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祝快挙! ノーベル物理学賞

2014-10-08 19:19:04 | 時事
皆さま、GEIT(Governance of Enterprise Information Technology)のエバンジェリスト事、ITコーディネータの元村憲一です。

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ブログの第248回目は、ビックニュースが飛び込んできた、ノーベル賞受賞についてです。


既に世界中の皆さんが、ご存知のビックニュースです!

スウェーデン王立科学アカデミーは、昨日10月7日に、2014年のノーベル物理学賞を、実用的な青色発光ダイオード(LED)を開発した以下の3名に授与すると発表しました。

 ・赤崎 勇 名城大教授(85)
 ・天野 浩 名古屋大教授(54)
 ・中村 修二 米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)


日本人のノーベル賞の受賞は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の開発により、2012年に医学生理学賞を受賞した、山中伸弥京都大教授以来です。

また、物理学賞は、2008年に以下の3名が、「素粒子物理学と核物理学における自発的対称性の破れの発見」(南部氏)、「クォークが自然界に少なくとも三世代以上あることを予言する、対称性の破れの起源の発見」(小林氏と益川氏)で、受賞して以来6年ぶりです。

 ・南部 陽一郎 米シカゴ大名誉教授
 ・小林 誠高 エネルギー加速器研究機構名誉教授
 ・益川 敏英 名古屋大特別教授


これで、日本人のノーベル賞の受賞者は、米国籍の南部陽一郎米シカゴ大名誉教授を含めて、合計22名となりました。

ノーベル物理学賞だけを見ると、10名です。

この分野での、日本人の底力を感じます。


授賞理由は、「高輝度で、省エネルギーの白色光を可能にした効率的な青色LEDの開発」となっています。

ノーベル賞の選考委員会は、以下の点を高く評価しています。

 ・3人の発明は革命的
 ・世界の電力消費の4分の1が照明に使われる中、LEDが社会に広く普及する基礎を築いた
 ・地球環境の保護、資源の節約に大きく貢献した
 ・電力の供給を受けにくい環境にある、世界の15億人の生活の質を高める大きな可能性を秘めている


そして、「人類のより良い生活につながる発明に賞を与える」とした、アルフレッド・ノーベル氏の思いに正に合致すると称えられています。


LEDは、1960年代にまず赤色が開発されて、次に黄緑色が開発され、電気機器の動作表示ランプなどに応用されていました。

しかし、発光に高いエネルギーが必要な青色の実現は非常に困難で、開発が遅れていました。

1970年代に、炭化ケイ素系半導体で青色LEDが作られましたが、暗くて実用的ではありませんでした。

次に、青色LEDの実現を目指した研究で主流となったのは、結晶が作りやすいセレン化亜鉛系でしたが、これも実用になりませんでした。

このため、あらゆる色の光を作り出せる「光の3原色」が揃わず、20世紀中の実現は不可能とまで言われていました。


しかし、当時松下電器産業(現パナソニック)東京研究所に在籍していた赤崎氏は、1973年に、性能がはるかに優れた窒化ガリウム系の青色LEDの開発を始めました。

そして、名古屋大工学部教授に転身した後、1989年に、天野氏らと同系の青色LED開発に世界で初めて成功しました。

更に、製品化に向けた技術開発は、日亜化学工業株式会社に在籍していた中村氏が先行して、1993年に青色LEDの量産技術を開発した事で、各方面でLED実用化に向けた動きが一気に加速しました。

また、赤崎氏の技術は、豊田合成株式会社によって、1995年に製品化されています。


こうした経緯により、青色LEDは急速に普及しました。


人類にとっての明かりは、火を燃やす、焚火・松明・ロウソク・ランプから、電気での明かり、電球・蛍光灯と進化して、21世紀は、LED照明の時代です。

LED照明の長所と短所を挙げてみます。

・長所

 1. 光源が長寿命
 2. 点灯消灯を繰り返しても寿命に影響がない
 3. 消費電力が少ない
 4. 紫外線・赤外線の放出が極めて微量
 5. チラつきがない(直流電流を使用するため)
 6. 目に優しい
 7. 極寒地でも点灯可能
 8. 点灯中の発熱が少ない

・欠点

 1. 重量が重い
 2. 部分的に暗く感じる(指向性があり、均一に光を放射できない)
 3. 照射角度が狭い(120°~170°位)
 4. 照度を上げようと消費電力をあげると寿命が縮む
 5. 製造過程で色温度にばらつきが生じやすい
 6. 高温に弱い(換気が充分でない環境で使うと寿命が縮む)
 7. 発光部品よりも電子部品が大きく故障に影響を及ぼす可能性がある
 8. 雪がレンズについた場合融けにくい
 9. 結露に弱い


欠点が多いように感じられますが、特性を知って上手に使えば問題ありません。



3人が開発した青色発光ダイオード(LED)は、LED照明の普及による省エネ化への貢献に止まらず、ITの世界や電力制御など、さまざまな技術分野で、これからの世界を変える可能性を秘めています。

既に赤崎氏らは、窒化ガリウム系半導体で、青色レーザーも開発しています。

この技術を発展させた青紫色レーザーによって、光ディスク(ブルーレイ)が実用化されました。

波長の短い青い光は、少ない面積で大量の情報を読み書きできるため、青色LEDの技術を発展させた青紫色レーザーを使うブルーレイディスク(BD)は、赤色レーザーを用いるCDやDVDに比べて、以下の様に記憶容量が飛躍的に増加しています。

 ・CD :700MB
 ・DVD:4.7GB(片面一層)、8.5GB(片面二層)
 ・BD :25GB(片面一層)、50GB(片面二層)


最近良く見かける物として、小型で高性能のプロジェクターなどへの応用も進んでいます。

また、電気自動車や次世代送電網(スマートグリッド)など、大電力を制御する電子デバイスとしても有望視されていて、省エネルギー、低炭素化社会の実現に向けた鍵と言われています。



話が変わって、今回ノーベル賞を受賞した、米カリフォルニア大の中村修二教授は、企業内研究者の成果は社員、企業のどちらに属するのかという知的財産の訴訟でも有名です。

現行の特許法では、職務上の発明での特許権は、開発した社員のものになるのが原則で、企業側に権利を譲渡した場合に対価を受け取る事が出来ます。

中村氏が、企業側に対価を求めて提訴した事が、特許法改正に向けた議論の原点となり、政府は2013年6月に、知的財産戦略の方向性を示す知的財産政策に関する以下の基本方針を閣議決定しています。

 ・企業の社員が発明した職務発明について、特許権の帰属を社員側から企業に移す事を検討する



ノーベル賞の授賞式は、12月10日にストックホルムで行われる予定です。

人類への貢献に相応しい、晴れの大舞台が待っています。

おめでとうございます。 心からお祝い申し上げます \(^^)/



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大型台風上陸、東京は台風一過

2014-10-06 19:33:56 | 時事
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ブログの第246回目は、昨日から本日にかけて本州に対して猛威を振るった台風についてです。


今年は、台風の上陸が多いですね (*_*;

しかも、10月になって? と思っていたら、10月に上陸するのは2009年以来5年振りだそうです。


大型で強い台風の18号は、本日(6日)8時頃に静岡県の浜松市付近に上陸して、日本列島に沿って進み、関東地方を直撃しました。

私の住む東京は、朝の通勤ラッシュ時に、徐々に雨脚が強まって、交通機関のダイヤが大幅に乱れました。


運悪く早朝からでなく、10時からと言う丁度いけない時間帯からの打ち合わせが都内であったため、余裕を見て8時頃から出かけましたが、ダイヤの大幅遅延で到着はギリギリの時間になってしまいました。

普段の2倍近い時間が、かかった事になります (+o+)

もう通勤ラッシュは、一波去った後の時間帯のはずでしたが、列車の本数が少ないせいか、車内はかなりの混雑でした。


駅からは大した距離もなく、少ししか歩いていないのに、到着した時には、腰から下が相当濡れていました。

それでも、最悪のタイミングは避けられて、東京23区を台風が通過している昼前頃には、ビルの中にいたため、猛烈な風雨からは逃れる事ができました。


台風が去って午後からは晴れ間が広がり、台風一過で気温もぐんぐん上昇して、汗ばむ陽気になりました。

靴の中と靴下が、相当濡れた状態のままでしたので、上昇した気温の中を歩くと足が蒸れて、嫌な気分を味わう破目になってしまいました。


台風一過となっても、一旦乱れてしまった首都圏の交通機関のダイヤは、そう簡単にスッキリとは復活しません。

帰宅時の通勤時間帯になっても、列車遅延や運転見合わせとダイヤの乱れは続いています。

特に長距離を結ぶ路線は、その何処か一部がダメだと全てに影響が及ぶため、長時間に亘ってダイヤ乱れが起こります。


今回の台風でも、全国で死者・行方不明者が発生してしまっています。

自然の猛威の前では、人類の科学技術はまだまだ無力です。

いつの日かは、どんな大型台風でも、サラッと受け流せるような夢の世界がやって来るのでしょうか?



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御嶽山噴火!自然の驚異

2014-09-29 19:10:39 | 時事
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ブログの第239回目は、各報道でも大きく取り上げられている御嶽山での火山噴火の災害についてです。


長野県と岐阜県の県境にある御嶽山(おんたけさん)、標高3,067mが、27日11時53分に噴火しました。

秋の紅葉での登山シーズンだったため、山頂付近には多くの登山者がいて、突然の噴火で、死者と重軽傷者多数を出してしまう、大きな被害となってしまいました。

火山災害で犠牲者が出たのは、1993年に発生した長崎県雲仙普賢岳の火砕流災害以来だそうです。


まず、この度の被害に際し、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

今は被害が、最小であります事と、負傷者と行方不明の方が無事下山されます事を心よりお祈り申し上げます。


火山列島で地震国の日本は、活火山と考えられている山が110山もあって、全世界の7%にもあたるそうです。

全世界の62番目で、約0.25%しか国土面積を持たない日本が、活火山だけは全世界の7%とは、いかに凄い火山国かが解ります。


国内の活火山の中で、24時間の観測体制を執っている火山は、47山あって、今回噴火した御嶽山は、その中でも活動が活発とされる23火山に含まれているそうです。

近年の登山ブームに乗って、47火山に含まれる富士山に、2年前まで6年程連続で登山していた私としては、改めて大自然の驚異を再認識させられると共に、登山時の覚悟を考えさせられました。


気象庁の火山噴火予知連絡会は、今回の噴火は、火山灰にマグマに由来する物質が含まれていないため、マグマの熱で地下水が沸騰して爆発する水蒸気爆発と判断したそうです。

水蒸気爆発は、マグマの上昇を示す地殻変動なしに突発的に発生するため、予知が難しいようです。


世界で一番事例も多く、研究の進んでいるはずの日本ですが、火山の噴火や地震に対する予知(前兆現象を捉える事)は、困難な状況が続いています。

大自然の驚異の前に、人類の科学力がまだまだ及ばいない事を示しています。

観測体制への予算等も少ないようなので、国や自治体がリスクに対する施策を早急に整えれくれる事と、何より研究者の方の、これからの健闘に期待しています。



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大雨の被害

2014-09-25 18:19:12 | 時事
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ブログの第235回目は、またも豪雨による災害についてです。


今朝一番に飛び込んできたニュースで、「名古屋市営地下鉄東山線名古屋駅大雨で冠水」とありました。

第205回のブログにも書きましたが、地球温暖化の影響でしょうか? 観測史上初と報道される、異常な集中豪雨による河川の氾濫や土砂災害、冠水などが各地で起きています。


詳細や写真などは、以下のサイトを参照ください。


YAHOO!ニュース

毎日新聞ニュース



見てお分かりの通り、線路や駅構内が相当酷く水浸し状態です。


つい先月の8/22~8/23に、ITコーディネータ仲間と運営している組織、ITC武蔵野の2014年8月度学習会で、名古屋への学習会ツアーをしたばかりでした。

写真のこの場所は、ツアー中に通った場所だけに、被害をより身近に感じます。


高層ビルの掘削工事が原因か? と書かれていますが、地下は、排水の設計がされていても、想定された許容量を超えると被害が大きくなってしまいますね。


何回かブログにも書いていますが、今年の豪雨はかなりの異常事態です。

これ程水害の多かった年は、記憶にありません。

近年ゲリラ豪雨と言われている気候が、この先も増幅して続いて行くのなら、地球規模で異変が起こってきている悪い予感がすると言うのは、考えすぎでしょうか?


経済産業省も、「平成26年8月豪雨による災害に係る追加の被災中小企業者対策を講じます(セーフティネット保証4号の指定)」の発動を以下のURLで、公開しています。

セーフティネット保証4号


・セーフティネット保証4号とは

中小企業信用保険法第2条第5項第4号に基づき、突発的な災害等により相当数の中小企業者の事業活動に著しい支障が生じている地域を指定し、当該地域において、売上高等が減少している中小企業者が、一般保証とは別枠(無担保8千万円、最大2億8千万円)の保証(借入額の100%を保証)が利用可能となる制度です。

これを見ても、今年は被害が多かった事が分かります。



今回の豪雨は、台風16号から変わった温帯低気圧が日本列島の北側を進んだ影響で、各地で激しい雷雨となったようです。

まだまだ遠くですが、次の台風17号も発生して、日本列島に向かってくると予想されています。

遠洋だからと気を弛めずに、次の台風の動きに要注意です。


厳しい残暑がなく涼しくなったのは、ありがたいのですが、この豪雨での水害は、これから先も心配です。

皆さん、集中豪雨での冠水や万が一の河川の氾濫や土砂災害に、十分お気を付けください。



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集中豪雨

2014-08-26 17:18:52 | 時事
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ブログの第205回目は、各地で発生している集中豪雨による災害についてです。


地球温暖化の影響でしょうか? 観測史上初と報道される、異常な集中豪雨による河川の氾濫や土砂災害が、各地で起きています。

皆さまの所は、いかがでしょうか?

まず、この度の被害に際し、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

今は被害が、最小であります事と、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。



梅雨の時にお伝えしましたが、各地で集中豪雨の被害が大きかったような印象を持っていた割には、地域によって梅雨時の降水量に偏りが大きいのが特徴だったそうです。

梅雨の期間の降水量は、近畿や東海で、平年より少なく、関東甲信地方では平年より多くなっている所が多かったと言う事です。


近年の梅雨は、それほど雨足の強くない雨が、長期に亘って続くと言う特徴が当てはまりません。

特に今年は、大気が不安定な日が多く、いきなりの大雨や東京では、雹が積るほど降ったりしました。


そして、夏の終わりになって、台風が来た訳でもないのに、また各地でこの集中豪雨です。

一言で地球温暖化の影響と片付けられない何か? 日本全体の気象が変わって行くように思えています。


関東地方は、早くも秋雨か? と思わせるような曇りや雨空が続いています。

秋雨とは異なって、夜と昼の温度差が少なく、夜は熱帯夜で暑く、昼は気温は低めで、猛暑日にはならないものの、連日非常に蒸し暑いです (*_*;


今後の予報では、今月(8月)の終わり頃までは、雲の広がりやすい天気が続き、9月になると北から、移動性高気圧に覆われて、晴天が戻るそうです。

ただし、湿った空気や台風の影響を受けやすく、関東などでは雨が多いと予想されています。


春頃予想されていたエルニーニョ現象が発生して、梅雨明けが平年より遅れて、冷夏になると言うのは、なくなりました。

秋にエルニーニョ現象が、発生する可能性が高いとされていましたが、これもないようです。


気象庁の地球環境・海洋部から、7月の実況と8月以降のエルニーニョ監視速報が、以下の様に発表されています。

 ・7月は、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続いている

 ・今後の見通しは、秋から冬にかけてエルニーニョ現象が発生する可能性は、これまでの予測よりも小さくなり、平常の状態が続く可能性と同程度となった



一時の酷暑は過ぎ去ったとは言え、まだまだ油断せずに、暑さに注意が必要です。

更に、集中豪雨や万が一の河川の氾濫や土砂災害にも、備えなければなりませんね。



最後まで、お付き合いくださいまして、ありがとうございます。

次回以降も、本題のGEITの話題を中心に、ISACAが発行している資格などについても順次お伝えして行きます。

ただし、ISACAの資料は、著作権の管理が非常に厳しいため、全引用とかはほぼ不可能となっています。

表現を変えたり、かみ砕いた言葉などで説明して行く予定です。


皆さまからの、ご意見・ご感想をお待ちしております。

これからのブログの成長に、どうぞご期待ください。


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