CO2削減ドットコム

ローコストオペレーションを追求した結果、地球環境問題に直面した。企業責任とコスト削減の両立を目指すMr.削減のブログ。

『硫黄島からの手紙』と『不都合な真実』をつなぐもの

2007-01-03 19:38:24 | Weblog
映画「硫黄島からの手紙」を元旦に見ました。
熱いものが心の底からこみ上げてきました。
ですから、土曜日ではなく水曜日の今日に3日早くアップロード
してしまいます。

最初は涙が止まらなくなってしまうかなと思っていましたが
彼らが守ろうとしたものは本土にいる家族や天皇陛下だけでなく
自然と共生している“美しい日本の国土”であり、その上で営まれて
いる生活であり、そして脈々と引き継がれてきた他人を思いやる
“美しい日本の心”であったことにいまさらながら気づきました。
そのことが涙をせき止めてくれました。
ならば、彼らに変わってそれを後世に伝える役目を担おうと決心した
からです。

この映画は、小中学生の鑑賞推薦映画になっていると聞いています。
観るべきは、生徒はもちろんのこと、先生方だと思います。教育委員会の
方々を始めとした教育に関わる全ての方々です。

生きたくても生きることができなかった人々、もっと言えば家族のため
国のために生きて美しい日本の国土に帰りたくて、帰りたくてたまら
なかった人々の犠牲のうえに今、私たちは生きています。紛れもない事実
です。

そのことをきちんと生徒に理解させることができれば、いじめや痛ましい
限りの自殺問題等はもっともっと少なくなる気がします。
もし観ないなら、観ない理由をきちんと周りに説明する必要があるとすら
思っています。

不思議なことに今年は生まれて初めて初詣に靖国神社に行きました。
変な意味ではなく、導かれたような気がします。

映画の予告編ではもう一つとても気になる映画の予告が流れました。
1月末に封切りになります。『不都合な真実』です。先だって友人が
東京映画祭でのプレミアム鑑賞券を苦労の末にとってくれて、コスト
総研の優秀なコンサルタント2名に行ってもらった衝撃の映画です。

硫黄島で戦い散って行った兵士たちが守ろうとした“日本の美しい国土”
ひいては美しい地球が、温暖化の影響で大変なことになっていることを
ドキュメンタリーで訴えています。

キャッチコピーは刺激的ですが、そのことを否定するだけの材料がない
のも事実です。

□人類唯一の故郷。それが今危機に瀕しているのです。これは人道的な
 問題なのです。それを解決するのはあなたです。

□世界貿易センターの記念碑が建てられる場所は、やがて水底に沈む。
 世界の問題はテロだけではありません。

ネットでも予告編を見ましたが、衝撃の内容でした。

クリントン政権下で副大統領を勤め、大統領候補にもなったゴアも
映画作りの中心人物です。本年度アカデミー賞ドキュメンタリー部門
の最有力候補です。

いよいよ、地球温暖化の問題が、私一人くらい協力しなくても影響は
ないでしょうの時代から、私一人でも協力しないと大変なことになる
時代へと転換点を向かえていることにいい加減に気づけ!と言うこと
です。

この映画も、学生、教育関係者、政治家はもちろん日本人全員に観て
もらはなくてはならない映画です。もちろん、観ない方はその理由を
次世代を担う子供たちに説明する義務がありますとまで言わせていた
だきます。

そんな中、以前から様々な環境活動に世界レベルで取り組んでいる液体
食品の容器包装大手であるテトラパック・グループの日本テトラパックは
今回の地球温暖化の危機を訴えかける映画『不都合な真実』の主旨に強く
賛同し「1人でも多くの方にこの映画をご覧いただき、地球温暖化につい
て考える機会をご提供したい」との願いから、以下のようなキャンペーン
を展開しています。これは、かなり画期的です!

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2007年1月20日(土)公開の映画『不都合な真実』が、2007年1月21日
28日、2月4日、11日=各日曜日=の4日間、TOHOシネマズ系シネコンの
5つの劇場において500円均一(税込)で鑑賞できるもの。今回の企画は
協賛金の一部でチケット料金の差額を負担するということで実現。
スポンサー支援による新作映画の500円興行は日本初の試み。
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★尚、早速、上映映画館を調べておきました。以下です。
 行かなくてはなりません!

□TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)
□TOHOシネマズ川崎(神奈川県川崎市)
□ナビオTOHOプレックス(大阪府大阪市)
□TOHOシネマズ二条(京都府京都市)
□TOHOシネマズ名古屋ベイシティ(愛知県名古屋市)

本来であれば、日本の前自動車メーカーもしくは電力会社に協賛して
もらいたい、もらわなくてはならない企画です。

最後に、パンフレットの中に書かれている地球温暖化防止のために
『私にできる10のこと』を下記しておきます。

私がやらなくては、うちの家族がやらなくては、うちの会社がやらなく
ては地球に取り返しのつかないダメージを与えてしまうと真摯に考え
それが真実のものとなりつつある現実を強く認識し、以下の『10のこと』
を早速行動に移すことのみが人類生き残りであり、硫黄島に散った御霊
に報いることのような気がします。

1.省エネルギー型の電化製品や電球に交換しましょう

2.停車中は、エンジンを切り、エコ・ドライブしましょう

3.リサイクル製品を積極的に、利用しましょう

4.タイヤの空気圧をチェックしましょう
  車の燃費基準を上げれば、無駄なエネルギー消費を防げます

5.こまめに蛇口をしめましょう。水道の送水に使用されるエネルギー
を削減することが出来ます

6.過剰包装、レジ袋を断りましょう。買い物は、リサイクル・エコ
バックを使いましょう

7.エアコンの設定温度を変えて、冷暖房のエネルギー削減をしましょう

8. たくさんの木を植えましょう。1本の木はその生育中に1トン以上の
CO2を吸収することが出来ます

9.環境危機について、もっと学びましょう。学んだ知識を行動に移し
ましょう。子供たちは、地球をこわさないで、と両親に言いましょう

10.映画『不都合な真実』を観て地球の危機について知り、友に勧めま
しょう

2007年は行動の年にしましょう。日本国民の全てが1.~10.までを
全部やってこそのみ日本の、地球の環境危機に歯止めが掛かります。
そう確信します!

(Mr.削減) 


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1 コメント

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いよいよ真実になって来ましたね (絵子)
2007-01-05 11:39:40
なんとなく感じていても、マダマダ先の事と思っていた温暖化が、リアルになってきましたね。
子供達の時代が心配です。
個人も企業も真剣に取組む時がきたようです。
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