最近はあまりきれいに眠れなくなってきました。
それは加齢と運動不足、変化のない生活など考えれば思い当たる節は沢山あります。
寝つきや睡眠時間、寝起きの状態など以前に比べてどれも低下しています。
よくない理由はわかっていながらも家選びに気持ちを全振りしているので、現状に甘んじています。
そういえば、ちょっと前に遺伝子検査受けた結果にそんなのがあったよなと思い出し見返してみました。
私が受けたのはネットで販売している検査キットを購入して唾液を採取し、送るものです。
[GeneLife Genesis2.0 Plus]というタイプです。
アプリを登録しておくと、結果がスマホから見られます。
【体質】9項目
《志向性/行動》《能力》《性別》《体型・体格》《骨・関節・皮膚》《目・耳・鼻・口》《血液・免疫》《栄養素》《その他》
【疾患リスク】15項目
《感染症》《性別》《循環器》《呼吸器》《消化器》《神経系》《内分泌》《泌尿器》《骨・関節・皮膚》《血液・免疫》《目・耳・鼻・口》《がんのリスク》《七大生活習慣病》《その他》《COVID-19》があります。
それぞれの項目の中に10〜20くらいの具体的な小項目があり「高い」「標準」「低い」などの三段階のうちのどれかが判定されています。
ふーんとかえっ?とかほぅー色々面白く見られます。
個性的な遺伝子でもないので普通な結果が多いのですが、それでも「高い」「やや高い」「標準」の中で「高い」という項目もあります。
例えば【体質】の《志向性/行動》という項目の中の[コーヒーの消費量]では「高い傾向」でした。
その詳細を見るとこうなっています。
パーセンテージから見ると、まぁまぁコーヒー飲む方の模様です。
た・確かに・・・よく飲む。
遺伝的な傾向があるんだ・・・
しかもその次の項目の[カフェインによる不安の感じやすさ]も「感じやすい傾向」と出ています。
あまり飲まない方がいいのですね。
などなど興味深い項目がいろいろあります。
中古戸建の家が決まらなくて焦っているのも遺伝子のせい、コーヒーのせいであります。
あと[夜型傾向]という項目もあり、私は「夜型傾向」「やや夜型傾向」「標準」の三段階のうち「夜型傾向」でした。
やはり・・・
ですよねー。
説明の中に「この項目の学術的根拠の論文によりますと、夜型傾向と判定される方は夜遅くに寝る傾向はあるものの、朝起きる時間は他の人と変わらず、日中に眠そうにしている傾向があるようです。」とあります。
そりゃそーでしょう。
仕事があるから何時に寝たとしても朝は起きないといけないですから。
とツッコミを入れつつ見ています。
《その他》の[アルコール代謝]ではアルコールをアルデヒドに「ほとんど分解できないタイプ」で、はいその通りでございます、という感じです。
さらに[アルコール代謝2]では、そのアルデヒドを無害化するべく分解するらしいのですが、それはもはや「判定不能」!
ないんですかね。
《血液・免疫》の[血液中のフィブリノーゲン濃度]では「高い」「やや高い」「標準」「やや低い」「低い」の5段階のうち、「低い」でその根拠となる遺伝子型について延々と書かれていますが「お、おう」という感じで全然わかりません。
血液中の何かの濃度については、ズラーっとありますが、読み解けていません。
何だその項目は?というものもあり、色々楽しめます。
全然思い当たらない意外な疾病リスクもあったりします。
【疾患リスク】の項目で《泌尿器》の[小児ネフローゼ症候群]のリスクが「高い傾向」にあり、私のパーセンテージが9.9%で、かなり上位にいるようです。
他の何かの遺伝子が打ち消したのか私自身も子ども達も小児ネフローゼ症候群にはなりませんでしたが、泌尿器系や腎臓はあまり強くはなさそうです。
身体の特徴から嗜好から何から、唾液だけでかなり私の特徴が正確に捉えられていて驚くばかりです。
とまぁ、世の中知らないことだらけであることよ、と無知の自分を改めて思い知る今日この頃です。