お茶のお稽古

2012-06-26 23:13:30 | 茶道
お茶のお稽古では、新しく学ぶことがたくさんあります。

お点前だけではなく、
美しい日本語など。

今日のお稽古は唐物点て。

唐物は中国大陸から渡ってきた焼き物で、
当時とても貴重なものだった。

その貴重な唐物でお客様に楽しい時間を過ごしていただく、
とても素敵なおもてなし。

普段のお稽古とは異なり、
詳しいことは書かないけれど、色々いつもとは違うことをしなければならない。

さて、詳しいことを書くのは大変なので、
今日学んだことを。


茶杓の銘を聞かれた時、普段のお稽古ではその月々や季節に合った名前を適当につける。
→お茶をやったことない人には、よく分からない話でごめんなさいね。

唐物では、季節感のない名前をつける。

よく使われる銘の中に<常盤(ときわ)>がある。
が。。。常盤はどんな意味か調べないまま来てしまったので、
今日少し調べた。

意味は、

永遠に一つの性状を保ち続け変化しない岩石の意。「とこ(常)いわ(磐)」が約された語。転じて、永久不断に変わらないこと、またそのさまをいう。松、杉などの葉が1年を通じて色を変えないことをいい、そのような常緑樹を「常磐木(ときわぎ)」という。同義語に「常磐堅磐(ときわかきわ)」があり、かたい岩石の意を表す「かきわ」は、「かた(堅)いわ(磐)」の約「かちわ」が、「ときわ」に引かれて誤ったものである。

である。

床には、

<慶雲>という文字がかかっていた。

<慶雲>とは、

めでたいことの起こる前兆とされる雲。瑞雲(ずいうん)。

という意味だ。

お茶のお稽古では、自分が興味を持たないと、
何事もなかったように過ぎていく新しいコトが多い。

少しだけ興味を持ってみて、
調べてみると、
より、興味が広がる。

深いぞ。。。。大変だ。

ちなみに、今日先生が読んでいたのは

「和漢朗詠集」。。。

知識がないと一歩奥の面白さに気付けない。
まだまだ学ぶことは多いようです。
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