皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリストこと、ITコーディネータの元村憲一です。
「おっ!何か役立つまたは、面白そうな事が書いてありそうだ」と思われたら、是非読者登録してください。
ブログの第39回目は、このブログの本題になっている GEITについてを、16歳で単身ニューヨーク留学・IT起業、世界を飛び回るビジネスコンサルタントの石川恵理香さんとの対談動画によって、「1日5分のIT経営講座」としてお伝えして行く続きです。
動画の23回目は、GEITの重要性に気付くと原点回帰が起こる? についてです。
昨日お伝えしたように、ユーザ企業に経営企画部門だけが残って、どんどん技術において行かれる状況となり、ITを武器として利活用できなくなりつつあります。
この様な状況になると提案依頼書(RFP)すら良いものが出来なくなり、結果として良い提案を受けられない、かつ外への依存度が更に高まります。
当然、現状を表すモデルを書いたり、保守したりできる人材もいなくなってしまうため、ソフトウェアを作る側とのコミュニケーションギャップが大きくなります。
やっと全部外へ出していてはダメだと気づいて、要件定義までは自社で作成可能とするために、切出していた情報子会社を社内組織に呼び戻す動きもあります。
しかし大企業では、人事制度・評価制度との関係で難しい面があるようです。
2~3年では、プロとして育成が難しく、長く専門家としてIS(情報システム)部門に留まる傾向が強いため、好きでないと務まらないと思われがちです。
打開策として、IPAの情報システムユーザースキル標準(UISS)を上手く自社向けに活用して、キャリアパスを見えるようにする事が有効です。
本当は、全社を知るには持って来いの部門だと思いますし、良い面を強調して、ここで一人前になればどの部門でもやって行ける基礎が出来ると理解してもらうのが良いと考えます。
以前にもお伝えしたように、全体の流れは多くの国際標準やフレームワーク、例えばITコーディネータのプロセスガイドラインなどがあるので、勉強する環境は非常に整っていると思います。
最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。
皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。
これからのブログの成長に、どうぞご期待ください。
この記事を、気に入ってくださった方は、クリックをお願いいたします。
【資格】
・ITコーディネータ
・公認情報システム監査人
Certified Information Systems Auditor (CISA)
・公認情報セキュリティマネージャ
Certified Information Security Manager (CISM)
・公認ITガバナンス専門家
Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT)
・Certified in Risk and Information Systems Control (CRISC)
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■公式ブログ
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2~3年では、プロとして育成が難しく、長く専門家としてIS(情報システム)部門に留まる傾向が強いため、好きでないと務まらないと思われがちです。
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