CO2削減ドットコム

ローコストオペレーションを追求した結果、地球環境問題に直面した。企業責任とコスト削減の両立を目指すMr.削減のブログ。

なぜ、60万円の「エコキュート」の普及は厳しいの?        絶対におかしい!!

2007-04-27 20:34:43 | Weblog
日経新聞で、「“待ったなし”温暖化対策」なる特集が始まりました。

温暖化対策の注目のシステムとして、空気中の熱を取り込んで
湯を沸かす・・・・・・


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  文の途中ですが、お知らせがあります。

  突然ではございますが、今回の記事からアメーバ ブログに移転致しました。

  本文の続きは、以下のURLをクリック下さい。

   ○移転先URL:http://ameblo.jp/co2sakugen

  より内容を充実させたブログに、生まれ変っています。

  引き続き、『CO2削減ドットコム』を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

   (Mr.削減)
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“地球温暖化防止”が選挙で聞かれません?

2007-04-22 13:43:25 | Weblog
『コピー用紙の裏は使うな!』の勢いが止まりません。
本日、朝日新聞社から第5刷の連絡がありました。
まだ、正直発売1ヶ月です。

このことも嬉しいですが、書評に取り上げられる数の多さと
その中身が“高”(的を射た)評価なのが実は一番の喜びです。
そのことを反映するように、(Mr.削減)のフルネームを
ヤフー検索すると、発売前後ではヒット件数2万件、それが
先週の初めに17万件、そしてななな何と先ほど時点では46万件です。
ネットの世界における情報の波及性は“超”加速度的です!


ところで、昨晩、札幌から帰って来ました。仕事+今年の“ラブアースIN
北海道“の打ち合わせでした。1ヶ月の期間中、5万人の方々がごみ拾いを
中心に自然豊かな北海道のクリーンアップに取り組みます。

(Mr.削減)他会社の“川の清掃とごみ拾いが巧そうな”選抜メンバーは
6月3日(日)すすきのど真ん中を流れる“鴨かも川”に向かいます。
その3日前と2日前に講演が入る予定です。札幌には、環境とビジネスの
両立を勉強している学生サークルが沢山あると聞きました。彼らも参加
対象にしてあげようと思います。


それにしてもCO2削減をめぐるこの数ヶ月の動きには凄まじいものがあり
ました。ここのところ少し落ち着いてきましたが、また、サミットに向けて
色々と動きが出てきそうです。

そんな中、補選・統一地方選挙花盛りですが、“地球温暖化防止”や“持続可能
な社会作り“が公約になったり、争点になっているとは思えません。この問題の
解決のために欠かせないのが“政治的アプローチ”なのにです。この点まだまだ
このあたりの問題は“全く”自治体レベルにまでは“腹落ち”していないなと
強く感じます。あとの2つは『科学技術的なアプローチ』と最後が最も大事な
『私たち自身の意識改革を促すアプローチ』です。このことはこの次あたりに
書きます。


ここまで書いて、いつもの向かいのカフェでふと日経新聞を見たら『石炭発電
CO2排出ゼロ』「日米中など5カ国で開発 年内にも合意 温暖化対策欧州と
競う」との記事が紙面のトップを飾っていました。

あとは、私たち自身の“腹落ち”の問題だけです。しかしこれが一番難しい・・。

(Mr.削減)


その後の、『コピー用紙の裏は使うな!』・・わかりました!

2007-04-15 23:39:34 | Weblog
土・日と関西(神戸)に勉強に行っていました。
ひとつの街を中心にケーキだけで20億円近くを売り上げている
叩き上げの社長のお店の見学と話を聞いてきました。
22名の経営者に混ざって!

いくつかの言葉が大きく(Mr. 削減)の“琴線”に触れました!


★足踏みしている時にこそ、商品や商品戦略を徹底的に改良

☆“商品開発”とは“やさしさ”

★人は能力より素直さ。素直さは“心の栄養を摂る口(くち)”

☆ブランドとは“見えないところに誠意を尽くす”こと

★リーダーに最も必要なものは忍耐。忍耐は最大の才能

☆忍耐とは成功するまでやり続けること

★出会いに乗っかる

★☆人は教えても覚えない(一番触れました!)


とても、太く、素直な(常にお客様の満足だけを考え続けてきたと
言う意味で)実に魅力的な社長でした。

翌日、一緒に見学した20名近くの経営者の方々の前で“コスト削減
の価値”について講演をしました。

そこで、最後に『コピー用紙の裏は使うな!』を配った時に、殆ど
全員の社長さんが題名を見て“ビクッ”と反応され、やおらその場で
ページをめくり始めました。

聞いたところ、8割以上の会社で使っていました。裏紙を!

「心当たりがある以上、思わず手に取るわな・・・・。」
「やっちゃってるもん。気になって買ってしまうよ!」
「え、何でいけないの?!」


要は、普段やっていることなので「なぜ、駄目なの確かめよう」と
思わず手が伸びてしまうのが売れている理由のようです。

ということで、今日はチョットPRをします。

先週の金曜日の時点で

●アマゾン ランクキング
 
 朝日新聞部門  2位
 社会・政治部門 2位
 投資・金融部門 2位
 ビジネス部門  5位
総合     65位  
  
●ブックストア談 浜松町店

 1位 2007年 4月1日(日)~4月7日(土)

●楽天ブックス ランキング

  ○デイリー ビジネス・経済・就職のカテゴリー 

 1位 (金曜日 集計分) 

 ○ウィークリー ビジネス・経済・就職のカテゴリー 

 1位 (直近1週間 集計分)  

 ○デイリー 総合

 38位 (金曜日 集計分) 

 ○ウィークリー 総合

 23位 (直近1週間 集計分)
  
以下に、購入者や関係者の声も拾っておきます。

●楽天での購入者の声
○内容:まさに「目から鱗」という感じでしょうか。
    良かれと思われていることが、逆に余計なコストを
    発生させているとは思いませんでした。
    ぜひご一読をお薦めします。


●Yahooブックスでの「みんなの書店」店長レビュー
○内容:私自身コスト管理・コスト削減の大切さは分かっている
    つもりですが、どうしても出費はかさんでしまいます。
    この本は従来の考え方を覆す面白い発想で書かれた本です。


●個人ブログでの声【1】
○内容:コスト削減と聞くと、「会社が苦しくなってからするもの」
    「そんなことをすると現場が暗くなる」というネガティブな
    意見や、「自分のところは徹底し行っているのでこれ以上は
    無理」という思い込みによる発言が多いようです。

    コスト削減は、何となくやっているだけでは効果が薄いだけ
    でなく、職場の雰囲気を悪くして業績を余計に悪化させて
    しまいます。

    この本では、コスト削減のセオリーと手順が具体的に述べ
    られています。経費項目ごとのデータの徹底的な洗い出し
    経費項目ごとの自社のコスト削減情況の把握、削減可能性
    マップの作成、削減目標と期日の設定プロジェクトの立ち
    上げ

    電気代や光熱費がこんなに減らせるとは驚きです。浮いた
    お金は純利益ですから、売上げに換算すると何十倍もの
    金額になります。

    特に感心したのがコピー代の削減で、無駄なプリントを
    放置して、裏紙を使っているのは確かに本末転倒ですね。


●個人ブログでの声【2】
○内容:今日の夕刊の一面に「コピー用紙の裏は使うな!」という
    本の広告が出ていました。キャッチコピーには「コスト削減
    にも、やっていいこと、悪いことがある。あなたの会社は
    間違っていませんか。」とあります。

    なかなか面白そうですが,しかしいきなり買うのも危険な
    気がして、とりあえずamazon.co.jpでレビューを読んで
    みました。

    いろんな方がいろいろな感想を書いていますが、要約すれば
    「裏紙を使うことに必死になる前に、裏紙が生じないように
    しなさい。」「一歩間違うと逆の結果になるよ。」という
    ような内容みたいです。

    うーむ,買って読むほどのことではないかな。たまたま俺は
    2/13(火)のブログで同じような話を書いていますし。

    ところで。新聞の広告によると、この本の著者が「コスト削減
    総合研究所社長 村井哲之」となっていました。「コスト削減
    総合研究所ってなんだよバーカ」と心の中で毒づいていたの
    ですが!
    

    ググってみたら,本当にコスト削減総合研究所というのがある
    みたいでびっくりしました。心の中でバーカって毒づいてしま
    ってすみません。バカは俺の方でした。
    


《このブログに対するコメント》

    裏紙の使用して意味あるのは一点のみ⇒環境保護。コストで
    言うと、裏紙はつまりやすいため、印刷エラーがおきやすい。
    その為、ミス印刷で使用したトナーやインク代の方が紙代より
    高い。保存したときに表面をみて捨ててしまうことがある。
    外部に出す書類を作っているときに裏紙が入っているとすり
    なおし管理するのが面倒。

    大企業や役所で暇な人がいて、細かいコストを気にせず、イメ
    ージアップすることが重要な場所でやって欲しい。うちみたい
    な中小企業でやっているのは意味ない!


●個人ブログ
○内容:タイトルに惹かれて思わず購入してしまいました。現在熟読中
    です。


それでは今週はこれにて

ただいま、6月の本の原稿のためにGWは無くなることが決定しました。
今から、新たに始まる電子メディア向けブログの原稿も作ります。
いつ寝たら善いのでしょうか????
誰か教えてください!


“春眠、暁を覚えず”になりたい!

(Mr.削減)



温暖化防止より松坂大輔!?花より団子の日本人

2007-04-08 22:51:31 | Weblog
地球温暖化防止より松坂大輔?まだまだ日本は・・・・。


6日の金曜日の夕刊に始まって、7日(土)の朝刊では新聞
各紙とも、1面のトップもしくはそれに準ずる扱いでIPCC
(国連の気候変動に関する政府間パネル)の報告が採択された
ことを大きく伝えていました。

詳細は省きますが、要は世界110カ国が地球規模での温暖化の影響
を認め、国際社会が共通の土俵で議論を進める体制がひとまず
整ったことが大きな成果でした。


一方、環境重視の欧州が、温暖化対策に慎重な米国や中国に押し
切られ、温暖化の影響を予測した数値は大幅に縮小・削除されました。
例えば、

□平均気温の上昇幅が2~3度を超えれば水不足が深刻化
  10~32億人に被害が及ぶ⇒米中が反発⇒数億人に修正

□平均気温の上昇幅が2~3度を超えれば農作物の収穫が
  減少、最大1億2千万人に飢餓リスクが生じる⇒米中が
  反発⇒削除

相変わらずの米国です。そんな中、同じく土曜日の日経には
IPPCの解説記事の下に小さく『安保理でも温暖化検討』
とありました。「安保理」とは、国際社会の平和と安全への
脅威に関る議題を扱うところです。これは凄いことです。
ここでも米国は疑念を表明しましたが、安保理議長国の英国に
押し切られたとのことです。


私には、米国は反発や常に疑念を表明する姿勢を表では見せながら
世界を油断させておいて、一方で世界が堰を切って地球温暖化防止
に走り始めた時点でこの分野をリードしているポジションを作ろう
としているとしか思えません。まさに、“ポーズ”です。

その“ポーズ”を最も真に受けて安心しているのが日本ではないで
しょうか?一方、その“ポーズ”を最も疑って着かず離れず注意深く
じっと見ているのが中国のような気がします。

なぜなら、今回、金曜日の日経新聞夕刊の早版のトップはIPCC
の記事でした。松坂投手が大リーグで記念すべき1勝を挙げた時点で
その記事は全面的に差し替えられました。幸せな国です。悲しくなる
くらい。


まさに、“温暖化、危機感に温度差”です。国の間でも、国民の間でも!

この記事を見た後に、新聞と『コピー用紙の裏は使うな』を持って奈良の
信貴山に登って来ました。以前、初稿の原稿を持って行き、出来上がったら
多くの方々に読まれることをお願いし、その願いが叶いつつあるお礼です。


桜が満開の中、標高400メートルの頂上までを行き帰りする途中、多くの
方とすれ違いまし。大人たちよりの子供たちの方がすれ違うときに礼儀
正しく“こんにちは”(山では当然のルール)と挨拶をするのです。
一方で挨拶も出来ない大人たちがそこには沢山いました。(都内のマン
ションに住んでいますが、40~50歳代の大人は殆ど挨拶が出来ません。
こちらが挨拶したら“びくっ”とされます。)


「今の子供たちは礼儀がなっていない!」と言う方が沢山います。私は
そうは思いません。映画「不都合な真実」には若い人が沢山いました。
学生サークルには都内だけで環境問題に真正面から取り組んでいる所が
100近くあると聞いています。


もはや、地球環境問題から逃げ切った大人の世代にこの国の行く末を
任せるのではなく、思い切って若い世代、これから負の遺産を背負い
つつ解決していく世代に様々なこれからのこの国の方向と判断を任せる
べきだと本気で思いました。


なぜなら、今の大人の世代に「経済は環境の一部でしかない」と言った
ところで、それは40、50年間『天動説』を信じてきた人に、『地動説』
を信じろと言うようなものだからです。

早く日本に、“日本を世界にとって真に美しい国に創り変える”ことを
ミッションとする『持続可能な社会創造省』と言う新たな省庁が出来る
ことを心から望みます。そこに40歳代の大臣が誕生する。そのためには
命を捧げても善いと思う今日この頃の(Mr.削減)でした。

それにしても、信貴山の麓の露天風呂から眺める桜は最高でした!


さあ、次なる本の執筆開始です!!

(Mr.削減)にとっての“美しい日本”の原風景は“里山”です。
“里山”復活のその日まで書き続けます!


(Mr.削減)

我、日本のガリレオ・ガリレイたらんとす!

2007-04-01 10:40:39 | Weblog
シンポジウムに500名以上の方々が・・・・

22日(木)東京、29日(木)大阪での出版記念シンポジウム
が終わりました。結構“ホッ”としています。


なにぶん参加いただいた先生方がそれぞれの分野のオピニオン
リーダーであり、大きな発言力を持った方々だったからです。
参加者も、単なる500人ではなく、地球のために何かをしなく
ては!との目的意識を持った方々が大半でした。熱かったです!

今回、2回のパネルディスカッションを通じて自分なりに今の
地球環境問題を解決するためのキーワードが見つかりました。


それは、神津カンナさんが言っていた以下の言葉です。
『 not in my back yard 』
日本語に訳すと“必要であることは分かるが、自分の庭では嫌だ”
となります。


この解決方法は、「違う立場の人々が、その立場を維持したまま
同じミッションの元に集う」と言う21世紀型の問題解決の方法を
皆が実践することです。


同じミッションとは、言うまでもなく『地球温暖化防止』です。
この解決には、人類全ての人々の立場を超えた協働が不可欠です。

そのために、私であり会社は、愛知元環境庁長官が言われるところの
『階』(キザハシ)になろうと決心しました。
『階』とは、様々な立場の人々の出会いと協働を助ける存在です。

『階』、そては、“自らと他を結ぶもの”
『階』、それは、“高い次元の世界につなげるもの”

地球人類の“佳き未来”に向けた『階』になること、いうなれば
国際社会にむけての日本の本来あるべき姿の実現を新たな“志”
のひとつに加えました。


「地球温暖化防止に対する価値観や立場の違いを解決できるのは
地球環境問題解決の『階』たらんとする思いであり、“自然との共生”
を旨とする伝統的な感性をもった日本人だ!」との愛知元長官の話に
全面的に賛同します。

いずれにしても、“環境とは経済の一部”という≪天動説≫の時代は
終わりつつあります。個人も、企業も、国も、人類全てが地球上で生活
や活動を続けていくためには、“環境こそ経済の一部”という≪地動説≫
の時代に入ったとの認識をまず日本人全員がもつことです。

コペルニクスやガリレオは既に世界中に現れています。彼らを牢獄に
追いやることなく、まずは日本のガリレオとして“コスト削減教”の
布教活動を通じて、CO2削減、地球温暖化防止に“志”を高く、行動は
一歩一歩確実に常に前進あるのみの姿勢で取り組みます。


(Mr.削減)