贅沢なおやつ。 京都緑寿庵の金平糖

2012-07-16 17:40:10 | 茶道
去年お茶のお稽古の茶箱で食べた紫蘇味の金平糖。
京都緑寿庵清水の金平糖です。
日本で唯一の金平糖専門店です。

茶箱は



勝手に画像使っちゃいましたが、
こんな風になっています。

箱の中に、いつもよりは若干小さめの道具が納まるというシステムです。

旅行や野点の時などに使うものです。

そのなかにふりだしと呼ばれるちいさな壷みたいなのがあります。
蓋がついていて、その中には金平糖や豆菓子を入れます。

写真で言うと、左上の茶碗、横の筒、その横のぷっくりとした形のやつがそうです。

話が脱線してしまいましたが、
茶箱の時にいただいた紫蘇味の金平糖が衝撃的で、
忘れられず、先生にどこの金平糖かをお聞きして、
1年考えた後、今年 どっさりと手に入れました。

金平糖は何で出来ているか知っていますか?

実は核となる部分、最近のお菓子はざらめを使っていることが多いのですが、
本来はもち米(イラ粉)を使用するのです。

そこに蜜をかけていくと出来るのです。
ということで、本当の金平糖は口に入れても全て溶けません。
最後の方はちょっと粉っぽくなります。

とにかくおいしかったので、
紫蘇の金平糖を買おうと思ったら、



こんな風に茶道専用のものになりました。
詳細は長くなりますのではしょりますが。。。

最近はケーキ屋さんでも初めてのところでは必ずショートケーキを買います。

金平糖も一番無難な砂糖のやつを食べたいと思ったのですが、
コレが、簡単な小袋では売ってない。

結局普通の5色入り(味は一緒)の金平糖を食べるには、



コレを買わなきゃいけないこととなりました。

これは、ボンボニエール。(ボンボン(砂糖菓子)を入れる小箱)

ボンボニエールという言葉は聞いたことはあったけれど、頭の隅にも残ってませんでしたが、
今度こそ何か頭に刻み込まれました。
その後たまたま出かけた図書館で皇室のボンボニエールという本に目が行きました。

いつも見ている棚だったのに、印象にも残っていなかったタイトルです。
不思議なものですね。

いままでの金平糖は砂糖だけなのでぺろぺろとなめてしまっていたところですが、
今回の金平糖はなめてしまうと中がもち米なのでぱさぱさしてしまいます。

カリッとやるのが、おいしい食べ方です。

長くなりましたが、贅沢でおいしい金平糖のお話でした。

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