~ 瀬戸内海の島巡り・瀬戸内国際芸術祭(7日目) ~
[ 日時 ] 4月18日 (木)
[ 天気 ] 晴
[ 交通手段 ] フェリー、徒歩、バス
[ まわった場所 ] 男木島 、 大島
[ 見た作品の番号 ]
≪ 男木島 ≫
【042】 【045】2枚
【057】 【056】 【055】
【054】 【044】2枚
【046】2枚 【053】
【049】 【050】 【047】 【051】写真なし 【052】写真なし
【048】 【043】
≪ 大島 ≫
【087・088・089】写真なし 【090】4枚
[ まわった場所と時間 ]
《 男木島 》
高松の宿 → 高松港(8:00) → (フェリー) → 男木島(8:40)
男木島の探索(【042】【057】【045】【056】【055】【054】【044】【046】【053】【049】【050】【047】【051】【052】【048】【043】)(8:40~13:00)
男木島(13:00) → (フェリー) → 高松港(13:40)
《 大島 》
高松港(13:55) → (フェリー) → 大島(14:20) → 大島の探索(こえび隊ツアー・【087・088・089】【090】)(14:20~16:15)
大島(16:15)→ (フェリー) → 高松港(16:40) → (リムジンバス) → 高松空港 → (飛行機) → 羽田空港 → 帰宅
〈 旅メモ(7日目) 〉
島巡り最終日!今日は男木島と大島に行く。
《 男木島 》
はじめは男木島。昨日と同じで朝8時に出発のフェリー。女木島の先に男木島がある。
男木島は坂が多い島。
島に住んでいるお年寄りは「オンバ」という乳母車を持っている人がいる。
カラフルで個性的なオンバがあり、それが芸術祭の作品として展示されている。
男木島に行ったことがないから漠然としたイメージしかわかなかったけど、オンバは見てみたいと思っていた。
フェリーで男木島に到着すると、島の玄関口にいきなり作品。
【042:男木島の魂】
案内所になっている。周りの水に建物が反射したり、日がさすと建物の影も特徴的な感じ。
集落は坂が多く、作品(【光の家】【wallalley】)が色々な場所で見ることができる。
船板を利用して作られた壁もある。特徴のある集落。まわっていて面白い(^_^)
【057:光の家】
地味にいろいろな場所にある。(写真では右斜め上)
【045:路地壁画プロジェクト wallalley】
家の壁の一部がこうなってるだけでも、雰囲気が違う。
船板の壁
【56:昭和40年会 男木学校】
楽しんで作ってるのが思いうかぶ作品。
【55:TEAM男気】
とまっている船しか見れなかったけど、これが海を走ってるところ見てみたかった。
【54:歩く方舟】
シュールな作品(^_^;)こうゆうの思いつくのがほんと凄いと思う(^_^;)
途中にえらい沢山猫がいたりもした。猫が多い島なのかな。
【44:時の廊下】
圧巻!一つのものはインパクトが少なくても、数が沢山そろうとインパクトが大きい。
【46:オンバ・ファクトリー】
男木島で見てみたかった場所。カラフルな個性的なオンバが展示されている。
オンバ持っているおばあちゃんの写真の展示もされていた。
その写真見ていると、こうゆうオンバがあることはすごく意味のあることなんだって思えた。
【53:AIR DIVER】
これもの凄く面白い!
話聞いてわかったけど、オブジェもただ並んでるだけじゃなくて意味がある並びになっている。こうゆうことなかなか思いつかない気がする。
昼は円でタコ定食を食べる。
限定のうどんとかもあってそれを食べたかったけど、そっちは売り切れ(-_-)でも、タコ定美味しかった(^_^)
タコ定食
【49:SEA VINE】
これも凄い!精巧すぎる作品。
【50:オルガン】
音とか文字とか、見落としちゃいそうだけど色々と細かい部分でも楽しめる作品。
【51:記憶のボトル】
みんなの思い出が一つ一つボトルに詰まっている。細かく中を見ると面白い。
【52:漆の家】
漆って赤色だけじゃないんだ、と思った。
【47:うつしみず】
受付の人が凄く親切だった。作品は上からつるされて凄いバランスで水平になっている。
家の屋根の高さも違うから、それで水平に保てるようにバランスを考えるのは大変だと思う。
【48:タイム・チューブ】
雨とかでぬれたとき本こうなるな、と思った(^_^;)
【43:あたりまえと当たり前と】
フェリー乗り場の近くにある。
男木島は自分の中でだけど「凄い」って思う作品が特に多かった気がした。
集落に「細かい作品」がちょくちょくあったり、集落自体にも独特の特徴があったりして楽しかった(^_^)
男木島からフェリーで高松港に戻り、その後は大島に向かう。
《 大島 》
大島に向かうフェリーは国が運営する官用船。
当日、事前に高松港総合インフォメーションセンターに行き、乗船整理券をもらうと官用船に乗ることができる。
大島はハンセン病回復者の療養施設の一つ。
ハンセン病はかつて誤った知識から、国からも人権を抑圧するような政策が行われていた。
偏見や差別を受けて強制隔離をされたりしていた。
ハンセン病は長い間、誤った理解がされ苦しんできた過去がある。
島に着くとこえび隊(ボランティアサポーター)がツアー形式で案内をしてくれる。
その後は官用船が高松港に戻る時間まで、一部の場所を自由行動で探索することができる。
自由行動の時に偶然島にいる人と話をする機会があった。
自分と同じで芸術祭で大島に来ていた人が「国が間違っていた。もう少し早くわかっていればよかったのに」と話していた。
大島に来ていろいろ感じることはあったけど、国だけじゃなく自分達が間違っていたのだと思わされた。
ハンセン病は言葉では何度も聞いていたことがあったけど、細かいことについては知らないことばかりだった。
ただ、知らないことで人事でいいことじゃないと思わされた。
知らないことは世の中に沢山あると思う。学生の時に学んでいても、なかなか覚えていなかったりする。
けど、旅で、映画で、本で、ニュースで、、、発信されることが全部正しいことばかりではないのかもしれないけど、
いろんな媒体から考えさせられることがあると、自分が凄く無知だと感じる時がよくある。
ただ知ることや考えることに遅いはないのかもしれない。大島では本当に色々なことを考えさせられた。
大島には芸術祭の作品の展示もされている。
【87.88.89:[つながりの家]カフェ・シヨル / 資料展示室 / 海のこだま】
【90:青空の水族館】
大島から官用船で高松港に戻る。
行きたかった島は一通りまわりきることができた。
後は高松空港から飛行機で帰るだけ。
高松空港で飛行機に乗ると、小豆島で話した旅人さんが偶然前の席にいて驚いた!
どの島まわってきたか話していた。最後まで面白い旅だった。
飛行機は時間通りに出発。羽田空港に無事つけて、旅終了。
≪ 最後に芸術祭をまわって感じたこと ≫
ゆっくりはできなかったけど初めて行った島ばかりだったし、芸術祭はとてもいい機会だった。
芸術祭の作品は「島の生活や歴史と関連しているもの」や「島の人が協力して作っているもの」がとても多かった気がした。
だからこそ、島の人は「芸術祭の作品」をとても大切にしている印象を受けた。
自分は芸術とかアートにうといし知識もないけど、島の人・生活・歴史等、、、「それぞれの島で、その島の特徴的な作品」が沢山あった。
作品をつうじて島の人と話す機会があったり、島の歴史や島の生活を小さいながらも感じることができた気がした。
芸術とかアートは自分の中で「少し難しそうなもの」という区切りを勝手にしていたけど、区切りはないんだと思った。
「凄い」と思うのは綺麗な作品というよりも、アイディアに驚かされるものだった!
アイディアとか思いつく発想が凄いな、と自分の中で思う作品が凄く多かった気がした。
「島」も「作品」も楽しめた旅だった(^_^)