き気がするほどのものだと言っている。

何十億円というビッグマネーをもらって、単純に羨ましいと我々は思いがちだが、その多額な報酬に見合う仕事をしなければいけないプレッシャーはとてつもないものだろう。

自分の仕事のプレッシャーなんて大したことないと思えてしまう。

なぜ、イチローはこんな偉業を達成出来たのだろうか?

自分の職業であるプロ野球が心から好きだから。

怪我をしない体を維持しているから。

怪我をしない細心の注意を払っているから。

ヒットを打つ事に貪欲であるから。

自分に対して美学を持っているから。

仕事とプライベートの切り替えが上手だから。

キーワードととしては、『準備』、『切り替え』、『美学』、『向上心』だろうか。


世界記録を持っているピート・ローズ氏は、こう言っている。

長く続ける秘訣は、『とにかく毎日小さなことの積み重ね』、『決して満足しないことだ』、『2安打したら3安打、3安打したら4安打とドン欲に挑戦し続けることだ』と話されている。

イチローと同じような事を言っている。

イチロー、ピート・ローズの言われている事、実践されている事は、我々一般人にそっくり適用出来る事ばかりである。

イチローのように偉業を達成する為には、仕事で最高のパフォーマンスを実行出来るように準備をする事、満足しない事、貪欲に挑戦する事を意識して仕事をしよう。

イチローに仕事への姿勢を学ぶ。