ぼちぼち。

愛するわんこ達と過ごす笑ったり泣いたり怒ったりの日々を
私らしく『ぼちぼち。』と綴っていきたいと思っています。

おじいちゃん、ありがとう。

2007-03-27 01:00:33 | きもち。
3月24日にみわんこ。の父方の祖父が天国へ旅立ちました。

ずっと入院はしていたけど体調は安定していたんです。
でも急に血圧が下がってきて、そのまま眠るように天国へ。。。

みわんこ。の中のおじいちゃんはいつもニコニコ笑っている。

みわんこ。の父上は高知県出身。1人で大阪へ出てきたので身内は皆高知に居る。

だからみわんこ。の子供の頃の夏休みの思い出は家族で高知へ帰省した事が大半を占める。
それはみわんこ。にとって初めてづくしだった。

家族で車に乗ってフェリーや瀬戸大橋での帰省もあったが
子供だけで飛行機に乗って帰省もしたよ。

山奥に行ってとってもとってもキレイな清流で川遊びをしたこと。
そこで豚汁やカレーを食べた。おいしかったなぁ
おじいちゃんは川の深い所にヤクルトを投げ入れた。
それをみわんこ。たち孫が我先に取って来ようと必死になって潜った。

川遊びの行きか帰りかは忘れたけれどうどんを食べようと店に入ったら
そこのうどんがめちゃくちゃ不味くて(子供でも不味いとわかる程ひどかった)
爪楊枝の先にうどんの汁をつけて紙ナプキンに
【うどんがまずいです】と書いておいて行ったこと・・・ヒドイ子供だ

ドライブ中に大歩危小歩危の祖谷(←いやと読む)渓谷でトイレ休憩。
清流からの気持ちいい風に当たったり、お土産やさんをひやかしたりした。

ある日はぶどう狩りに行ってぶどうを食べまくり口も手もベタベタ(笑)
その後は併設されていた大きなジャンボプールで水遊びをした。

川遊びの帰りに海にも寄った。濡れた水着に又着替える時、キャーキャー言ったなぁ。

探険気分の鍾乳洞はとってもワクワクした。
営業してるの?って思う位さびれた小さな遊園地の今にも壊れそうなぷちジェットコースターにも乗った。

坂本竜馬の大きな像のある桂浜にも連れて行ってもらった。
早起きをして美味しい魚がいっぱいの朝市にも行った。

いとこの学校に連れて行ってもらったりもした。
よさこい祭りの迫力とかっこよさに感動して鳴子も買ってもらった。
高知城にも入ったよ。
あのひんやりとした漆黒の床の上を、急な木製の階段を
昔の殿様やお姫様、お侍さん達も歩いたのかな・・・。

山の斜面にあるおじいちゃんの家。
家を出て階段を下りてすぐ目の前の砂利の駐車場で花火をした。

ネコのミルさんと追いかけっこをした。
みわんこ。家はインコや文鳥しか居なかった為、ネコちゃんとの生活は
とっても新鮮で不思議で嬉しかった。
ワンコのメリーとアイコは最初怖かったけど、だんだん仲良くなった。
あのね、セミを食べるんだよ・・・
虫取りから戻ってきた近所の幼馴染みがね、セミを地面に置くと
メリーやアイコが食べるの・・・
ゲゲッッ

って思ったんだけど、栄養になるんかな?とも思った。
そしてオエッて律儀に羽だけ出すんだよ~!!衝撃的だったなぁ。

おじいちゃんがハブ酒を作る所を見せてくれた。
怖いもの見たさの孫たちが集まって見てたんだけど
一升瓶の中にハブを入れてからお酒(水?)をどんどん入れていく。
するとハブが溺れて苦しんで瓶の中でのたうちまわるんだ・・・
今にも瓶の口から飛び出してきそうでめちゃくちゃ怖かった。。。
あのハブ酒は今どこにあるんだろう?

みわんこ。の茗荷デビューも高知でだった。
そうめんの薬味にごまと一緒に出てきた。
その頃はちょっと苦手で無理して食べていたんだけど、
今ではとっても大好きになり、しょっちゅう食べるようになった。

手先が器用なおじいちゃん。
家から斜面を少し上がった作業場で竹篭などを上手に作っていた。
妹は草鞋のぞうりを作ってもらって履いていた。

まだまだ書ききれない位、高知での思い出はいっぱい。
その中でおじいちゃんはいつも笑っていた。
ホッペが少し赤い、笑うと目が無くなるおじいちゃん。

今回は急だった事とみわんこ。の仕事が多忙なのと最近の多忙さで
少し体調が良くなかったのとが重なり、高知へ飛べずに
お通夜も告別式にも行けなかった。

直接お別れが言えなかったのはとても残念。
ごめんね、おじいちゃん。

おじいちゃんが天国へ旅立った日からお線香を1本追加した。

少しでも早く天国に慣れてね。
そしておばあちゃんや皆の事、見守ってね。

告別式の今日。午後1時。
時間に合わせて会社の屋上へ上り、空に向かって手を合わせた。
方角が解らなかったからもしかしたら高知の方向へはお尻を向けてたかもしれない。
でも、気持ちはいっぱい送ったから、勘弁してね、おじいちゃん。
思い出いっぱい、ありがとう。
ゆっくり休んでね。


昨年から立て続けにみわんこ。の周りで大切な存在が旅立った。
のんちゃんから始まり、
みわんこ。の母方のおじいちゃん(86歳)、ダンナの父方のおばあちゃん(90歳)
そしてみわんこ。の父方のおじいちゃん(91歳)・・・。

みんな長生きしてくれて、ありがとう。

ダンナの母方のおばあちゃん、みわんこ。の父方と母方のおばあちゃん。
3人はまだまだ元気です。
これからも元気で居て欲しいなぁ。

天国で皆で守って下さい。


ずっと、これからも忘れません。。。










最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そう。。 (ゆうのまま)
2007-03-28 00:48:21
悲しいことが続いたのね。
空の上からは大勢の人がみわんこ。さんを
見守ってくれてるね。
いつか、あっちに行くときがきたら
賑やかなんだろうなあ、みわんこ。さんちは。
おじいちゃんが安らかであります様に。
返信する
祈り (Apimama)
2007-03-28 09:12:47
そうだったのか・・・
大好きなおじいちゃんが旅立ったのね。
悲しかったね。
いつかは必ず命あるものは旅立っていく、
そう思って頭ではわかっても体がついていかなかったりね。
みわんこ。さんはたくさんの思い出を持ってる、
それがこれからのたからものであ、
生きていく糧になるね。

どうか天国で安らかに眠ってくださいと
私も心からご冥福をお祈りします。
返信する
ありがとうございます。 (みわんこ。)
2007-03-30 01:27:47
>ゆうのままさま。
ままの仰るとおり、悲しい事が続いたんですが
向こうでも見守ってくれる存在が沢山居るので心強いです。
魂はひとつの旅を終えて天国へ帰るんだと聞かされました。
みんな、旅には終着があるって。ちゃんとゴールがあるんだって。
だからよい旅にしなければ。
向こうでもいい思い出のあるよい人生(旅)でしたって自慢出来るように。

ままたちやワンコニャンコたちに逢えたのも自慢出来る事の一番ですね♪

そうそう、コッチの世界でもアッチの世界でも
賑やかなんですよね~(笑)


>Apimamaさま。
本当に思い出がいっぱいです。
思い出は本当に宝物ですよね。
色んなパワーに変わっていって、心の栄養になって
しかも色褪せないし、減らないし。

みわんこ。は幸せモンです。

Apimamaさん、優しくて心強いメッセージ、ありがとうございます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。