つい最近までは綺麗に花を咲かせていたツワブキも
今週に入ってからの雪で・・・
(今年度の読み聞かせの活動は出来ないだろう・・・)
私だけではなく、メンバーさんは皆諦めモードだったと
思いますが、先生方から
「行事も中止になり、給食の時間の会話も禁止。
楽しみが無い学校生活で子どもたちが可哀相」
といった声があがり、10月末から活動が始まりました。
ですが、やはり実施回数が少ないわけで・・・
年度末に実施していた「お話会」も中止なので、子どもたちに向けて
お勧めの絵本を紹介したチラシを配布することになりました。
メンバーさんにはアンケート用紙を配布し、冬休み明けに
提出していただくことになっていますが、低学年・中学年
高学年用と分けて作らなくてはいけないので、大変そうです(^_^;)
私からのお勧めの絵本は・・・
📖 低学年
もぐらバス
偕成社
佐藤雅彦+うちの ますみ
想像すればするほどウキウキ楽しい絵本。
地面の下はどうなっているのかな?
ぶつくさモンクターレさん
PHP研究書
サトシン 作
西村敏雄 絵
モンクターレさんは、みちにも やまにも かわにも
ぶつくさ ぶつくさ・・・・・・
まちにいって、ようふくやにも ぼうしやにも くつやにも
ぶつくさ ぶつくさ・・・・・・
いつでも どこでも もんくばっかり!
📖 中学年
ムーサンのたび
ポプラ社
いとうひろし 作・絵
小さなクモは、ある時期がくると新天地を求め
空を飛んで旅立ちます。
迷いながらも自分の居場所を探すムーサン。
ちゃんと自分で決められるでしょうか?
りんご畑の九月
新日本出版社
後藤竜二 文
長谷川知子 絵
九月、甘ずっぱいにおいでむせかえるようなりんご畑に
出没したりんごどろぼう。
ガードマンをかってでたのに、おにいちゃんはちっとも
見まわりをしない。
腰になげなわといういでたちで、ぼくはどろぼう退治に
立ち上がった・・・・・・!
📖 高学年
魔女と森の友だち
理論社
湯本香樹実 文
ささめやゆき え
できるかどうかはわからない。でも、やってみるよ。
ひとりぼっちの魔女がみつけた心のたからもの。
友だちってなんだろう・・・・・・?
こびん
風濤社
松田奈那子 作・絵
女の子からあずかった、たいせつなもの。
波にゆられてたどりついたのは見たこともない世界。
出会った人から、あずかった返事とともにひろい海を
ひろい世界をこびんは波にゆられて行きます。
言葉は通じなくとも、想いはつながって行く・・・・・・
世界をめぐるこびんの物語。
私が今まで読み聞かせた本の中から選ぶとしたら
この6冊でしょうか。
番外編~大人の方にお勧めの絵本・・・↓
かさじぞう
童心社
松谷みよ子 文
黒井健 絵
初めてお世話係をした年の説明会で読んだ絵本。
子どものいない貧しいじいとばあが寄り添って暮らす物語。
どうして昔話には子どものいないおじいさんとおばあさんが
登場するのだろう・・・?
モチモチの木のように、どうして母のいない子どもを描いた作品が
多いのだろう?
松谷さんが巻末でおっしゃったように、寒かろうと言って
じいが傘を被せた地蔵は、亡くした子どもの姿だったのかも
知れません。