CO2削減ドットコム

ローコストオペレーションを追求した結果、地球環境問題に直面した。企業責任とコスト削減の両立を目指すMr.削減のブログ。

なぜ、60万円の「エコキュート」の普及は厳しいの?        絶対におかしい!!

2007-04-27 20:34:43 | Weblog
日経新聞で、「“待ったなし”温暖化対策」なる特集が始まりました。

温暖化対策の注目のシステムとして、空気中の熱を取り込んで
湯を沸かす・・・・・・


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  文の途中ですが、お知らせがあります。

  突然ではございますが、今回の記事からアメーバ ブログに移転致しました。

  本文の続きは、以下のURLをクリック下さい。

   ○移転先URL:http://ameblo.jp/co2sakugen

  より内容を充実させたブログに、生まれ変っています。

  引き続き、『CO2削減ドットコム』を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

   (Mr.削減)
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“地球温暖化防止”が選挙で聞かれません?

2007-04-22 13:43:25 | Weblog
『コピー用紙の裏は使うな!』の勢いが止まりません。
本日、朝日新聞社から第5刷の連絡がありました。
まだ、正直発売1ヶ月です。

このことも嬉しいですが、書評に取り上げられる数の多さと
その中身が“高”(的を射た)評価なのが実は一番の喜びです。
そのことを反映するように、(Mr.削減)のフルネームを
ヤフー検索すると、発売前後ではヒット件数2万件、それが
先週の初めに17万件、そしてななな何と先ほど時点では46万件です。
ネットの世界における情報の波及性は“超”加速度的です!


ところで、昨晩、札幌から帰って来ました。仕事+今年の“ラブアースIN
北海道“の打ち合わせでした。1ヶ月の期間中、5万人の方々がごみ拾いを
中心に自然豊かな北海道のクリーンアップに取り組みます。

(Mr.削減)他会社の“川の清掃とごみ拾いが巧そうな”選抜メンバーは
6月3日(日)すすきのど真ん中を流れる“鴨かも川”に向かいます。
その3日前と2日前に講演が入る予定です。札幌には、環境とビジネスの
両立を勉強している学生サークルが沢山あると聞きました。彼らも参加
対象にしてあげようと思います。


それにしてもCO2削減をめぐるこの数ヶ月の動きには凄まじいものがあり
ました。ここのところ少し落ち着いてきましたが、また、サミットに向けて
色々と動きが出てきそうです。

そんな中、補選・統一地方選挙花盛りですが、“地球温暖化防止”や“持続可能
な社会作り“が公約になったり、争点になっているとは思えません。この問題の
解決のために欠かせないのが“政治的アプローチ”なのにです。この点まだまだ
このあたりの問題は“全く”自治体レベルにまでは“腹落ち”していないなと
強く感じます。あとの2つは『科学技術的なアプローチ』と最後が最も大事な
『私たち自身の意識改革を促すアプローチ』です。このことはこの次あたりに
書きます。


ここまで書いて、いつもの向かいのカフェでふと日経新聞を見たら『石炭発電
CO2排出ゼロ』「日米中など5カ国で開発 年内にも合意 温暖化対策欧州と
競う」との記事が紙面のトップを飾っていました。

あとは、私たち自身の“腹落ち”の問題だけです。しかしこれが一番難しい・・。

(Mr.削減)


その後の、『コピー用紙の裏は使うな!』・・わかりました!

2007-04-15 23:39:34 | Weblog
土・日と関西(神戸)に勉強に行っていました。
ひとつの街を中心にケーキだけで20億円近くを売り上げている
叩き上げの社長のお店の見学と話を聞いてきました。
22名の経営者に混ざって!

いくつかの言葉が大きく(Mr. 削減)の“琴線”に触れました!


★足踏みしている時にこそ、商品や商品戦略を徹底的に改良

☆“商品開発”とは“やさしさ”

★人は能力より素直さ。素直さは“心の栄養を摂る口(くち)”

☆ブランドとは“見えないところに誠意を尽くす”こと

★リーダーに最も必要なものは忍耐。忍耐は最大の才能

☆忍耐とは成功するまでやり続けること

★出会いに乗っかる

★☆人は教えても覚えない(一番触れました!)


とても、太く、素直な(常にお客様の満足だけを考え続けてきたと
言う意味で)実に魅力的な社長でした。

翌日、一緒に見学した20名近くの経営者の方々の前で“コスト削減
の価値”について講演をしました。

そこで、最後に『コピー用紙の裏は使うな!』を配った時に、殆ど
全員の社長さんが題名を見て“ビクッ”と反応され、やおらその場で
ページをめくり始めました。

聞いたところ、8割以上の会社で使っていました。裏紙を!

「心当たりがある以上、思わず手に取るわな・・・・。」
「やっちゃってるもん。気になって買ってしまうよ!」
「え、何でいけないの?!」


要は、普段やっていることなので「なぜ、駄目なの確かめよう」と
思わず手が伸びてしまうのが売れている理由のようです。

ということで、今日はチョットPRをします。

先週の金曜日の時点で

●アマゾン ランクキング
 
 朝日新聞部門  2位
 社会・政治部門 2位
 投資・金融部門 2位
 ビジネス部門  5位
総合     65位  
  
●ブックストア談 浜松町店

 1位 2007年 4月1日(日)~4月7日(土)

●楽天ブックス ランキング

  ○デイリー ビジネス・経済・就職のカテゴリー 

 1位 (金曜日 集計分) 

 ○ウィークリー ビジネス・経済・就職のカテゴリー 

 1位 (直近1週間 集計分)  

 ○デイリー 総合

 38位 (金曜日 集計分) 

 ○ウィークリー 総合

 23位 (直近1週間 集計分)
  
以下に、購入者や関係者の声も拾っておきます。

●楽天での購入者の声
○内容:まさに「目から鱗」という感じでしょうか。
    良かれと思われていることが、逆に余計なコストを
    発生させているとは思いませんでした。
    ぜひご一読をお薦めします。


●Yahooブックスでの「みんなの書店」店長レビュー
○内容:私自身コスト管理・コスト削減の大切さは分かっている
    つもりですが、どうしても出費はかさんでしまいます。
    この本は従来の考え方を覆す面白い発想で書かれた本です。


●個人ブログでの声【1】
○内容:コスト削減と聞くと、「会社が苦しくなってからするもの」
    「そんなことをすると現場が暗くなる」というネガティブな
    意見や、「自分のところは徹底し行っているのでこれ以上は
    無理」という思い込みによる発言が多いようです。

    コスト削減は、何となくやっているだけでは効果が薄いだけ
    でなく、職場の雰囲気を悪くして業績を余計に悪化させて
    しまいます。

    この本では、コスト削減のセオリーと手順が具体的に述べ
    られています。経費項目ごとのデータの徹底的な洗い出し
    経費項目ごとの自社のコスト削減情況の把握、削減可能性
    マップの作成、削減目標と期日の設定プロジェクトの立ち
    上げ

    電気代や光熱費がこんなに減らせるとは驚きです。浮いた
    お金は純利益ですから、売上げに換算すると何十倍もの
    金額になります。

    特に感心したのがコピー代の削減で、無駄なプリントを
    放置して、裏紙を使っているのは確かに本末転倒ですね。


●個人ブログでの声【2】
○内容:今日の夕刊の一面に「コピー用紙の裏は使うな!」という
    本の広告が出ていました。キャッチコピーには「コスト削減
    にも、やっていいこと、悪いことがある。あなたの会社は
    間違っていませんか。」とあります。

    なかなか面白そうですが,しかしいきなり買うのも危険な
    気がして、とりあえずamazon.co.jpでレビューを読んで
    みました。

    いろんな方がいろいろな感想を書いていますが、要約すれば
    「裏紙を使うことに必死になる前に、裏紙が生じないように
    しなさい。」「一歩間違うと逆の結果になるよ。」という
    ような内容みたいです。

    うーむ,買って読むほどのことではないかな。たまたま俺は
    2/13(火)のブログで同じような話を書いていますし。

    ところで。新聞の広告によると、この本の著者が「コスト削減
    総合研究所社長 村井哲之」となっていました。「コスト削減
    総合研究所ってなんだよバーカ」と心の中で毒づいていたの
    ですが!
    

    ググってみたら,本当にコスト削減総合研究所というのがある
    みたいでびっくりしました。心の中でバーカって毒づいてしま
    ってすみません。バカは俺の方でした。
    


《このブログに対するコメント》

    裏紙の使用して意味あるのは一点のみ⇒環境保護。コストで
    言うと、裏紙はつまりやすいため、印刷エラーがおきやすい。
    その為、ミス印刷で使用したトナーやインク代の方が紙代より
    高い。保存したときに表面をみて捨ててしまうことがある。
    外部に出す書類を作っているときに裏紙が入っているとすり
    なおし管理するのが面倒。

    大企業や役所で暇な人がいて、細かいコストを気にせず、イメ
    ージアップすることが重要な場所でやって欲しい。うちみたい
    な中小企業でやっているのは意味ない!


●個人ブログ
○内容:タイトルに惹かれて思わず購入してしまいました。現在熟読中
    です。


それでは今週はこれにて

ただいま、6月の本の原稿のためにGWは無くなることが決定しました。
今から、新たに始まる電子メディア向けブログの原稿も作ります。
いつ寝たら善いのでしょうか????
誰か教えてください!


“春眠、暁を覚えず”になりたい!

(Mr.削減)



温暖化防止より松坂大輔!?花より団子の日本人

2007-04-08 22:51:31 | Weblog
地球温暖化防止より松坂大輔?まだまだ日本は・・・・。


6日の金曜日の夕刊に始まって、7日(土)の朝刊では新聞
各紙とも、1面のトップもしくはそれに準ずる扱いでIPCC
(国連の気候変動に関する政府間パネル)の報告が採択された
ことを大きく伝えていました。

詳細は省きますが、要は世界110カ国が地球規模での温暖化の影響
を認め、国際社会が共通の土俵で議論を進める体制がひとまず
整ったことが大きな成果でした。


一方、環境重視の欧州が、温暖化対策に慎重な米国や中国に押し
切られ、温暖化の影響を予測した数値は大幅に縮小・削除されました。
例えば、

□平均気温の上昇幅が2~3度を超えれば水不足が深刻化
  10~32億人に被害が及ぶ⇒米中が反発⇒数億人に修正

□平均気温の上昇幅が2~3度を超えれば農作物の収穫が
  減少、最大1億2千万人に飢餓リスクが生じる⇒米中が
  反発⇒削除

相変わらずの米国です。そんな中、同じく土曜日の日経には
IPPCの解説記事の下に小さく『安保理でも温暖化検討』
とありました。「安保理」とは、国際社会の平和と安全への
脅威に関る議題を扱うところです。これは凄いことです。
ここでも米国は疑念を表明しましたが、安保理議長国の英国に
押し切られたとのことです。


私には、米国は反発や常に疑念を表明する姿勢を表では見せながら
世界を油断させておいて、一方で世界が堰を切って地球温暖化防止
に走り始めた時点でこの分野をリードしているポジションを作ろう
としているとしか思えません。まさに、“ポーズ”です。

その“ポーズ”を最も真に受けて安心しているのが日本ではないで
しょうか?一方、その“ポーズ”を最も疑って着かず離れず注意深く
じっと見ているのが中国のような気がします。

なぜなら、今回、金曜日の日経新聞夕刊の早版のトップはIPCC
の記事でした。松坂投手が大リーグで記念すべき1勝を挙げた時点で
その記事は全面的に差し替えられました。幸せな国です。悲しくなる
くらい。


まさに、“温暖化、危機感に温度差”です。国の間でも、国民の間でも!

この記事を見た後に、新聞と『コピー用紙の裏は使うな』を持って奈良の
信貴山に登って来ました。以前、初稿の原稿を持って行き、出来上がったら
多くの方々に読まれることをお願いし、その願いが叶いつつあるお礼です。


桜が満開の中、標高400メートルの頂上までを行き帰りする途中、多くの
方とすれ違いまし。大人たちよりの子供たちの方がすれ違うときに礼儀
正しく“こんにちは”(山では当然のルール)と挨拶をするのです。
一方で挨拶も出来ない大人たちがそこには沢山いました。(都内のマン
ションに住んでいますが、40~50歳代の大人は殆ど挨拶が出来ません。
こちらが挨拶したら“びくっ”とされます。)


「今の子供たちは礼儀がなっていない!」と言う方が沢山います。私は
そうは思いません。映画「不都合な真実」には若い人が沢山いました。
学生サークルには都内だけで環境問題に真正面から取り組んでいる所が
100近くあると聞いています。


もはや、地球環境問題から逃げ切った大人の世代にこの国の行く末を
任せるのではなく、思い切って若い世代、これから負の遺産を背負い
つつ解決していく世代に様々なこれからのこの国の方向と判断を任せる
べきだと本気で思いました。


なぜなら、今の大人の世代に「経済は環境の一部でしかない」と言った
ところで、それは40、50年間『天動説』を信じてきた人に、『地動説』
を信じろと言うようなものだからです。

早く日本に、“日本を世界にとって真に美しい国に創り変える”ことを
ミッションとする『持続可能な社会創造省』と言う新たな省庁が出来る
ことを心から望みます。そこに40歳代の大臣が誕生する。そのためには
命を捧げても善いと思う今日この頃の(Mr.削減)でした。

それにしても、信貴山の麓の露天風呂から眺める桜は最高でした!


さあ、次なる本の執筆開始です!!

(Mr.削減)にとっての“美しい日本”の原風景は“里山”です。
“里山”復活のその日まで書き続けます!


(Mr.削減)

我、日本のガリレオ・ガリレイたらんとす!

2007-04-01 10:40:39 | Weblog
シンポジウムに500名以上の方々が・・・・

22日(木)東京、29日(木)大阪での出版記念シンポジウム
が終わりました。結構“ホッ”としています。


なにぶん参加いただいた先生方がそれぞれの分野のオピニオン
リーダーであり、大きな発言力を持った方々だったからです。
参加者も、単なる500人ではなく、地球のために何かをしなく
ては!との目的意識を持った方々が大半でした。熱かったです!

今回、2回のパネルディスカッションを通じて自分なりに今の
地球環境問題を解決するためのキーワードが見つかりました。


それは、神津カンナさんが言っていた以下の言葉です。
『 not in my back yard 』
日本語に訳すと“必要であることは分かるが、自分の庭では嫌だ”
となります。


この解決方法は、「違う立場の人々が、その立場を維持したまま
同じミッションの元に集う」と言う21世紀型の問題解決の方法を
皆が実践することです。


同じミッションとは、言うまでもなく『地球温暖化防止』です。
この解決には、人類全ての人々の立場を超えた協働が不可欠です。

そのために、私であり会社は、愛知元環境庁長官が言われるところの
『階』(キザハシ)になろうと決心しました。
『階』とは、様々な立場の人々の出会いと協働を助ける存在です。

『階』、そては、“自らと他を結ぶもの”
『階』、それは、“高い次元の世界につなげるもの”

地球人類の“佳き未来”に向けた『階』になること、いうなれば
国際社会にむけての日本の本来あるべき姿の実現を新たな“志”
のひとつに加えました。


「地球温暖化防止に対する価値観や立場の違いを解決できるのは
地球環境問題解決の『階』たらんとする思いであり、“自然との共生”
を旨とする伝統的な感性をもった日本人だ!」との愛知元長官の話に
全面的に賛同します。

いずれにしても、“環境とは経済の一部”という≪天動説≫の時代は
終わりつつあります。個人も、企業も、国も、人類全てが地球上で生活
や活動を続けていくためには、“環境こそ経済の一部”という≪地動説≫
の時代に入ったとの認識をまず日本人全員がもつことです。

コペルニクスやガリレオは既に世界中に現れています。彼らを牢獄に
追いやることなく、まずは日本のガリレオとして“コスト削減教”の
布教活動を通じて、CO2削減、地球温暖化防止に“志”を高く、行動は
一歩一歩確実に常に前進あるのみの姿勢で取り組みます。


(Mr.削減)

日本列島の半分をヒノキで覆う方法があります!

2007-03-25 22:56:13 | Weblog
CO2個別排出係数が確定?
電源構成が変わったらどうするのでしょうか?

「CO2個別排出係数が確定」
「経産省、環境省 電力8社など対象に」
23日(金)の新聞で報道されていました。

どうも「電力の自由化」と「地球温暖化防止対策」が連動して
いない気がします。


この様に、もめにもめた電力会社ごとのCO2排出係数が決まり
ましたが、しかし、全然新しいところはありません。


電源構成上、この数値が高くなる沖縄電力(関西電力の2.5倍)
や中国電力も、現状を大きく下回る標準値0.55キログラムを
使える、相変わらずの玉虫色の決着です。

それに、「ジャ、CO2排出係数の少ない電力会社に切り替え
よう!」と言ったところで、現実問題、新規電力事業者の安定
供給能力には大きな課題があります。また、10大電力会社間の
壁を越えての供給も現実味はあまりありません。


それから、新規電力事業者を中心に電源構成の変更(彼らは
よそから電気を買ってくる分があるので)が、また、10大電力
会社であっても、例えが原発の長期間の停止があった場合には
どうするのでしょう?毎日、毎日電力会社ごとに『昨日のCO2
排出係数は0.○○キログラム・・・・。」を発表しなければ
公平さを欠きます。


こんなあいまいな決め方を、何をいまさら・・・・。不思議です!

ズバリ言えば、これをとりあえずでも決めておかないと、一定
規模の企業が課せられる温室効果ガス排出量の算定・報告制度
(6月までに報告)が機能しなくなることが最大の理由のような
気がします。

本来は、一定規模の企業がCO2の排出を抑える動きと連動して
電力会社こそ、その動きを強めなくてはなりません。


このままで、中国電力や沖縄電力が必死の努力をするでしょうか?
(Mr.削減)なら0.55キログラムでの計算には1年とか2年の
暫定期限を設けます。

さらには、今回の温室効果ガスの報告制度にCDMを加えるか否か
の検討かこれからだそうです。大好きな米国が考え出した制度
ですよ!(冷笑)

電力会社の方々、もう一度、今一度、今回こそは、お願いです
から、日本の年間CO2排出量12.6億トンの約3割である3.6億トン
のCO2を出している自分達の姿を鏡に映し出してください。結構
○○○○姿ですよ。

皆さんが10%のCO2排出を削減したら、そのことで日本列島の半分
はヒノキで覆われることになることもういい加減わかってください。
(心願)



今日は書いていたら悲しくなったので、このへんで止めます。


先だって私のセミナーを受講した北海道電力の方々から、我々の
あらゆる「現場」から電気のムダを10%を目標に無くす活動に
「本来なら自分達がやるべきことですが・・。とても参考になり
ました。」とのアンケートが届いていました。

“布教活動”はまだまだ続きます。


(Mr.削減)


売れています!ありがたいことです。『コピー用紙の裏は使うな!』

2007-03-17 22:11:31 | Weblog
お陰さまで、本の売れ行きが好調です。発売初日に重版決定!


3月13日(火)、朝日新聞社新書より、自分で言うのもなんではあり
ますが、骨身を削って書きました出版第2弾!
『 コピー用紙の裏は使うな! ~コスト削減の真実~』
が発売され、冒頭の様に発売即重版が決定しました!

      
さらに発売翌日には、紀伊国屋書店の全店販売ランキングで、何と
【 第一位!!】となりました!本当にありがとうございます。


巷に渦巻く間違いだらけのコスト削減。その真実がそこでは明か
されています。

そんな中、出版に際して【記念シンポジウム】を行います。


開催日まであと僅かとなりました。私を除けば、この機会をおいては
無料で話を聞けることは100%ない方々が講演をされます。

“環境とビジネスの融合”をテーマに、産官学それぞれの分野の最先
端でバリバリに活躍中の方々をお招きしての基調講演やパネルディス
カッションなど“時代の風を肩で知る”絶好の機会です!!!!!!


今日は、私(Mr.削減)の講演の題目をそっと教えます。


『“百聞は一見に如かず”にあらず』

1. コスト削減“考”

  (1) 100%の成功法則
  (2) 隙間を埋める“最高のミッション”

2. 証明された仮説の数々

(1) コスト削減には黄金律がある
(2) どんな現場でも10%の電気のムダは取れる
(3) 「現場」は答えを知っている
(4) “一点突破、全面展開”
(5) 「現場」の問題は「現場」にしか解決できない

3. Rethink(リ・シンク)が大事

(1) 「コピー用紙の裏は使うな」⇒「コピーは使うな」へ
(2) 「ノー残業デイは作るな」 ⇒「残業はするな」へ
(3)  “百リサイクルは1リユースに如かず”のあらず!
(4)  “コストの森”でRethinkすれば、全てのムダが見えてくる

4. 新たな仮説の証明の旅へ
  
     ☆ コストを削減すると、地球温暖化防止になる

■ 東京 3月22日(木) 有楽町朝日ホール 
 (定員600名)⇒残り122名!!急いでください!(月曜締め切り)

【特別講演】・炭谷 茂先生 (前環境省事務次官)
      ・末吉 竹二郎先生
      (国連環境計画 金融イニシアチブ 特別顧問)





■ 大阪 3月29日(木) 関西大学天六キャンパス講堂
 (定員300名)⇒残り88名!!ボチボチ急いでください!
 
【特別講演】・末吉 竹二郎先生
      (国連環境計画 金融イニシアチブ 特別顧問)
      ・李 暎一先生
      (宝塚造形芸術大学教授 環境デザイン担当)





参加費は無料ですが、19日(月)18:00で締め切らせていただき
ます。またとない絶好の機会をお見逃しなく!


参加申込みは弊社ホームページより可能です。申込み後に入場用
チケットをお送りさせていただきます。
詳しくはコチラ(⇒ http://www.sakugen.org )

今すぐこの場で申し込みたい方は下記項目に入れて、返信してくだ
さい。特別に対応いたします。


御社名: 
   
ご住所: 

代表者氏名: 

E-mail: 
          
参加人数: 

FAX: 03-3265-2972(“ブログを見て!”と書いてください)


(Mr.削減)

『CO2本位制』『カーボンリスク』『COO』知らないとマズイ!

2007-03-10 22:02:03 | Weblog
時代は“CO2本位制”、企業には“カーボンリスク”が発生
職場には“CCO”が登場!わかりますか????


「CO2本位制」「カーボンリスク」「CCO」の意味がわから
ない方は、これからは地球温暖化防止の戦士にはなれません。
まとめて簡単に、かつ確実に理解したい方は、最後にご案内
するシンポジウム、『地球温暖化を巡る新しいビジネスルール
とは!』に参加するしかありません。


参加しないと、本当に悔いの残るシンポジウムです。


さて、EUはまた、地球温暖化防止に関して一歩世界をリード
しました。2020年までに温暖化ガスの排出量を1990年度比20%
減らすと言う独自目標を決め、さらに、2020年度までにバイオ
マスや風力、水力などの再生可能なエネルギーの利用拡大を
加盟国に義務付けることに合意しました。


その数値は、2020年度までに現在の6%から20%に高めると
言うかなり野心的なものです。当然、中・東欧などは経済
成長を妨げるとして義務付けに反対しましたが、ドイツの
メルケル首相に押し切られました。


そんな中、東京都も頑張っています。今年の1月26日に
『カーボンマイナス東京10年プロジェクト』を開始しています。
その中に、「都内に100万キロワット相当の太陽エネルギーの
導入を目指す方策を検討する。」とあります。


しかし、(Mr.削減)は読んでいて、悲しくなりました。


【悲しさ・その1】  “プロジェクト構成企業の顔ぶれ”

東京電力、東京ガス、京セラ、シャープ・・・・。太陽エネルギー
と言えばソーラ発電しかないのでしょうか?エネルギーベンチャー
がなぜ入っていないのでしょうか?巨大企業が本気で考えるでしょ
うか?参加しないことのリスクだけで参加しているだけではないの
でしょうか?

【悲しさ・その2】  “ライフサイクルアセスメント(*)の欠如”

太陽エネルギー=ソーラ発電ならば、ソーラパネルを作り、それらが
設置されるまでにどれくらい多くのエネルギーが使われ、その過程で
CO2が排出されているか・・いわゆるライフサイクルアセスメントが
なされているのか、はなはだ疑問。

(*)ライフサイクルアセスメントとは
その製品に関る資源の採取から製造、使用、廃棄、輸送などすべての
段階を通して、投入資源あるいは排出環境負荷及びそれらによる地球
や生態系への環境影響を定量的、客観的に評価する手法。

【悲しさ・その3】  “行政のホスピタリティーのなさ”

100万キロワット相当と聞いて、何か“ピン”と来ますか????
単純計算で800億円相当の電気代になります。何十万本のヒノキが
吸収するCO2の量に相当するのか?何も書いてくれていません。
これではプロジェクトの価値すらわかりません。言うまでもなく
カーボンマイナスの価値なんて、多分、プロジェクトの構成企業に
すら全く持ってわかっていない気がします。

今、日本の環境行政に求められているのは、本気と決断力とホスピ
タリティーではないでしょうか!


****************≪ シンポジウムのご案内 ≫******************


地球温暖化の進行をまざまざと感じる今日この頃、桜より一足早い
3月13日(火)、多くの方々の協力のもと、朝日新聞社より、新書で
『 コピー用紙の裏は使うな!』 ~コスト削減の真実~が発売される
運びとなりました。

巷に渦巻く間違いだらけのコスト削減。その真実がここで明かされ
ます。『不都合な真実』がライバルです!是非読んでいただけると
昨年の『コスト削減の教科書』で目から鱗が落ちた方も、さらに鱗が
落ちること請け合いです。

また、出版に際し、下記内容にて『記念シンポジウム』を開催します。
東京・大阪で1,000名のお客様の参加を見込んでいます。

“環境とビジネスの融合”をテーマに、産・学・官それぞれの分野の
最先端で活躍中の、普段中々お話が聞けない“凄い”方々をお招き
しての基調講演やパネルディスカッションなど“時代の風を肩で知る”
絶好の機会を用意させていただきました。

是非ご参加ください!詳しくは株式会社コスト削減総合研究所HPに
アクセスください。http://www.sakugen.org/


★尚、普段はまず≪無料≫ではお話を聞けない方々ばかりです。
 定員になり次第締め切らせていただきます。よって、お申し込み後
 1週間以内にご招待券が届かない場合は、定員に達したものと判断
 ください。事務作業のコスト削減の観点から、こちらからの連絡は
 させていただかない非礼をお許しください。


              ≪ 記 ≫

■ 東京 3月22日(木) 有楽町朝日ホール  (定員600名)
   【特別講演】・炭谷 茂先生 (前環境省事務次官)
          ・末吉 竹二郎先生
           (国連環境計画 金融イニシアチブ 特別顧問)

■ 大阪 3月29日(木) 関西大学天六キャンパス講堂(定員300名)
 【特別講演】・末吉 竹二郎先生
           (国連環境計画 金融イニシアチブ 特別顧問)
          ・李 暎一先生
           (宝塚造形芸術大学教授 環境デザイン担当)


(Mr.削減)

ゴアさん、それはマズイで賞

2007-03-03 21:46:52 | Weblog
ゴアさん、あなたが“樽の中身は水だった”では困ります。
人間と言うものは、かくも弱い・・。


3月4日の、愛読紙(?)の夕刊フジに

『ゴア「不都合な真実」発覚』

『電気代月16万円 温水プール、ガス灯・・』

なる見出しが躍っていました。

やっちゃいました!


見出しから記事の中身は想像してください。

要するに、地球温暖化防止への取り組みを世界中で訴えて
回ったあの良識派のゴア元副大統領、温暖化防止への取り
組みを促すプレゼンテーションを映画にし、先だってアカ
デミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『不都合な真実』
の主役であった彼が、自宅ではエネルギーを使い放題であった
ことがバレました。と言うことです。


かなり具体的に調べられていました。(ゴアさんの地元の保守系
シンクタンク調べ)

■昨年一年間でゴアさん宅が使った電気の量 22万1000kWh
                            (毎月約16万円)
■米国の一世帯あたりの年間平均電力消費量  1万700kWh
                            (毎月約7,800円)

20倍の差があるのはまずいでしょう。

これでは、「人に説いているような資源節約を家ではして
いない!」と指摘されても仕方がありません。

これで、地球温暖化の防止の流れが変わるわけではありま
せんが、ゴアさんが“自分だけでも”1/20にしようと思い
必ずそれをやり遂げない限り温暖化に歯止めがかからない
のもまた事実です。


「私一人がやらなくても・・。」と一人でも思った瞬間に
目的が成就されることはなくなります。

日本人、米国人を問わず、人間とはかくも弱いものなのです。
以下の話を思い出しました。

******************************************************
【“樽の中身は水だった”小学校の「道徳」の教科書より】
******************************************************
昔、ある小さな街の中学校の先生が退職の日を迎えることに
なりました。名物先生で多くの街の住民が先生にはお世話に
なっていました。そこで、中学校の卒業生が話し合って先生
への贈り物を考えました。卒業生の一人が「先生は酒が大好
きで、ある時、酒樽を前に“浴びるように飲んでみたいな!”
と言っていた。」と言いました。そこで、話し合いの結果
“酒樽を買ってきてそれを夜のうちに先生の家の前において
各自自宅から一升瓶を持ち寄って朝までに特級酒でいっぱい
にしよう!”と言うことになりまた。翌朝、先生が家のドア
を開けるとそこには立派な酒樽がデーンと置いてありました。
先生は蓋を開けて早速飲んでみました。先生の目からは涙が
こぼれてきました。それは、喜びの涙ではありませんでした。
目の前にあったのはアルコールなど一滴も入っていない正真
正銘の“水”樽でした。“自分だけが水でも、残りの99人が
お酒ならいくら酒好きといっても先生は気付かないだろう・・”
100人が100人
そう思った結果でした。
*****************************************************

誰か、ゴアさんに“樽の中身は水だった”の話を届ける術を
教えてください。


私が“喝”を入れてきます。

お願いします。



 

(Mr.削減)




いよいよ来ました!数値目標。しかし・・・・。

2007-02-24 14:50:54 | Weblog
(Mr.えねっち)様、投稿ありがとうございました。ブログ初心者
なもので、レスの方法がわかりません。
是非お聞きしたいので、以下のアドレスにお会いさせていただく
ことが可能な日も含めてメールいただければ嬉しいです。
murai@sakugen.org
宜しく願いします。

さて、21日(水)の日経新聞の1面トップが
『温暖化ガス削減 学校・病院に数値目標』
「政府方針、対象業種を拡大 金融・飲食にも」
「今夏までに自主計画」

自主計画と言うのが相変わらず“弱い”ところですが、進歩です。
14%減らすには遅きに失した感はぬぐえませんが、やらないよりは
ましです。


ズバリ言えば、1990年度に12億6000万トンだった日本の温暖化ガス
の排出量を、2008年~2012年平均で6%減らさなくてはいけない。
しかし、2005年段階で悲惨なことにマイナス6%どころかプラス8%
と言った状況。

そんな中、製造業や電力業界などのいわゆる「産業エネルギー部門」
は35業種が既に自主目標を設定して、1990年度比で2%減らす成果を
あげているものの、一方、飲食、金融などのサービス業や学校、病院
などのいわゆる「業務部門」はまだまだなので、いよいよ政府も尻に
火がついて「業務部門」の規制に掛かってきたということです。


業務部門のうち、スーパーや百貨店などの小売業は自主行動計画を
掲げてきていたので、今回は通信、飲食業屋パチンコ店などの娯楽
業、研究機関、そして政府・自治体が対象です。

今まで政府・自治体が目標を掲げていなかったこと自体が問題です。

NTTドコモは既に、通話料収入の1%で植樹(ドコモの森作り)をして
いるのはこの流れです。

今春以降、業界ごとに数値目標の調整が始まります。
我々は、まさに「業務部門」のあらゆる現場から電力消費の10%の無駄
を取り続けてきたので、1990年度比6%の削減は全く持って可能と思って
いますが、新聞ではいつものように「急激な削減を求めると、経営や
業務にも大きな影響が出かねない。個別の業界などと数値目標の調整
は難航する可能性がある」で結んでいます。

根拠に乏しい、感覚だけでの捉え方です。いつまでこのようなイメージ
だけの捉え方をし続けるのでしょうか?マスコミの方々は!


最後に、政府も数字の見せ方に全くホスピタリティーを感じません。
「日本は2008~12年平均の排出量を2005年比で1億7900万トン減らす
必要があるのです」これではピンときません。

もし、1トンも減らすことができなければ、排出権をマーケットから
買ってこなくなりません。ロンドン市場で買ってくれば、例えば、今
CO21トン当たり2,000円だから、3,580億円必要になります。4年で見れば
1兆4320億円です。こんなに沢山買っていると値段も上がるでしょう。
2倍になれば3兆円です。4年間で12兆円です。国民の皆さんから税金で
回収させていただかなくてはならなくなります。


このように親切にわかり易く、身近な問題として伝えることこそ大事なの
ではないでしょうか?!

このままでは、まずいです。本当に!


CO2削減は“経営や業務にプラスの大きな影響が出る”例が沢山あるわけ
です。

以下の言葉を噛み締めてください。

『私たちは、“環境に優しいことはお金にもなる”と考えている。
 環境面の改善が、経済面の利潤につながる時代なのだ』

世界最大の企業のひとつ、ゼネラル・エレクトリック社(GE)会長
ジェフリー・インメルト氏の言葉です。

真正面から受けとめてください!


(Mr.削減)



いい加減に目標設定をしましょう!目標なきところ達成なし!

2007-02-18 11:46:47 | Weblog
今日の日経新聞に『排出権取引』についてのわかりやすい
解説が載っていました。

京大の教授は、「企業に対する排出枠の設定が難しいという
課題はありますが、技術革新を促し、環境を守りつつ経済を
発展させるには排出権取引が有効だといえます。」で結んで
いました。

しかし、もう、“排出枠の設定が難しい”と言う時期ではない
気がします。“どうしたら、排出枠の設定ができるか!”を
真剣に議論して決めるデッドラインにきている気がします。
私だけでしょうか????


“技術革新を促し”と言っていますが、具体的に“改良”は
進んでいても、“革新”と言える新たな技術の開発は本当に
日本でなされているのでしょうか?アメリカの方が進んでいる
気がします。なぜなら、アメリカは2030年『水素社会』へ
向けてのロードマップを持っているからです。

GMとフォードが合併したら、環境対応車作りにおいて
トヨタ、ホンダと言えども100%勝てるとは言えなくなります。
もっと言えば、省エネの観点から言うと、この時点において
ヨーロッパの車の多くが日本車を上回っています。


記事を書いた記者のほうも特集の最後を、「排出権取引を拡大
するには“企業への排出枠の割り当てが近道“ですが、企業の
反対は根強く、簡単には導入できないと見られています。」で
結んでいます。


簡単には導入できないわけを全部あげて、全部つぶす時期が来て
入るのではないしょうか?もはや!

まずは、反対している企業から挙げて行きましょう。
キャノンも反対でしょう!既に日本トップクラスの環境対応
を成し遂げ、「これ以上何をやれと言うのですか?」「他にできて
いない企業は沢山あるじゃないですか?」「これ以上、環境対応に
コストを掛けていると世界で戦えません!」声が聞こえてきます。

『環境税』の時の議論と同じです。課税の仕方(公正な課税)が
難しいから見合せ!まさに、CO2削減枠の設定と同じです。

真の原因はそこではないでしょう?今、各企業や事業所が出して
いる温暖化ガスの量が、CO2の量が正確には把握できないから
公正な目標設定ができないだけです。


ならば、国は現状把握(温暖化ガスやCO2の排出量の)ができる
システムやビジネススキームの開発にこそ血眼になり、補助金を
出すべきではないでしょうか?同じように、削減結果であり効果
検証の仕組みにも。

書いているとだんだんと興奮してきます。

もう開発するしかありません。知恵を絞って汗を掻いて!
そして、年内には完成させます。
そして、一刻も早く排出枠の設定に貢献します。
そして、地球環境を守ります。
そして、田舎の里山を子供たちに引き継ぎます!!!!





(Mr.削減)





信貴山で緑の龍に会いました!

2007-02-12 23:44:59 | Weblog
『コピー用紙の裏は使うな! ~コスト削減の真実~』の仕上げの
ために信貴山(奈良県)に篭っていました。先ほど下山し、東京に帰り
着きました。

月曜日の午前2時に一応の校了ということで、興奮して眠れずうとうと
していたら、旅館のヒノキの天井に緑の龍が出てきました。走馬灯の様
でした!

(後で詳しい方に聞いたら、“生駒山の八代龍王”のようです。とっても
 ありがたいことです!)

朝は、信貴山の山頂に登りました。1時間の散歩でした。素晴らしい自然
が残っていました。私が大好きな「里山の原風景」がそこかしこにありま
した。次の世代に確実に残し、引き継がなくてはとの思いを強くしました。


少し、信貴山のことを書きます。1400年の歴史があります。有名なのは
信貴山縁起絵巻です。国宝です。

また、ここを開いたのはあの聖徳太子です。蘇我氏と物部氏が争っていた
時代、聖徳太子が朝敵である物部守屋を討たんと信貴山に来て戦勝を祈願
したところ、天から毘沙門天(ビシャモンテン)が出現して太子に必勝の
秘法を授けたそうです。もちろん勝ちました。


こちらも、帰ってきて毘沙門天を調べたところ、「七福神随一といわれ
いかなる願い事も叶えてやろうという御誓願の持ち主」とありました。

(Mr.削減)はこの毘沙門天に、「今回出す本を通じて、一人でも多くの方に
“コスト削減の真実”を伝えたい!」とお願いをしました。そんなに凄い神様
とは思わずに!


『コピー用紙の裏は使うな!~コスト削減の真実~』の再校に最後の手を加えた
原稿をエコバックに入れて神様の前に供え、500円と1,000円の太っ腹なお賽銭
を添え、2箇所のお寺で気持ち善いくらい思いっきりお願いしてきました。


考えてみたら、ゴアさんは『不都合な真実』、私は『コスト削減の真実』。不思議
なことに同じ『真実』です。変化の激しい時代だからこそ、『真実』のみが価値を
持つのだと思います。

今回の本には、“コスト削減の価値を正しく世の中に伝えたい!”“経営者誰もが
望む「強い組織」を作る素晴らしいコスト削減があることを多くの方に知って
もらいたい!”と言う私だけの思いが詰まっているわけではありません。その
ことに気付いてくれた多くの方々の“熱い思い”がいっぱい詰まっています。


何よりも、編集者の方の思い入れが凄いのです。朝日新聞社の友澤さんという
方の力で、「コスト削減」がきちんと体系だった学問になる一歩手前まできた
気がします。15年の歳月が流れています。


(Mr.削減)には、聖徳太子も毘沙門天も龍神様も付いています。この本は
多くの方々の手に届くでしょう!


印刷が始まったらボチボチ内容を公開します。楽しみに待っていてください。
もちろん、CO2削減にもつながっています!
ご安心ください!


(Mr.削減)



アメリカ本気!確かめに行かなくては!映画じゃなくて・・・・。

2007-02-01 01:11:08 | Weblog
CO2削減に関してアメリカが本気になり始めました!もはや日本は・・・・。

『不都合な真実』を見て、当社の社員が言いました。
「アメリカ本気ですね!」「信念を持った政治家は国を動かすんですね!」


アメリカは政治の国だと言うことを再度強く認識しました。
彼らは間違いなく本気になってCO2を削減してきます。
なぜなら、それがビジネスになる準備が整ったからです。
それも自分達がリードできるかたちで!映画を見て、そう確信しました!


そんな中、以下のニュースがネットに流れていました。


『宇宙空間に浮かべた鏡で太陽光線を反射するという温暖化対策の
 研究を今春に出される国連の報告書に盛り込むよう、米政府が
 提案する。英紙ガーディアンが伝えたもので、試算では太陽光線
 の1%も反射すれば産業革命以来出してきた温室効果ガスの効果
 を十分相殺するという。排出削減を柱にした京都議定書とは反対の
 いかにも米国らしい“プラス志向”?軌道上に打ち上げた巨大な鏡
 で反射するほか光を反射するホコリを大気中に放出するといった
 方法もあるという。
 (中略)
 米国は2001年に京都議定書の枠組みから離脱し、強制的な温室
 効果ガスの削減には反対の立場をとってきた。その一方で石油代替
 エネルギーとしてバイオ・エタノールを推進するなど、新たなビジ
 ネスに結びつく対策には熱心だ。
 SF映画ばりの“宇宙の鏡作戦”も、宇宙産業には大きなチャンスと
 いえる。もっとも、報告書の草稿はこうしたアイデアをあげ、費用
 も他への影響もわからない理論的なものと指摘しているという。  』

アポロ計画で全国民の目を宇宙に向けさせ、その陰で軍事技術を磨き
上げたアメリカです。このようなことをぶち上げておいて一挙に新たな
CO2削減技術を完成させ、世界をリードする可能性はあります。
燃料電池につぎ込んでいる国家予算は日本の20倍近くに達します。
(多分、8,000億円前後です!)


もはや、日本には世界トップクラスの省エネ技術があると言っても、
それはあくまでエネルギーを使うことが前提です。つまり、排出される
CO2の量を減らす技術です。と言うことは、CO2は出ます。一方で、
アメリカは出さない技術を考えており、ヨーロッパは出さない社会を
考えています。


これでは、いずれにしても日本の負けです。
唯一救われるのは、昨日(水曜日)の夜に六本木ヒルズの上映中の映画館が
いっぱいで入れないとの情報が観に行った社員からあったことです。
一昨日の火曜日に行きました。茶髪、若いカップル、どう見ても上から観て
来いといわれた風なサラリーマンではない方々が、21:45開始の最終回に
80名近くいたことに日本が変わるわずかの可能性を感じた翌日に、さらに
もう少しの可能性を気持ちの中で上乗せできました。


3月13日の『コピー用紙の裏は使うな!-コスト削減の真実-』が出版され
3月22日【東京】、29日【大での出版記念セミナーが終わったら、アメリカ
の本気を確かめに行ってきます。ゴアさんに会えれば最高ですが・・・・。
(彼の田舎は見てきます!)
そして、秋には本を出します。CO2削減に関する、アメリカ、ヨーロッパ
日本の考え方とそれをビジネスに結びつけるパワーの違いに関する本に
なりそうです。


やっと、『不都合な真実』を観た(Mr.削減)

日本人はわかっていません。はっきり言います!

2007-01-28 02:09:53 | Weblog
(Mr.削減)は結構怒っています!

1月26日(金)の電気新聞1面に以下の記事を見つけ、読んでしまった
からです。
その内容は・・・・
『エレベーター運転台数削減 省エネ効果なし? 電中研が分析結果』
「オフィスビルのエレベータ運転台数を減らしても全く省エネ効果が
 ないことが、電力中央研究所の研究でわかった。2台あるエレベー
 ターの1台を停止しても電力消費はほとんど変わらないうえに、待ち
 時間の増加によって利用者の便益が損なわれると言う。
 官公庁や企業の一部では、地球温暖化防止を目的にエレベーターを
 止めているが、実効ある対策への見直しが必要と言えそうだ。」

書いていて、だんだんと腹が立ってきました!“蛍光灯2本のうち
1本を間引いても、機種によっては電力消費量はそう変わらない”という
話とは次元が違います。


まず、★時間によっては2台とも止めることを考えるべきです。
今、朝一番で一旦自分の職場のフロアーまで行った後にそんなにフロアー
を上下に移動しますか?お昼休みくらいでしょう!
それに、エレベーターの一斉点検の日のある時間帯に全台止まっても暴動
までは起きていませんよね?


次に、★1台を定時運行すればいいのです。どうしても使いたい人がいる
でしょうから。しかし、そこには(閉)(開)ボタンはありません。
さらに、上下4階の移動での使用は禁止にしましょう。


何で、日本人には原点に戻って2台とも止めると言う発想ができないので
しょうか?

読めば読むほど腹が立ってくる内容です。
研究所の方は、研究者らしいコメントを残しています。腹立ちついでに
書いておきます。


『単に運転台数を減らすだけでは無意味。失った便益のことも考える
 必要がある』
☆失った便益と言うくらいエレベーターに乗ることの価値はあるんで
 しょうか?逆に、階段を上り下りすることでカロリーが消費され
 メタボリックの方の数が減り、医療費の削減になるんではないで
 しょうか?本当に急ぎの時は階段を駆け下り、駆け上がります!


『多くの人が不便を感じる対策は、かえって省エネに逆効果になる』と
 話して、実効ある対策の必要性を強調されたそうです。
☆私が教えます。実効ある対策とは、エレベーターて必要なんだろうか?
 との原点に返って考え直す=「リ・シンク」することです。


ここまできたら言っちゃいます。エレベーターを作るのに使われる
エネルギーの量たるや大変なものです。運搬に際しても大型トレーラー
がCO2を撒き散らしながら運んできます。使われる前も、使われ出して
からも本当に電気をよく喰います。


電中研さんも出すんなら、2台を止めた場合の削減効果(お金とCO2)も
出すべきです。先にも書いた、1台のみをどう使えば無駄な電力消費を
押さえられるのか?(開)(閉)ボタンを押さないことの省エネ効果は?
定時運行した場合の消費電力量はどれくらい減るのか?

頭がいい人たちですから、与えられた課題ではなく、根本に戻って
どうすれば、エレベーターが使えて、無駄な電力消費もなくせるか
を徹底的に考えればいいことなのですが・・・・。


一度電力会社も、エレベーターメーカーも、電中研も、日本中のそれが
1日に消費する電力データこそ出すべきではないのでしょうか?
全台止まればかなりのCO2が削減されると思います。


日本でも、夏場の決められた日に20:00以降極力電気を消す運動があります。
同じようにやったらいいと思いませんか?相当な省電力になり、地球環境
の改善に貢献します。


エレベーターのことを書いていたら、急にエスカレーターのことが目に
浮かんできました。さらに怒りは増します!


*人も乗っていないのに動いているローカル線のエスカレーター。
*東京駅新幹線乗り場改札を抜けた正面にある3メートルに満たない
 異常に短いエスカレーター。
*浜松町のスピードが早いらしい(私はそう感じませんが)エスカレーター
 (エスカレーターの消費電力はスピードの3乗に比例して大きくなります)

最後に、(Mr.削減)がお願いしたいこと。


★エレベーターメーカー様 エレベータの消費電力の表示
             『1回上るのに○○円、下るのに○○円』

★エスカレーターメーカー様エスカレーターの消費電力の表示
             『下から上まで○○円/上から下まで○○円』

★携帯電話メーカー様   平均的な利用者の1年間の電気(充電)代表示
             『毎月○○円、年間で○○○円』

素晴らしい光景が目に浮かびませんか?


★「エレベータでの4階以内の移動に関しては1回20円の電気代が掛かる  
  ので禁止!1階の移動に掛かる電気代は5円、CO2は○グラム発生し
  ます!行く階までの階数を掛けてください。地球を大事に!」

★「このエスカレーターがあなたを上まで運ぶのに電気代にして○○円。
  CO2を○○グラム排出して、かけがえのない地球を痛めつけます!」

★「地球の健康のため、携帯電話の使い過ぎに注意しましょう!」
 (タバコのパッケージに書かれているコピーをイメージしてください!)

誰か教えてください。

今日は疲れました。

以上

(Mr.削減)

該当する方は、『不都合な真実』に急ぎ行かなてはなりません!

2007-01-22 23:36:58 | Weblog
以下のことを知っている方は、映画「不都合な真実」を観る必要は
ありません。そうでない方は、今すぐに観てください。
http://www.futsugou.jp/


コストを削減して(たった500円で)この映画を鑑賞する方法と
観た方の感想、そして、もうひとつのお勧めTV番組を最後に紹介
しておきます。合わせて観てください。明日から行動が変わります!


□1. 米国のすべての家庭が、たった1つの電球を従来型から電球型
    蛍光ランプに取り換えただけでも、○○○万台の自動車を路上
    から一掃するのに匹敵する

□2. テレビが消費するエネルギーの○○%は、電源が入っていない時
    に使われている

□3. 米国の自動車は1キロメートル走るごとに約○○○グラムの
    二酸化炭素を出している

□4. 1リットルのガソリンが燃焼されるために、大気中に○.○キロ
    グラムの二酸化炭素が排出される

□5. 米国人は毎年、○○○○億枚のレジ袋を使う

□6. 米国で使われる100億枚の紙袋を作るために、毎年○○○○万本
    の木が伐採されている

【正解は、最後に書いておきます!】


≪ 最適価格で観る方法 ≫

映画「不都合な真実」が1 /20から公開されますが、以下にあげる
指定の劇場にて指定の日であれば、ワンコインの500円で観ること
ができます。“エコ活動”に積極的に取り組んでいる日本テトラパック
株式会社が支援して実現した企画です。「エコサンデーキャンペーン」
と銘打って展開しています!是非、この機会に利用して見ましょう!


●エコサンデーキャンペーン 開催日●

 2007年1月21日(日)
 2007年1月28日(日)
 2007年2月 4日(日)
 2007年2月11日(日)

●エコサンデーキャンペーン 対象劇場●

 TOHOシネマズ六本木ヒルズ
 TOHOシネマズ川崎
  TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
  ナビオTOHOプレックス
 TOHOシネマズ二条

▼TOHOシネマズ六本木ヒルズ/川崎/名古屋ベイシティ/二条
 ⇒http://www.tohotheater.jp/

▼ナビオTOHOプレックス
 ⇒http://www.toho.co.jp/

*上記日程の中で対象劇場に限ってです!間違いなきように!
 詳細は、TOHOシネマズホームページ⇒www.tohotheater.jp
  を参照下さい。

≪ 早速観た方の感想 ≫

「不都合な真実」を昨日観ました。公開2日目にも関わらず
300人位入る劇場なのに、20人位しかいなくて、非常に感心
の薄さを感じました。
96分の映画の9割以上にわたってアル・ゴアの講演の様子が
収められていまして、事例などは危機感を感じさせる内容で
非常にわかりやすかったです。
1960年代から既にアメリカにおいて調査され、報告されてきた
ものが、あの自由国家のアメリカでさえも潰され続けてきた経緯
も説明されていました。
まだまだ先の話と解釈されてきた、地球温暖化における悪影響が
もう数十年で現実のものになろうとしている現在において
「もう待てない。」という想いで映画化された「不都合な真実」は
まだまだ想いを伝えられずにいるように思いました。
先々週公開された「愛の流刑地」のほうが圧倒的に人が多かった
ように思えたのはショックでした。


≪ 価値ある情報 ≫

“News23地球環境スペシャル”「地球破壊」がまた見られます!
http://www.tbs.co.jp/news23/onair/tokusyu/2007_01/20070116.html1/20
先日放送されて、大きな反響を呼んだ“News23地球環境スペシャル”
「地球破壊」このノーカット版の放送が決定しました!
アル・ゴア氏と市民の皆さんの貴重な対談を全編ご覧いただけます。
お見逃しなく!!


■ 1/27(土)22:00~ NEWS BIRD内
http://www.tbs.co.jp/newsbird/programs/f-programs.htm

■スカパー1:258チャンネル スカパー2:351チャンネル
その他、地域のケーブルTVなどでもご覧いただけます。

□1. 100
□2. 25                                
□3. 280
□4. 2.4
□5.1000
□6.1500

                        (Mr.削減)